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9月に入り、筆者はドイツ・ケルンで行われるINTERMOTO 2018にまつわる情報から、目が離せない状況が続いています。

そんな中、海外の自動車情報サイト「RUSH LANE」が、SUZUKIの次期GIXXER(ジクサー)300のものとされるスパイ映像を公開しました。

情報の発信源はどうやら中国系サイトだということなのですが、次期KATANAの登場を待って欧米サイトを注視していただけに、これは不覚を取られました。

今回はこの映像を見ながら、今後激戦が予想される250㏄ストリートスポーツの市場に、このバイクがどう斬り込んでくるのかを考えて行きます。

チラ見せに妄想膨らむ

記事によると、これは中国企業のHaojueが新型のHJ300として発売を予定しているモデルだということです。

Haojueはスズキの中国パートナーで、GW250やGSX-250RそしてV-Strom 250も製造していることで知られる会社。

このHJ300は近い将来、GSX-S300としても販売される見込みで、日本においては次期GIXXER250として展開されるものと考えられています。

今回リークした新型の映像1↓

引用元;RUSH LANE

現行車↓

現行のGIXXER250と比べると、ライト周りはLEDのポジションライトが大きくなり、よりシャープになった印象を受けますね。

また、フロントからサイドカウル周りの映像からは、その変容ぶりはかなり大きいものであることがわかります。

現行車↓

今回リークした新型の映像2↓

引用元;RUSH LANE

まず目に飛び込んでくるのはフロントの足回り。

かなり太めの倒立フォークが奢られ、現行車より向上した性能が予見できますね。

RUSH LANEの報じるところによれば、これは恐らく「299㏄の4バルブ2気筒エンジンであろう」ということです。

エキパイの取り回しなどを見る限り、なんとなくそんな風にも見えますね。

また、写真ではラジエーターを備えていることから、水冷であることがわかります。

水冷化の影響もあり、ラジエーターシュラウドを兼ねたサイドカウルが大きくなり、タンクまで伸びる直線的な造形が印象的です。

写真ではスズキの社章である「S」マークはなく、「DR300」というこれまたスズキっぽい車名がありますね。

正式にこれがGIXXER250を名乗るのであれば、恐らくここには「SUZUKI」という大きなデカールが貼られるのだと思います。

フロント周りの映像から見てとれるように、車両の性格としてはかなりスポーツ走行に考慮した内容になっている模様。

今回リークした新型の映像3↓

引用元;RUSH LANE

リアに履いているピレリーのDIABOLO ROSSO3は、このバイクがヌルめの用足しバイクではないことを主張しています。

今回RUSH LANEが掲載している写真は以上の3枚です。

実は海外ではこのほかに、2018年4月ごろから次期GSX-S300と目される意匠映像が出回っていました。

それがこの写真。


写真引用元;OVER DRIVE


写真引用元;OVER DRIVE


写真引用元;OVER DRIVE

海外サイトOVER DRIVEによると、これはHaojueの親会社である「大長江集団有限公司」が中国の特許庁にあたる当局に申請した意匠映像だということです。

先述のリーク写真と比べると、フロント周りや、サイドカウルの形状などが酷似しているので、恐らく先の写真はこのモデルの実車と見ていいでしょう。

意匠映像ではエンジン前部にエキパイが2本あり、どうやら現行GSR250系のエンジンを流用するような雰囲気です。

それ以上のことはまだわかっていませんが、そろそろSUZUKIの250にもパワーを期待したいところですね。

GIXXERだけで終わらない予感

国内4社の250㏄スポーツバイクの多くはすでに、インドネシアやタイなどに生産の拠点を映しています。

激戦市場にどう切り込む?

これはコストを抑えつつ、世界の中でもけた違いに大きいアジアの2輪シェアをカバーするためのもの。

さらに、アジア工場発で世界に輸出されており、250/300㏄の小型スポーツバイクは今や各メーカーの世界戦略車となっています。

近年では某国の厳しい関税政策も影響して、海外メーカーもアジア地域に生産拠点を移動。

既にBMWはインドでバイクを生産している他、あのハーレーダビットソンも今年、インドで小型バイクを生産する予定です。

そこにKTMなどもあるわけで、価格も手ごろな小排気量スポーツ車は、激戦市場となっているわけです。

そうした中に新たに斬り込んでいくのには、新たに強烈な個性が必要なのかもしれません。

この車両がGSX-S300/250であるとするなら、噂されるGSX-Rへの展開も気になるところですね。

そちらもいくつか図面映像が出回っているようなので、それは今後の記事の中でおいおいお伝えすることにします。

これはきっと化ける!

それよりも、筆者はもっと自由かつ大胆に妄想を膨らませていくことにしました。

その中で、ちょうど先ほどのHJ300?の映像が、


写真引用元;OVER DRIVE


写真引用元;YOUNGMACHINE

昨年のEICMAで公開された「KATANA 3.0」の映像にだんだんとオーバーラップしてきました。

つまり、INTERMOTOでの登場が確実視されているKATANAの他排気量への展開があるとすれば、ライバルに切り込める強烈な個性になると考えたわけです。

ちょっとここで一つ面白い写真をご覧いただきましょう。

これは筆者が2016年11月21日に米・ロサンゼルスモーターサイクルショーで撮影した、GSX250R北米デビュー時の写真です。

見ていただきたいのは、タンデムシート下のデカール。

なんと、ちゃっかり「KATANA」を名乗っていたりします。

北米スズキのホームページで確認すると2018年モデルにはこのデカールは付けられていないようでした。

しかし、北米のGSX250Rの紹介ページには今も、

New fully-faired, quarter-liter sportbike with aggressive, flowing styling true to the Suzuki Katana heritage”

「真にスズキカタナの伝統を受け継ぐ、新型カウリングスタイリングに包まれた250㏄スポーツバイク」

という文言があり、そのほかにも「KATANA」の親戚であるかのようにKATANAの文字が散りばめられています。

ロス在住のころ、300㏄クラスはYAF-R3やNINJA300、旧CBR300RなどをUCLA近くの学生街でよく見かけました。

そこへスズキが後発デビューしたわけですが、スズキが「KATANA」のブランド力を借りて世界へ切り込もうとしているのがよくわかります。

2018年9月中旬現在、次期KATANAの姿も見えない段階で、これはかなり飛躍の過ぎる話。

ですが、世にある話のピースをモンタージュしていくと、このバイクがKATANA250へと化けるというのも、そう遠い妄想ではないとも思うのです。

まとめ

話はかなり舞い上がった形になりましたが、今回リークしたHJ300?が、GSX-S300/250あるいはGIXXER250になる日は近いでしょう。

ただ、まもなく次期KATANAが姿を現すというタイミング。

いやがおうにもその影はちらつきます。

スズキが今も海外においてKATANAのブランド力に一部依存しているのはご紹介したとおりです。

例えばKawasakiがNinjaを一貫した世界ブランドシリーズとしていすね。

次期KATANAの支持のされ具合によっては、そのような展開もただの絵空事ではなくなるかもしれません。

ついつい話を跳ばしがちになるのは筆者の悪い癖であります。

しかし、250㏄クラスにこれまでにない強烈な個性を期待するのは、筆者だけではないような気がします。

ひとまず新型GIXXER250、その登場に期待しましょう。




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