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先日モーターサイクルナビゲーターでは、「ETC2輪車ツーリングプラン」の話題をお届けしたばかり。

関連記事; 「ETC二輪車ツーリングプラン」高速乗り放題のお得な使い方まとめ

こちらは昨年まで首都圏に限れれていた策定エリアが、2018年4月から中京圏・関西・九州にも拡大されるというお話でした。

これは、地域振興や2輪需要を拡大させる目的で実施されるプランなので、2輪限定のプランだというのも特長なんですよね。

実は2輪限定でないものであれば、他にも高速を複数日乗り降りできるプランというのが、全国的にいくつかあるのをご存知でしょうか。

そうしたものの中で今回は、先述の記事でお伝えしたETC二輪車ツーリングプランではカバーされていない、福島(会津若松・福島飯能・相馬)以北の東北地域。

東北6県をカバーする「2018東北観光フリーパス」についてご紹介していきます。

これは、2輪でも使えるETC高速周遊プランで、期間限定で3日間定額で高速乗り降り自由になるプラン。

なんと高速料金だけでなく、宿泊施設や地域の特典やサービスも盛り込まれるのがうれしいところです。

そろそろこの夏のツーリング先の予約も埋まり始める時期。

これを知らなかったら損ですよ、きっと。

3つのプランで自在な計画を

別稿でお伝えした今年のETC二輪車ツーリングプランでは東北地方も、会津若松・福島飯能そして相馬へと足を延ばせるようになりました。

でも「もう少し足を延ばして日本三景の奥松原や秋田の能代、あるいは十和田湖周辺を走ってみたい。」というライダーもいらっしゃることでしょう。

また、そもそも関東を起点としない東北6県のライダーには、このETC二輪車ツーリングプランも縁遠いものだったりしますよね。

そこで、今回ご紹介するのが、NEXCO東日本がドラ割として実施されている「2018東北観光フリーパス」です。

このプランでは、東北を南北に分けた「南東北周遊プラン」と「北東北周遊プラン」。

それにこの2プランをまとめて東北6県すべてを網羅した「東北6県周遊プラン」の3つのプランが用意されています。

これはETCでの走行を限定としたもので、2輪車も軽自動車料金ながら、東北3県ないし6県の高速道路を期間限定で最大3日間乗り放題で利用できるというお得なプランです。

では、この「東北観光フリーパス」の3つのプランを一つ一つ見ていきましょう。

南東北周遊プラン

まず、東北の南側を周遊できるようにした、「南東北周遊プラン」。

そのエリアはこちらです。

これは福島県・山形県・宮城県の3県の高速道路が定額で2日間~最大3日間乗り降り自由となります。

もし、この記事をご覧になって、車で家族をお連れになって、という方のために普通車料金も載せておきますね。

料金は次の通り。

ご利用期間 普通車 軽自動車
(二輪含む)
2日間
(週末)
6,000円 4,500円
3日間
(全日)
7,500円 6,000円

 

いかがでしょうか?

単に往復だけではなく、定額で複数日乗り降り自由なので、これはかなりいろいろな観光スポットを回りながら距離を延ばせるのではないでしょうか。

さらに、プランの中では高速道路だけでなく、宿泊施設、レジャー施設・美術館・博物館・飲食店などの優待施設が3県ごとに設定されています。

※利用可能な施設やサービスの内容が、季節によって変更されるので、申し込み前に下記の施設紹介をご参考になさってくださいね。

各々のリンクを開くと、さらに詳しくお得な情報も入手することができます。

優待サービスのご利用に際しては、各施設でこのプランの「申し込み完了メールを印刷したもの」または「申し込みメールの携帯画面」を掲示するだけでOK。

観光名所めぐりに加え、こうした施設の利用で、ツーリングプランも立てやすくなりますよね。

!ご利用上の注意

ただ、注意が必要なのは、利用できる期間があることです。

特に2日間利用と3日間利用では利用できる日の指定が違うので、先に利用可能日をご案内しますね。

南関東周遊プラン2日利用の指定日はこちら

南東北周遊プラン3日利用の利用可能日はこちら

申し込みサイトでは、まず2日間利用なのか3日間利用なのかを選択するようになっています。

ご覧のように、2日間利用は主に週末利用を対象としたものですね。

なので、「休みを取って思い切り距離を走りたい」というライダーには、利用指定日を選びやすい3日間利用がおすすめです。

申し込みサイト入力に際しては、ETCカード番号が必要なのであらかじめご用意されるといいでしょう。

さすがに冬は厳しいですが、この中から連続する選んで、申し込みサイトに必要事項を入力して予約完了です。

!エリア外からの走行・サービス適応範囲について

「一度乗ってきた高速出口で降りて、エリアの起点となっている高速入口ゲートからもう一度入りなおさないと、サービスが適応にならないのではないか?」

と、よく心配されるわけですが、この件についてはNEXCO東日本に電話で確認をしました。

それによると、連続走行が可能で、いったん白河ICで降りてまた入りなおす必要はないんだそうです。

例えば東北道を「浦和」から入ってこのエリア最北の「若柳金城」まで行ったとします。

この場合は下の方の様に、

浦和⇔白河ICまでは、軽自動車等のETC一般料金3,430円(片道)。

「南東北プラン」の起点は白河ICです。

それ以降はそのまま走っていれば、浦和⇔白河IC間は上記料金、エリア内は自動的に複数日定額料金(4,500~6,000円)になるということでした。

表示だけは正規金額になる

ただ、このプランを利用しても、料金所や車載器の表示はETCの正規金額(二輪は軽自動車等)で表示されるとのこと。

それでもちゃんとカード請求時には、一般料金とエリア定額料金とに分けて、まとめて請求されるので心配する必要はないそうです。

深夜・早朝・休日等の割引は併用不可

また、このプランを利用した際、早朝・深夜その他の割引は併用して適用にならないというのも注意が必要な点です。

つまり頑張って深夜早朝割引目当てにそうした時間から走行をしても、エリア外はETC普通料金、エリア内はプランの定額料金になります。

お間違えの無いようにご認識ください。

プランを利用しない方が安くなることも?

さらに注意が必要なのは、短い区間での利用や時間帯によっては、このプランを利用しない方が安くなる場合があることです。

これに関しては、お申し込み前に、NEXCOの「高速料金・ルート検索」で確認されることをお勧めします。

ひとまずこうした注意点をご理解いただき、ベストな形でこのプランをツーリングにお役立ていただければと幸いです。

こちらの「南東北周遊プラン」、お申し込みはこちらです。

ちなみに、関東からETC二輪車ツーリングプランと併用してこのプランを利用できないか気になっている人もいるのではないでしょうか?。

この件についてもNEXCO東日本に聞いていますが、2プランの併用可否については後程詳しくお伝えしていきます。(お楽しみに)

北東北周遊プラン

こちらはさらに北のエリアを対象とするプランで、仙台以北の東北地方にお住まいのライダーに有利なプランですね。

また、後述します「東北6県周遊プラン」の内容に重複する部分がありますので、関東からの方もご参考にしていただければと思います。

利用の方法は基本的に「南東北周遊プラン」と一緒ですが内容についてまとめますね。

まず、適応エリアは下記の通り。

こちらは仙台以北、青森までを対象としたプランです。

これなら、松原の景色を眺めるもよし、十和田・奥入瀬も周れますね。

料金は次の通りです。

ご利用期間 普通車 軽自動車
(二輪含む)
2日間
(週末)
7,000円 5,500円
3日間
(全日)
8,500円 7,000円

 

それぞれ、「南東北周遊プラン」より1000円高い設定ですが、見どころ満載の北東北4県。

大きく回って元をとりましょう。

利用可能日も南東北周遊プランと同じ日程で、こちらも2日間用と3日間用の日程があります。

スマホの方はいちいちスクロールも面倒だと思うので、もう一度下にご案内しておきます。

「南東北周遊プラン」では、周辺施設の優待があるわけですが、もちろんこの「北東北周遊プラン」でも同じように優待が受けられます。

対象となるのは下記リンクの通り。

※利用可能な施設やサービスの内容が、季節によって変更されるので、申し込み前に下記のリンクをご参考になさってください。

宮城県の優待施設

秋田県の優待施設

岩手県の優待施設

青森県の優待施設

ちょっと見ただけでも、レストランやホテルの割引、ところによっては粗品の進呈までありますよ。

これはかな充実した内容だと言えるのではないでしょうか。

ご利用上の注意については「南東北周遊プラン」と同じです。

青い空、バリッとした緑の風景、そしておいしいもの。

なんだかこう書いているだけで、行きたくなってしまいました。

「北東北周遊プラン」、お申し込みはこちらです。

東北6県周遊プラン

こちらは先述の2プランのエリアをまとめた、東北6県の高速道路等が対象となります。

もちろん東北のライダーにも相当有利なプランなわけですが、関東から3日間でこちらも周ろうという人にも検討されるべきプランだと思います。

東北6県周遊プラン、エリアはこちらです。

東北6県、これだけのエリアが網羅された内容。

2日や3日で回り切れるか心配ですが、うまく使えばお得なのは間違いなしですね。

「料金の方は南北の合算?」

いえいえ、それではバイクでも1万円越えになるわけですが、見てください。

ご利用期間 普通車 軽自動車
(二輪含む)
2日間
(週末)
7,500円 6,000円
3日間
(全日)
10,500円 8,000円

いかがでしょう?

東北6県を3日間使っても1万円以内!

これはお得ですよね。

こちらも利用可能日は南北のプランと変わりありません。

同じように一応ご案内しておきますね。

こちらでも、優待施設が用意されていて、南北のプランでご紹介した6県の施設すべてでサービスが受けられます。

ご利用上の注意、こちらも南東北周遊プランでご案内したものと同じです。

エリアや、通常料金との比較をされたうえ旅程を選んでお申し込みください。

文学あり、歴史あり、うまいものありで言うことなしのツーリング?

「東北6県周遊プラン」、お申し込みはこちらです。

ETC二輪車ツーリングプランとの併用は可能?

ちょうど今年は8月に一関でバイクラブフォーラムが行われる予定。

そのほかにもいろいろと復興支援ツーリングも企画され、ツーリング先として注目される東北地方。

「南東北周遊プラン」あるいは「東北6県周遊プラン」の場合、関東圏からの利用を考える方も多いのではないでしょうか。

そこで気になってくるのが、「ETC二輪車ツーリングプランとの併用ができないのか?」ということだと思います。


(↑ETC二輪車ツーリングプラン・首都圏コース)

ETC二輪車ツーリングプランの「東北道・常磐道・磐越道コース」は最大3日間,5,000円で利用可能なコース。

このプランだけでも、会津若松・福島飯能、そして相馬までは行くことができます。

ご案内の様に、東北観光フリーパスの東北道最南起点は「白河IC」、常磐道は「いわき勿来(なこそ)」でしたね。

ですからこの起点が「ETC二輪車ツーリングプラン」のコース内にあり、両コースには重複区間があるわけです。

何とかこの区間の料金を安く抑えるために、両プランを併用したいわけですが、そもそも併用が可能なのでしょうか。

この辺りを、NEXCO東日本に伺ってみました。

電話をすると、「社内でも確認する」ということで、質問から明けて翌日お電話をいただき…。

結論としては「併用OK!」とのことです。

基本的に2つのプランはともNEXCO東日本が提供している「ドラぷら」というサービスに属するもので、これを2コース予約することになります。

ただ予約の際、「ドラぷら申し込みコース内に重複区間があります」といった趣旨のアラートが出るそうです。

しかしこれは無視して大丈夫で、「ETC二輪車ツーリングプラン」と「東北観光フリーパス」の隣接区間に関しては併用することができるそうです。

料金的に区間を連続走行可能で、請求時にそれぞれの区間、それぞれのプランの料金で請求されるということでした。

つまり東北道、常磐道を使って、ETC二輪車ツーリングプラン+東北周遊プラン=5,000円+の6,000(東北6県周遊プランの場合は8,000円)。

ちなみに、例えば浦和⇔若柳金城間で軽自動車等のETC通常料金は6,930円、浦和⇔青森ならば11,000円、これは片道ですよ!

なので、両プランを併用し、3日間乗り降り自由でこの定額料金は、圧倒的にお得だというのがお分かりいただけると思います

これなら宿泊先の宿のレベルをもうワンランク上げたり、お土産も奮発できるかもしれませんよね。

ひとまず、「ETC二輪車ツーリングプラン」のお申し込み先もこちらにご案内しておきましょう。(※受付サイトオープンは2018年4月25日15時~)

「善は急げ」と言いますが、特に宿泊施設を利用する場合は早目のご予約が吉です。

東北ツーリングの名所5選! ランキングまとめ!(記事はこちら)

まとめ

実は筆者は中学校の修学旅行先が東北でした。

宮沢賢治や金色堂、そして松島の島巡りなどなど。

文学や歴史豊かな東北の明媚な風光が今でも忘れらません。

しかし、そんな美しい東北も大きな地震によって、いまだ癒されない傷を負っています。

筆者は震災数日後に、かつての仕事で膨大な数の方々が星になった現場にお手伝いに行ったのですが、傷ついたその光景も忘れることはできません。

東北にはたくさんの風があります。

人の優しさであったり、緑や空の美しさ、あるいは土地ならではの味であったり。

都会にはないそれらに触れようとするとき、ライダーならその土地の風を感じながら旅をすることができます。

もちろん復興だけが東北ではありませんが、バイクで東北の風を求めて走ることが、現地を勇気づけることにもなると聞きました。

意外に勇気づけたいなと思って行くと、逆にいろいろな力をもらったりするのも、東北の凄いところ。

皆さんもお得な「2018東北観光フリーパス」を有効に利用して、あたらしい東北の風を感じに行きませんか?




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