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人工知能(AI)でバイク画像をいじってみました。


人工知能(AI)・ビッグデータ・IoT。

まさに最近のテクノロジー流行り言葉であると言っても過言ではありません。

このような言葉に踊らされるのは良くないんですが、
テクノロジーに実際に触れたり、体験してみたいものです。

KAWASAKIもAIをバイクに搭載した時の世界観を映像にして発信しています。

KAWASAKI AIバイクのコンセプト映像を公開!(記事はこちらをクリック)

もちろんこのような技術は使うことが目的ではなくて、
技術を使った先でどんな事を実現したいか、
どんな問題を解決したいか、
ここが重要になるわけです。

ただ今回ご紹介する人工知能(AI)を使ったバイク画像いじりは、
実はとりあえずAI使ってみようかな、
という感じです。

まずは画像をご覧ください。

左側のバイクの画像がベース画像で、
右側の印象的な画像がスタイル画像です。

AIがベース画像に対して、スタイル画像の要素を組み合わせて
新しい画像を描写するというものです。

この仕組みはWebサービスとして公開されています。

Deep Artというサービスです。(HPはこちら)

スマホアプリにもその機能を展開しており、
気合を入れてサービス開発しているようです。

それではAIが描画した画像がこちら!

スタイル画像の影響を大きく受けて、かなり抽象的な画像に生まれ変わりました。

こちらはすごく素敵です!油絵のようなテイストでかつ色味が増え、複雑になり、
ただならぬオーラが出ているようです。

なるほど、元の画像の印象をうまく残しながら、
スタイル画像の方のエッセンスをたくさん入れていますね。

他にもやってみましょう。

つぎは東南アジアのバイク乗りと
バンコクモーターショーでのGOLDWINGに乗ったお姉さんの
ベース画像を使います。

スタイル画像は抽象的な絵画と、青空に燃える紅葉の写真。

これらをAIで描画させると、、、

ベース写真の印象とスタイル画像がうまく合っています。

こんな絵を自分の書斎(もしあったら)に飾ってみたいものです。

青空もみじのスタイル画像を使った描画は、すごく斬新なものになりました。

スタイル画像の特徴が、青と赤、線などが捉えづらく、もみじの形状だけがなんとなく分かる、
というものでしたから、
それをベース画像にひたすら当てはめた感じですね。

スタイル画像が紅葉であることをAIが理解し、
ベース画像へのスタイル画像の適用の仕方を調整できるようになってきたら
すごいですよね。

それでは最後にもう一発。

ゴッホの絵のスタイル画像を使い、マルケスの写真を描画します。

M1に関しては強烈な印象を放つスタイル画像を使って描画してみます。

結果はこちら。

マルケスの方はこのようになりました。

とてもきれいな画像ですが、少しゴッホらしさが薄いですよね。

うまく表現できないのですが、もしゴッホが描いたら、と想像するレベルには及ばない印象です。

次はこちら。

完全にスタイル画像の強さに飲み込まれました。

M1であることはおろか、何も言われなければバイクの画像であるかわからないと思います。

従来までのシンプルな画像処理の技術とどんな部分が違い、
かつ優れているのか専門的なことはわかりませんが、
このような技術に無料で気楽に触れられるのは時代の進化です。

今後この手の技術が急速に進歩するでしょうから、
楽しみですし、目が離せませんね。

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