2019年に紹介したBullit Hero 50は、消滅したモデルではありません。ブランド名は2021年にBullitからBlurocへ変わり、2026年8月21日現在、欧州の公式サイトには燃料噴射化したBluroc Hero 50 EFIが掲載されています。
目次
BullitとBlurocの関係
ベルギー系の小排気量ブランドBullit Motorcyclesは、2021年10月にBluroc Motorcyclesへ名称を変更しました。そのため中古広告や旧記事ではBullit Hero 50、現在のメーカーサイトではBluroc Hero 50と表記されます。インドのHero MotoCorpとは別ブランドです。
検索時は「Bullit Hero 50」「Bluroc Hero 50」「Hero 50 EFI」を使い分けます。部品注文では通称ではなく、車台番号、型式、製造年、エンジン番号を販売店へ伝えてください。
Bluroc Hero 50 EFIの価格・主要諸元
| 項目 | Bluroc公式掲載値 |
|---|---|
| 欧州公式表示価格 | 2,799ユーロ(ページ上で2,499ユーロのセール表示あり) |
| エンジン | 50cc 空冷4ストローク単気筒・DOHC・4バルブ |
| 最高出力 | 2kW(2.68hp) |
| 燃料供給 | EFI |
| 変速機 | 5速マニュアル |
| 始動 | セル |
| 車両重量 | 110kg |
| シート高 | 860~910mm(公式ページ表記) |
| タンク容量 | 14L |
| ブレーキ | 前275mm/後210mmディスク |
| タイヤ | 前4.10-18/後4.60-17 |
| 欧州公式保証 | 2年 |
欧州価格をそのまま日本円へ換算しても、日本での乗り出し価格にはなりません。海外送料、保険、通関、税、国内検査・改善、登録、ナンバー、自賠責、納車整備、為替手数料を足す必要があります。セール価格や欧州保証が日本の購入者へ適用されるとも限りません。
日本で新車購入する前の確認順
- 国内登録実績:同じ型式・年式を日本で登録した実績があるか
- 保安基準:灯火、速度計、ミラー、騒音、排出ガスなどの適合を誰が確認するか
- 必要書類:製造証明、通関証明、諸元資料などを誰が用意するか
- 費用:車両代ではなく登録済み乗り出し総額を書面でもらう
- 保証:保証主体、対象部品、工賃、輸送費、期間を確認する
- 部品:消耗品と専用外装・電装品の納期、国内代替品を確認する
- 整備:購入店以外でも点検・故障診断を受けられるか確認する
「海外で公道走行できる」「50ccだから原付登録できる」という説明だけでは不十分です。日本の法令に適合し、必要書類が揃い、自治体で標識交付を受けられることを契約条件にします。登録できなかった場合の解約・返金条件も書面に残します。
日本で乗るときの免許と交通ルール
排気量50cc以下の一般原動機付自転車は、従来どおり原付免許またはそれを包含する免許で運転します。2025年4月に始まった「新基準原付」は、50cc超125cc以下かつ最高出力4.0kW以下の車両を追加する制度で、50ccのHero 50を別区分へ変える制度ではありません。
第一種原付として登録する場合、法定速度30km/h、乗車定員1人、条件に該当する交差点での二段階右折など、原付一種の交通ルールが適用されます。車体がフルサイズで5速でもルールは変わりません。自賠責への加入とヘルメット着用も必要です。
Hero 50が向く人・向かない人
| 向く人 | 向かない人 |
|---|---|
| 50ccで5速MTとスクランブラースタイルを楽しみたい | 国内正規店の全国保証を優先したい |
| 登録済み車や輸入実績のある店を見つけられる | 毎日の通勤で代車・即納部品が不可欠 |
| 維持に時間と予備費を確保できる | 原付一種の30km/h制限が用途に合わない |
大型に見える車体と14Lタンクは魅力ですが、110kg・シート高860mm以上は一般的な50ccスクーターより扱いに慣れが必要です。取り回し、足着き、クラッチの重さ、低速のギア比を現車で確認します。
中古Bullit/Bluroc Hero 50の確認点
- 登録書類と車台番号・エンジン番号が一致するか
- キャブレター旧型かEFI型か、年式と仕様を確認
- 完全冷間始動、アイドリング、警告灯、充電電圧
- クラッチの切れ・滑り、5速すべての変速
- フォーク漏れ、スポーク、ホイール、ステムのがた
- ブレーキ、タイヤ製造年、チェーン、スプロケット
- 純正キー、説明書、交換部品、販売店の整備履歴
専用外装やメーター、ECUなどは国内在庫がない可能性があります。事故車・不動車は部品取り車を確保できる人以外には勧めにくく、安い車両ほど修理後総額で比較します。
2025年以降の免許区分を整理。
書類・現車・契約を順番に確認。
ファミリーバイク特約を含め条件を比較。
広告を含みます:以下のAmazonリンクから購入されると、当サイトに紹介料が入る場合があります。
車体寸法、固定場所、タイヤバルブ形状、指定空気圧との適合を確認してください。
公式情報
初出:2019年/2026年8月21日、現行Bluroc Hero 50 EFIと国内購入判断を中心に全面改稿。

