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トリッカーは新車で買える?2026年の在庫・中古購入チェック

2026年8月21日現在、ヤマハ・トリッカーは国内の現行バイクラインアップに掲載されていません。メーカーへ通常の現行新車として注文するモデルではなく、未登録車が見つかるとすれば販売店に残る在庫を個別に確認する段階です。現実的な選択肢は中古車です。

結論:「新車」と表示された車両でも、モデル年、製造時期、保証開始日、長期保管中の整備内容を確認します。中古は安さだけでなく、型式、始動、足まわり、スポーク、リコール実施、純正部品の有無で選びます。軽さと小ささを優先する人には、現在も代替しにくい一台です。

トリッカーの新車は買える?

購入方法 2026年8月時点の考え方
メーカー現行新車 国内現行ラインアップへの掲載なし
未登録・店頭在庫 販売店ごとに確認。製造年、保証、保管整備が重要
登録済み未使用車 初度登録日からの保証経過と名義を確認
中古車 最も現実的。型式・状態・整備履歴を個体ごとに確認

ヤマハは2017年に一度生産を終了した後、排出ガス規制へ適合した2BK-DG32Jを2018年9月20日に復活発売しました。当時のメーカー希望小売価格は46万7,640円、年間販売計画は800台でした。これは2018年発売時の価格であり、現在の中古相場や未登録在庫の適正価格を示すものではありません。

2018年型2BK-DG32Jの基本データ

項目 ヤマハ発表値
型式/エンジン型式 2BK-DG32J/G3J9E
全長×全幅×全高 1,980×800×1,145mm
シート高 810mm
車両重量 127kg
最低地上高 280mm
WMTCモード燃費 38.7km/L

中古広告は「トリッカー250」だけで検索せず、2BK-DG32J、JBK-DG16Jなどの型式も確認します。2018年型はO2フィードバック制御FIとキャニスターを採用し、以前のモデルとは環境対応や細部が異なります。

「新車」「未使用車」で確認する7項目

  1. 未登録か、すでに登録済みか
  2. 車台番号、型式、モデル年、製造時期
  3. メーカー保証の開始日と残存期間
  4. 保管場所、屋内外、錆、紫外線による劣化
  5. タイヤ製造年、ひび、バッテリー、燃料系、油脂
  6. 納車整備と交換部品を含む支払総額
  7. リコール・改善対策の実施状況

走行距離が少なくても、ゴム、油脂、バッテリーは時間で劣化します。長期在庫は「走っていない中古車」として保管状態を確認し、必要な交換作業を注文書に記載してもらいます。

中古トリッカーの現車確認

林道や練習に使われた車両は、外装の傷より車体下部と足まわりを重視します。転倒歴があること自体より、修理内容が説明でき、直進性と操舵に異常がないことが重要です。

DG32Jはメーターのリコールを確認

ヤマハは2021年6月、2BK-DG32Jの一部について、計器盤が走行距離を正しく積算しないおそれがあるとしてリコールを届け出ています。対象範囲はDG32J-001661~DG32J-002034、製作期間は2020年4月14日~7月22日です。

対象かどうかは車台番号で判断します。メーター交換車は、その時点の走行距離がメンテナンスノートに記録されているか確認してください。2026年4月以降は、ヤマハのリコール検索で実施済み表示を確認する方式も案内されています。

トリッカーとセロー250の違い

エンジンを共有する世代があっても、同じ用途の車体ではありません。トリッカーは短い全長とホイールベース、127kgの軽量さで、市街地、Uターン、低速練習の扱いやすさが魅力です。セロー250は前後ホイール径、航続、積載、ツーリング装備の選択肢を重視する人に向きます。

使い方 向きやすい選択
街乗り・低速練習・軽快さ トリッカー
長距離・積載・林道ツーリング セロー250も比較
高速道路を頻繁に利用 防風、航続、巡航余力を含め別車種も試乗
新車保証が最優先 現行の軽量トレール/デュアルパーパスを比較

購入総額を作る

中古車価格に、登録・納車、タイヤ、チェーン、バッテリー、フォーク、油脂、任意保険、ロードサービスを足します。安い遠方車は輸送費と、保証修理時の往復負担も見積もります。

買い替えでは下取りだけで決めず、買取査定を分けて比較します。下取り額が高く見えても、新しい車両の値引きや諸費用と混ざると実質差が分かりません。

中古バイク購入で確認する21項目
現車、保証、契約書の確認順を整理。
250ccバイクの任意保険を比較
年齢条件、ロードサービス、盗難補償を同条件で確認。
バイク買取サービス比較
買い替え前に下取りと買取を分けて比較。

広告を含みます:以下のAmazonリンクから購入されると、当サイトに紹介料が入る場合があります。

必ず年式、車体寸法、ハンドル・レバーとの干渉、固定場所を確認してください。

公式情報

2026年8月21日追記:2018年型の詳細解説を保存し、現行ラインアップ、新車在庫、中古購入、リコールの確認手順を追加しました。以下は2018年復活時の記事です。

「変わらない」と言う進化

ヤマハ・トリッカーは2004年に「フリーライドブレイクバイク」という全く新しいコンセプトで登場。

一切の無駄を削ぎ落したコンパクトな車体は、そのコンセプト通り操る楽しさを気軽に体感できると、登場以来高く評価される一台です。

二輪車平成28年排出ガス規制への適合に向け、昨年惜しまれながらもいったん製造を中止していたトリッカー。

セローとフレームやエンジンを共有するセロー250がこの夏、これまでのフォルムを継承して復活したのは記憶に新しいところですね。

この秋、トリッカーも「変わらないという進化」をもって復活を果たしました。

今回は9月20日に新発売となる、ヤマハの新型トリッカーの魅力に迫ります。

新旧の判別はエンジン回りのみ

環境基準をクリアし、復活を果たした新型トリッカー。

今回のモデルチェンジでは、

セローでは、ナンバー取り付け角についての法改正に適合するため、テールデザインがXT250と同じになったのである程度判別しやすいのですが、トリッカーにデザイン変更はありません。

外見で新旧の判別ができる変更点は上記の様にエンジン回りの3点だけ。

シンプルなライト周りのデザインも、特にデジタルになることもなくそのままです。

ですからどちらかと言うと、フルモデルチェンジと言うよりは、環境性能についての改良版と言っていいかもしれませんね。

燃費向上がうれしい新型

外見的には大きな差がない新旧のトリッカー。

しかし新型はこの環境適合のおかげで馬力や燃費を向上させているので、より扱いやすくなっているようです。

新旧の諸元を比較しながら見てみましょう。

年式 2018年型 2014年型
型式
2BK-DG32J JBK-DG16J
原動機型式 G3J9E G370E
全長×全幅×全高 1,980×800×1,145(mm)
軸間距離 1,330mm
最低地上高 280mm
シート高 810mm
車両重量 127kg 125kg
エンジン種類 空冷4ストロークOHC 2バルブ 単気筒
総排気量 249cm3
内径×行程/圧縮比 74.0×58.0(mm)/9.7 74.0×58.0(mm)/9.5
最高出力 14kW(20ps)/7,500r/min 14kW(18ps)/7,500r/min
最大トルク
20N・m(2.1kgf・m)/6,000r/min 19N・m(1.9kgf・m)/6,500rpm
燃料消費率 45.2km/L(60km/h)
2名乗車時
39.0km/L(60km/h)
2名乗車時
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量 7.0L 7.2L
トランスミッション形式 常時噛合式5段
ギヤ・レシオ 1速;2.846
2速;1.812
3速;1.318
4速;1.035
5速;0.821
キャスター/トレール 25°10’/92mm
タイヤサイズ 前;80/100-19 49P
後;120/90-16 63P
メーカー希望小売価格

467,640円

42万7,600円

性能や使い勝手に対して主要な違いを書き出してみました。

ご覧の様にバイクの大きさは全く一緒でアライメントにも変更はありませんが、2㎏程車重が増量しているのがわかります。

エンジンは燃焼室の形状が若干変わったようで、ボアストロークは同じながらも、圧縮比を上げていますね。

その結果、最高トルクが1N・mほど高くなり、それを500回転低い6000回転で発揮。

低速の出足もよくなって、街乗りも泥んこ遊びも、さらに楽しさが増していると思います。

馬力についてはキロワットをPSに換算するときの小数点の切り捨て差異だということですが、素直に2馬力アップしたと思えば、それもうれしい変更です。

また、キャニスター増設に絡んで燃料タンクが7.2→7.0Lになった点はやや残念ですが、定置燃費が6.2キロも向上しています。

元々タンク容量が控えめなトリッカーですから、この燃費向上はありがたいですね。

何よりありがたいのは、価格の上昇を抑え、車体税込み50万円以内をキープしてくれたこと。

セローよりも約10万円安の価格設定で、街中はもちろん、ちょっとしたヒルクライムまで楽しめるバイクが手に入るのですからこれはお買い得と言うほかないでしょう。

トリッカーにできること

2004年の初代誕生当時、250㏄クラスと言えばビックスクーター全盛の時代。

ハイパワー化する大排気量車に人気が集まるなか、小排気量車の存在感がなんとなく空洞化している時代でもありました。

「小さくて軽いからこそ扱いきれる楽しさ」でバイクの楽しさの本質を改めて世に問うたトリッカーの登場は、実にセンセーショナルなものだったと思います。


2004年型トリッカー

当時いち早くトリッカーを手に入れた筆者の友人も「旬なバイク」とうらやましがられていましたね。

休日はトリッカーで林道や河原のオフロードコースに繰り出していた友人。

「このバイクは遊べる!」と、今でもその満足顔が思い出されます。

馬力で行ってしまえば、筆者の乗っていた初代モデルは18馬力(新型は20馬力)と少ない数値ですが、下のトルクはモリモリと太く、のびやかな加速がとても気持ちの良い乗り味でした。

高速道路ではさすがにガンガン飛ばせるタイプのバイクではなく、タンク容量も小さいので、ツーリングではこまめな給油が必要なのは仕方ないところ。

恐らくこれはインジェクションが搭載された2008年以降のモデルからタンク容量が増したので、多少良くなっているのでしょうね。

ホイールベースは1,330mmと短く、48°というハンドル切れ角は街中で非常に機敏で扱いやすいですね。

操っている感覚がとにかく楽しくて、例えば通勤で疲れて帰るときにすら、楽しい気分にさせてくれたバイクです。

休日のオフロードコースでは、さすがにモトクロッサーのようなジャンプは厳しいのですが、アクセルターンやウイリーなど結構なアクションを思いっきり遊べます。

実はそのコースには崖があって、筆者とは別にトライアルバイクの一団が練習をしていたのですが、そのうちの一台がなんとトリッカー。

トライアルバイクの後を追って、そのトリッカーが90°の崖をグワッと登っていくんですよ。

もちろん、ライダーの技と言うのもあるのですが、やっぱりトリッカーのポテンシャルに驚かされた瞬間でした。

先述「ちょっとしたヒルクライムも楽しめる」と言いましたが、それはこのときのお話です。

乗るたびに発見のあるバイク

通勤の足からオフはもちろん、筆者の場合、実は新婚旅行もトリッカーだったんです。

なのでこのバイクにはいろいろと思い入れがありますね。

SS系のバイクを乗り継ぎ、「パワーこそバイク」と思ってきた筆者でしたが、トリッカーの楽しさには常に発見があり、バイクの楽しさの本質を学んだような気がします。

トリッカーはビギナーにも楽しいバイクですが、特に長い間大型バイクに乗り続けてきたようなライダーにはお勧めですね。

きっとトリッカーに乗れば走りなれた道でも、いろいろな初体験ができると思います。

発売は9月20日。

一人でも多くの方に、トリッカーの持つ個性的な「フリーライドブレイクバイクの世界を味わってみてほしいと思います。

映像・諸元参照元;ヤマハ発動機

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