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Honda(ホンダ)が開発中?新型バイク用エアバッグの3つの特徴!

Hondaのバイク用エアバッグが進化しているようです!

日本の無限電工が「着るエアバッグ」というジャンルに火をつけ、
最近時は、イタリアンメーカーのDAINESEやALPINESTARSなどがハイテク着るエアバッグを
開発&発表してきました。

Daineseが新しいエアバッグジャケットを発表!!(クリックで記事へ)

BMWがAlpinestasとエアバッグジャケット共同開発を発表!!!(クリックで記事へ)

そんななかHondaが新しくバイク用のエアバッグシステムを開発しているのではないかと、
噂になっています。

話の発端はこちらのパテント図!

このパテント図と噂になっている情報から特徴と推測ではありますが、開発の狙いを整理しました。

①大幅コストダウンの可能性

パテントのモデル車両がNC750です。

今までHondaがエアバッグを搭載していたGoldwingはフラッグシップモデルであり、
少々コストが跳ね上がっても最新の技術を投入することに意味がありました。

それに対してNC750は大型バイクにしては安価であり、
扱い易く、かつプラットフォームを共通の派生モデルを持っています。

最新の技術をなんとか取り込んむ為のモデルではなく、
本気で車両搭載のエアバッグを普及させようとしているのではないかと考えられます。

 

②大幅システム簡略化の可能性

これは①ともつながるところがありますが、
パテント図を見ても明らかです。

システムを小型かつ簡略化することで水平展開を図っていきたいのではないかと考えられます。

 

③大胆な開発メーカー変更 (TAKATA → BOSCH)

これまでHondaは車両搭載のエアバッグの開発をTAKATAと行ってきました。

昨年Hondaの四輪車用エアバッグが品質問題を起こし、大規模リコール。
それでもHondaとTAKATAには長い付き合いがありましたし、
Goldwingももちろんタカタ製のエアバッグをつかっていました。

頑張れリコール続きのタカタ!(クリックで記事へ)

そのTAKATAからドイツ部品メーカーの雄BOSCHへと開発メーカー変更です。

昨年から相次いだ品質問題で、
信用関係を失ったか、
もしくは2輪のエアバッグよりも4輪の品質問題解決がTAKATA的には優先か。

ここの部分はなんとも断言できませんが、
BOSCHと共同開発するメリットはあります。

それはABSなどの車両の電子制御部分を司る部品をボッシュは作っており、
エアバッグの作動条件など、これまた電子制御部分と協調した制御を行える、
というところです。

車両搭載エアバッグはいかにして、「エアバッグを作動させるべき時」を察知するかにかかっています。

前輪が大きい段差を乗り越えただけでエアバッグが開いてはライダーは逆に危険にさらされます。

ここらへんの車両1台での制御をどのように上手におこなうかがBOSCHとHondaの腕の見せ所ですね。

 

 

二輪車の安全に真剣に取り組むメーカーは非常に好意的ですよね。

是非とも一生懸命開発して世界を驚かせてほしいですね。


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