NEW! SUZUKI 復活のGSX-R1000R、現代スーパースポーツの中で何が光るのか スズキのGSX-R1000Rが再び現行ラインナップに戻ってくる、そんな話題が海外メディアから流れてきました。電子制御てんこ盛りのV4勢が並ぶ現代のスーパースポーツ市場で、直4ベースのGSX-Rは今どう戦うのか。整備士として15年、スズキ車を触り続けてきた私から見ると、この復活はただの再販ではなく、スズキらしい『金のかけ...
NEW! KAWASAKI ZX-10RR最新型を技術解剖、なぜ今もホモロゲ最高峰なのか Kawasaki ZX-10RRに英国市場で5800ポンド値引きと欧州トラックデー招待という大盤振る舞いのキャンペーンが登場しました。日本の読者には直接関係ない話に見えますが、注目すべきはなぜカワサキが今このタイミングでホモロゲモデルを動かすのか、という点です。私はZX-6R 2024でサーキットを走り込みながら、ZX...
NEW! HONDA HondaとLGが組むEVバイク充電網、インドネシアで何が動き出すのか 電動バイクの普及で一番のネックは、車両ではなく充電インフラです。今回、HondaがLGエナジーソリューションと組み、東南アジアの特定の国でEVモーターサイクル向け充電網の整備に乗り出すというニュースが入ってきました。私のガレージはCB1100やCBR600RRなど内燃機関ばかりですが、整備士目線で見ると、この提携は単な...
NEW! HONDA 新型2026 Honda Transalp 750 E-Clutchは旅バイクとして買いか 新型のTransalp 750にE-Clutch仕様が加わると聞いて、気になっている方も多いのではないでしょうか。クラッチレバーを使わずに発進・停止できるって本当に旅で役立つの?従来モデルから何が変わった?価格はどれくらい?オフロード派にも使えるの?既存のTransalpオーナーは買い替えるべき?こうした疑問にQ&A形...
NEW! モーターサイクル技術 バイクのABSは「効かせない」技術へ ― コーナリングABSの賢さを技術視点で解説 「ABS」と聞くと、急ブレーキでホイールがロックしないようにする装置 ― そんなイメージが大半だと思います。間違ってはいません。ただし現代のバイクのABSは、もう「ロックさせない」だけの装備ではなくなっています。むしろ 「効きすぎないように制御する」側にも進化していて、状況に応じて「どこまで効かせるか」を瞬時に判断する...
NEW! HONDA Ducati Hypermotard 698 Mono Nera登場、77馬力単気筒スーモタが漆黒で牙を剥く Ducatiが新型「Hypermotard 698 Mono Nera」を発表しました。注目点は、すでに過激な77.5馬力の単気筒スーパーモタードを、ブラック&レッドの戦闘色でさらに尖らせてきたこと。標準でDucati Quick Shift、ブラックアウトされたTermignoniサイレンサー、そしてレッドフレーム。...
NEW! YAMAHA ヤマハMT-07ってどんなバイク?初心者目線で気になる5つの疑問にお答えします ヤマハのMT-07、街中でもよく見かけるようになりましたね。教習を終えたばかりの方や、リターンを考えている方から「MT-07って初心者でも乗れますか?」というご質問をよくいただきます。今日は皆さんが気になる「そもそもどんなバイク?」「何が魅力?」「価格は?」「誰に向いている?」「他の車種と比べてどう?」という5つの疑問...
NEW! KAWASAKI Ninja ZX-10Rとはどんなバイク?サーキット指向のスーパースポーツをやさしく解説 Kawasaki Ninja ZX-10Rが「サーキット指向のスーパースポーツ」として改めて取り上げられました。注目点は、レース由来の電子制御と高回転型エンジン、そして公道でも扱える熟成された車体です。ただ、この一台は誰にでも合うバイクではありません。今日は教習指導員として多くの方に接してきた立場から、ZX-10Rがど...
NEW! HONDA CB500Xという選択肢、2019年式を中古で買う前に知っておきたい技術と整備の話 海外フォーラムでCB500X 2019年式を手に入れたという投稿を見かけました。日本ではあまり目立たないモデルですが、整備士目線で見るとこのバイク、実によく出来ています。私自身、CB系のエンジンは長年触ってきましたが、CB500Xに積まれる471ccパラツインは、Hondaの『壊れない設計』が凝縮された一台。今回は中古...
NEW! モーターサイクル技術 空冷エンジンが現代でも生き残る理由 ― 規制と趣味性のせめぎ合い、2026年の現在地 水冷化の波が押し寄せ、排ガス規制が年々厳しくなる現代のバイク市場 ― それでも、不思議なことに「空冷エンジン」を積んだバイクは完全には消えていません。むしろ「あえて空冷を選ぶ」モデルが、ある種の文化として根強く支持され続けています。 なぜなのでしょうか。空冷は技術的に劣っているはずなのに、なぜ滅びないのか。今回はこの問...
SUZUKI GSX-R1000とGSX-R1000R、初心者目線で選ぶならどちらか スズキが2026年モデルのGSX-R1000とGSX-R1000Rを発表しました。GSX-Rシリーズ40周年という節目に登場した二台、どちらを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。私のYouTubeチャンネルにも「リッタースポーツに憧れるけれど、自分に乗りこなせるか不安」というコメントをよくいただきます。今...
YAMAHA ヤマハR1とMotoAmericaの世界、レースを楽しむという入口を考える 最近免許を取って、ふと「海外のレースってどんな世界なんだろう」と気になった方はいませんか。私もYouTubeで紹介する動画を選ぶときに、つい海外のレース映像に手が伸びてしまいます。今回はヤマハがアメリカで戦うMotoAmericaという舞台と、そこでYZF-R1に乗るボビー・フォン選手の挑戦を、初心者の方にもわかるよう...
HONDA アコスタ最速のバルセロナテスト、KTM RC16の進化を整備目線で読む バルセロナでのMotoGPテストでペドロ・アコスタがトップタイムを記録しました。雨に翻弄されたセッションでしたが、Red Bull KTMが現行マシンの最終テストで結果を出した意味は大きい。私は普段Hondaいじりが本業ですが、他社のレース現場こそ次世代の市販車技術を読み解くヒントが詰まっています。今回はKTMのRC1...
HONDA DucatiDesertX2026とHondaトランザルプ750、中量級アドベンチャーで選ぶべきは 中量級アドベンチャーツアラーを検討する方から「DucatiのDesertXとHondaのトランザルプ750、どちらを選ぶべきか」という相談を受ける機会が増えました。2026年モデルで全面刷新されたDesertXは約15,000ポンドと、このクラスでは群を抜く高額機。対するトランザルプ750は約5,000ポンド安く、Eク...
YAMAHA フレームスライダー交換で失敗?エンジンマウントボルトを削った時の対処法 バイク整備に挑戦し始めた皆さん、こんにちは。今回取り上げるのは、海外の掲示板でR6オーナーが投稿した「フレームスライダーだと思って削っていたら、実はエンジンマウントボルトだった」という、初心者にこそ知っておいてほしいトラブルです。これからカスタムや自家整備を始める方、最近免許を取って初めての一台と向き合っている方にこそ...
HONDA Honda CB350を初めての本格バイクに選ぶのはアリ?通勤ライダー目線で答えます 「初めての本格バイクにCB350ってどうなの?」「通勤に使える?」「GB350と何が違うの?」「維持費は高い?」——SNSでこんな質問をよく見かけます。海外の掲示板でも『New to me, Honda CB350』という投稿が話題になっていて、初めての大きめバイクとしてCB350を選ぶ人が増えているみたいです。私も普...
モーターサイクル技術 バイクのトラクションコントロールはどこまで進化したか ― IMU が変えた制御の世界 10年前のバイク雑誌で「トラクションコントロール(TCS)」と書いてあれば、それは「リッタークラスのトップスポーツに付く特別装備」でした。それが今やミドルクラスにも標準で降りてきて、しかも内容は当時とはまるで別物になっています。間に何が起きたか ― ひとことで言えば、「6軸IMU」というセンサーが車体に乗ったからです。...
HONDA BMW M1000RRとHonda CBR1000RR-R、WorldSBKで生き残るのはどちらか WorldSBK第5戦Mostで、BMWのダニーロ・ペトルッチが激しいハイサイドで尾骨骨折。代役のファンデルマークが奮闘するも、BMWはまた苦い週末を迎えました。一方、Hondaは何をしているのか。同じリッターSSとして比較されるBMW M1000RRとHonda CBR1000RR-R Fireblade SP、レー...
HONDA スピードウェイ体験記から読む、滑る技術がロードに効く理由 ブレーキなし、ギアなし、後輪サスもなし。シェールの土を蹴って横向きに走るスピードウェイは、二輪競技の中でも最も原始的な世界です。英国のメディアが報じた体験記では、ロード歴15年以上のライダーが125ccのスピードウェイ車両で滑りの基本を学び、その技術が公道のグリップ喪失時にも生きたと語っています。本稿では、私が業界で長...
HONDA 初めての1台で迷う人へ、CB650R E-Clutchという選択肢を本気で考えた これからバイクを買う人、最近免許を取ったばかりの人へ。海外の掲示板で「初バイクにトライアンフのトライデント660かホンダのCB650R E-Clutchか」で迷っている投稿を見かけて、自分のことみたいに共感しました。正直、私もPCX160を買う前は何時間もスペック表を眺めていたタイプです。今回は初心者目線で、CB650...
HONDA Honda二輪生産800万台へ、PCXユーザーが見た歴史の節目 Hondaが二輪の年間生産能力を800万台規模に拡大する、というニュースが飛び込んできました。正直、自分のPCX160を眺めながら「ついにここまで来たか」と感慨深くなりました。1949年のドリームD型から始まったHondaの二輪事業は、半世紀以上かけてアジアを中心に膨らんできた歴史があります。今回の発表は、その延長線上...
モーターサイクル技術 単気筒・2気筒・4気筒、振動と鼓動の物理 ― なぜ270度クランクが現代の主流になったのか 「単気筒のドコドコ感がたまらない」「2気筒のドドドという鼓動がいい」「4気筒の甲高い咆哮が至高」 ― バイク乗りの間で、エンジンの「鼓動感」や「サウンド」は永遠の話題です。でも、その違いはいったいどこから来ているのでしょうか。 今回は、単気筒・2気筒・4気筒それぞれの鼓動と振動を、クランクの角度と爆発の間隔という物理の...
HONDA トライアンフ トライデント800を通勤派目線で見てみた話 最近免許を取って、そろそろ中型より上のバイクが気になり始めた人、けっこう多いと思います。私もPCXとGB350で日々乗っていますが、ちょっと背伸びしたい時にミドルクラスのネイキッドって本当に魅力的なんですよね。今回はトライアンフから出た新型「トライデント800」のニュースを、初心者寄りの視点でかみ砕いてみます。値段、装...
HONDA KTMとTech3の契約継続、私はこう見る2027年新時代への布石 個人的には、今回のKTMとTech3の契約継続のニュース、かなり腑に落ちる結末でした。一時はHondaへの乗り換え説まで飛び交っていたTech3が、結局KTMと歩み続けることを選んだ。賛否はあると思いますが、私はこの判断、現場のリアルを知る人ほど納得するものだと感じています。2027年から始まる850cc時代という大き...