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YAMAHA 新型SR400復活!時代を通り抜ける普遍性に拍手を送ろう!!

おかえりSR!

排ガス規制適合のため、一時生産中止となっていたSRですが、2018年9月14日の今日、待望の復活を果たしました。

ヤマハSR400といえば、多くの人がビンテージな雰囲気漂うバイクをイメージするでしょう。

しかし実際のSRはハイテクだったり、ポップだったり…。

昭和・平成を通り抜け、さらに新たな時代へと向かうSR400。

早速その姿を見ていきましょう。

新色はグレーイッシュブルーメタリック。

シートの色調もきれいで、クラシカルな雰囲気を持ちながらも、どことなくポップな印象がありますね。

サイドカバーのデザインもきれいで、奥ゆかしい「気品」を感じます。

キックをマスターして、女性ライダーにも乗ってもらいたい。

思わずそう思えるカラーリングです。

もう一色はヤマハブラック。

  

サイドカウルにあしらわれたシルバーのワンポイントが新しいですが、全体的にSRらしさのあふれるカラーだと思います。

サイドカバーの格式高い感じが、なんとなく高級ウイスキーのボトルを思い出させますね。

エンジンはどうなった?

SRと同じ理由で生産中止となっていたセロー・トリッカーが既に復活を果たしたのはお伝えしたばかり。

彼ら同様、SRもほぼそのままの外観で帰ってきてくれました。

一時期は水冷化も噂されましたが、エンジンはこれまで通りのSOHC2バルブの空冷単気筒。

SRのアイデンティティーとも呼べるキックスターターも健在。

セローやトリッカーと同様、キャニスターを装備して第3次環境規制を乗り切りました。

キックを助けるでコンプレバーもちゃんとそのままです。

今回はマフラーの中身が変わったといいますが、これが心憎い演出。

単気筒の心地よいサウンドを楽しめるよう内部構造が最適化されているだそうです。

原始的なエンジンだからこそ必要だったキックという「儀式」を、わざわざコンピューター制御のFIで残している点。

そして、レクサスLFAのように音響解析を行って「音」を作り上げている点。

これらはまさにハイテクそのものです。

法律には合わせても時代にはこびないのがSRのポリシーなのですね。

エクステリアはどうなった?

スタイリングには、見ての通り大きな変化はなくSRそのもの。

メーター回りはというと、

これも相変わらずSR。

でもそこがいいというか、ホッとしている人も多いのではないでしょうか。

諸元はどうなった?

気になるのは諸元ですね。

新旧に変わりはあるのでしょうか?

先代モデルの諸元と比較してみましょう。

2018年モデル 2017年モデル
認定型式/原動機打刻型式

2BL-RH16J/H342E

EBL-RH03J/H329E
全長/全幅/全高 2,085mm/750mm1,110mm
シート高 790mm
軸間距離 1,410mm
最低地上高 130mm 140mm
車両重量 175kg 174kg
低地燃費 40.7km/L (60Km/h 41.0km/L(60Km/h
原動機種類

空冷・4ストローク・SOHC2バルブ

気筒数配列 単気筒
総排気量 399cm3
内径×行程 87.0mm×67.2mm
圧縮比 8.5:1
最高出力 18kW(24PS)/6,500r/min 19kW(26PS)/6,500r/min
最大トルク 29N・m2.9kgfm)/3,000r/min 29N・m2.9kgfm)/5,500r/min
始動方式 キック式
潤滑方式 ドライサンプ
エンジンオイル容量 2.40L
燃料タンク容量

12L(無鉛レギュラーガソリン指定)

吸気・燃料装置/燃料供給方式 フューエルインジェクション
点火方式 TCI(トランジスタ式)
キャスター/トレール 27°40′/111mm
タイヤサイズ(前/後) 90/100-18M/C 54S(チューブタイプ)/110/90-18M/C 61S(チューブタイプ)

ご覧のように、車体サイズはほぼ一緒。

最低地上高の違いはおそらくキャニスターの装着や、マフラー構造の変更によるものでしょう。

また重量が1kg増量しているのもそのためだと思われます。

また、エンジン出力には興味深い変更がありますね。

最高出力は2PS減少。

しかしよく見ると、最大トルクはこれまでと同じ29N・m(2.9kgf・m)ですが、この発生回転数が5,000回転から3,000回転に引き下げられています。

つまり、出力はトルクに振られたわけで、出足が良くなったのかもしれませんね。

ビックシングルとしてより味わい深くSRらしさを一層楽しめる味付けになった。

それが新型SR400なのだと思います。

500台限定40thアニバーサリーも

誕生は1978年なので、SRはちょうど40年の節目を迎えます。

これを記念して、40thアニバーサリーモデルが、500台限定で発売されました。

その内容を見てみましょう。

ゴールドのリムがまぶしいホイール。

そして美しいサンバースト。

実にビンテージ感たっぷりですね。

このアニバーサリーモデルのタンクも職人さんの手塗り。

これまでもいくつか記念モデルが出ているSRですが、さすがヤマハ、まるでギターのような美しさです。

そこにあしらわれる音叉マークは真鍮製。

これは写真ではなく自然光の下で早く実車を見たくなります。

メーターパネルも専用品で、タコメーターには「40thAniversary」と書かれています。

スタンダードモデルのサイドカバーも相当に品のあるものでしたが、こちらはさらに高級感を感じます。

シートも専用に皮革調のものが使われています。

これだけ高級感を演出しているアニバーサリーモデル。

ここはライダーとしても、おしゃれに乗りこなしたいですね。

まとめ

世の中には「不便益」というものがあって、それを楽しんでいる人がいます。

例えば、シャープペンシルがあっても、わざわざ鉛筆を使ってみたり。

鉛筆を削って手先を動かすことで気持ちが落ち着いたり。

鉛筆の匂いや雰囲気を楽しんだり。

便利にしてしまうと感じることのできないことを楽しむ。

これが「不便益」。

生産中止となっている間、新型SRの始動方法がついにセル化するという憶測もあったわけですが、筆者としては相変わらずSRでいてくれるはずだと予測していました。

それはSRのキックスターターこそが「不便益」であり、それを普遍的に重んじるバイクがSRだと理解しているからです。

平成も今年で終わり。

移り変わるの早く激しい現代。

あえて変わらないというのは、新しい楽しみなのかもしれないと、SRは教えてくれます。

スタンダードモデルは572,400円(制込み) 

アニバーサリーモデルの価格は691,200円(税込み)

資料・画像出展元 ヤマハ発動機

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