2026年8月21日現在、Honda CBR400Rは国内正規新車を購入できます。選択肢は、直列2気筒のCBR400R E-Clutchと、2026年8月7日に発売された直列4気筒のCBR400R FOUR E-Clutchです。旧400Xは2024年に名称をNX400へ変更し、現行はNX400 E-Clutchです。
目次
2026年の価格と主要諸元
| 項目 | CBR400R E-Clutch | CBR400R FOUR E-Clutch | NX400 E-Clutch |
|---|---|---|---|
| 価格 | 999,900円~ | 1,199,000円 | 1,111,000円 |
| エンジン | 399cc直列2気筒 | 399cc直列4気筒 | 399cc直列2気筒 |
| 最高出力 | 46PS/9,000rpm | 58PS/11,500rpm | 46PS/9,000rpm |
| 最大トルク | 38N・m/7,500rpm | 38N・m/9,750rpm | 38N・m/7,500rpm |
| 車両重量 | 195kg | 187kg | 199kg |
| シート高 | 785mm | 780mm | 800mm |
| 燃料タンク | 17L | 14L | 17L |
| WMTC燃費 | 28.1km/L | 23.1km/L | 28.1km/L |
CBR400R E-Clutchは車体色で価格が異なり、マットブラックが99万9,900円、グランプリレッドが108万9,000円です。価格は消費税込みの参考価格で、保険料、税金、登録、納車、オプションは含みません。
2気筒CBR400Rが向く人
低・中回転で扱いやすいトルク、17Lタンク、WMTC 28.1km/Lを生かし、通勤から長距離ツーリングまで一台で使いたい人に向きます。FOURより高回転の刺激は穏やかですが、航続と日常の扱いやすさを重視しやすい構成です。
- 街中と高速道路を同じ比率で使う
- 給油回数を抑えて長距離へ行きたい
- フルカウルでも過度に前傾しない実用性を重視
- 4気筒より購入総額を抑えたい
CBR400R FOURが向く人
FOURは58PSを11,500rpmで発生する直列4気筒で、187kgと3車の中で最軽量です。4気筒の回転上昇、吸排気音、高回転域の伸びを優先する人に向きます。
一方、タンクは14L、WMTCは23.1km/Lで、ツインより給油計画の余裕は小さくなります。試乗では低速のクラッチ制御、発進、Uターン、市街地の回転域、高速巡航時の振動と風を確認します。
400Xの後継はNX400
Hondaは2024年、従来の400Xをベースに外観と装備を更新し、名称をNX400へ変更しました。現行NX400 E-Clutchは、直列2気筒46PS、17Lタンクという基本値をCBR400Rと共有しながら、シート高800mm、全幅830mm、全高1,390mmのアップライトなクロスオーバーです。
- 上体を起こした姿勢と視界を重視
- スクリーンによる防風と長距離の疲労軽減を重視
- 19インチ前輪とフラットダート対応の雰囲気を求める
- パニア、トップボックスなど積載を重視
旧400Xの未登録在庫や中古車も選択肢ですが、現行NX400のHSTC、5インチTFT、Honda RoadSync、E-Clutchと、価格差・保証を比較します。
Honda E-ClutchはAT限定免許で乗れる?
E-Clutchはクラッチ操作を自動制御しますが、ライダーがシフトペダルで変速するモーターサイクルです。購入前に必要な免許区分を運転免許センター、Honda Dream、教習所で確認してください。「クラッチを握らなくてよい=AT限定免許で運転できる」と自己判断しません。
見積もりと試乗で確認する項目
- 車両、色、登録、税、保険、納車を含む支払総額
- ローンの実質年率、回数、据置額、最終回を含む総額
- ETC、グリップヒーター、バッグ、ドラレコの本体・工賃
- E-Clutchの低速、発進、停止、Uターン、設定
- 足着き、前傾、膝、ハンドル幅、取り回し
- 高速防風、熱、振動、ミラー、積載
- リコール・サービスキャンペーン、保証、点検費用
- 下取りと買取を分けた買い替え負担
中古CBR400R・400Xを買う場合
2019年型、2022年型、現行型では、足まわり、メーター、装備が異なります。車名だけでなく型式、モデル年、車台番号、リコール実施、純正部品を確認します。
- 冷間始動、異音、煙、警告灯、充電
- カウル、レバー、ステップ、マフラー、ハンドルストッパーの転倒痕
- フォーク、リアサス、ステム、ホイールベアリング
- クラッチ、全段変速、チェーン、スプロケット
- タイヤ製造年、ブレーキ、ABS、HSTC
- 社外マフラー、フェンダーレス、電装の車検適合と純正戻し
年式、現車、保証、契約書を確認。
車両保険とロードサービスを同条件で比較。
下取りと買取査定を分けて実質負担を確認。
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車種、型式、年式、車体寸法、タンク形状、固定場所、商品の適合表示を確認してください。
公式情報
2026年8月21日追記:現行2気筒CBR400R、4気筒FOUR、400X後継NX400の比較を追加しました。以下は2019年型CBR400R・400Xの詳しい初出記事です。
HONDA・CBR400R/400Xが細部に改良を受けてフルモデルチェンジ!
昨年11月にイタリア・ミラノで開催されたEICMA(ミラノ国際モータサイクルショー)で発表された新型のCBR500Rと500X。
その国内版となる新型CBR400Rと400Xがいよいよ4月20日(金)に発売されることになりました。
今回はこの2台を、大学生ライダーの私、板倉がレポートさせていただきます。
では早速その内容を見ていきましょう。
CBRシリーズのDNAを汲み、よりシャープなデザインに
モデルチェンジの度に顔付きが変わっていたCBR400R。
2013年モデル↑
2016年モデル↑
2019年モデル↑
初代と比べると、かなり攻撃的なデザインになっている印象を受けます。
特に今回はCBR250RRのような、アグレッシブでカッコいいデザインになりましたね。
LEDデュアルヘッドライトはより精悍な形になり、睨みを効かせたデザインが被視認性を高めてくれています。
そしてテールの形状も従来よりさらに絞り込まれ、先代よりもエッジのきいた形状に。
このLEDのテールには、「エマージェンシー・ストップシグナル」機能が搭載されています。
これは、50km/h以上で走行中にABSシステムが急ブレーキ操作を感知すると、ハザードランプとともにを高速点滅し、周囲にいち早く危険を察知してもらうためのものです。
そういえば最近、バイクが後ろから追突される事故も増えているので、こういう機能はありがたいですね。
フロントの足回りを見てみると、ホイールの形状やシングルのウエイブディスクなどは先代CBR400Rから受け継がれるものですが、
ワンポイントとなるリムテープのカラーが全体の引き締まったイメージを強調していますね。
またテールビューの中では、2エンドのサイレンサーの太さが力強さを印象付けています。
このテールパイプは二重構造になっていて、低回転では歯切れの良いパルス感を、そして高回転では高揚感あふれるレーシーなサウンドを楽しむことができます。
やはり、耳でも楽しめるバイクというのは楽しいものですよね。
ルックス以上にアグレッシブな内容へ
外観に鋭さを増したCBR400R。
ハンドル周りを見てみると、それが見掛け倒しではないことがわかります。
例えばこの青く輝くブルーアルマイトフォークキャップ。
コーナーでの操り方などを好みの形に調整できるように、プリロードアジャスターが配置されています。
そして今回の新型から、セパハンのマウント位置をトップブリッジ下に移動。。
先代モデルと、タンクとハンドルの位置関係に注意しながらと比較すると、
新型のハンドル位置がかなり低い位置にあるのがわかりますね。
やはり新型は外観だけでなく、先代よりもかなりスポーツ指向を強めたキャラクターが与えられていることがこの比較でお分かりいただけると思います。
とはいえ、シート高は785mmと低めの設定。
通勤通学といった普段使いからツーリングまでを、ピリッとスポーティーにこなしてくれるのがCBR400Rの持ち味になりそうです。
新しくなったCBR400Rのカラーバリエーション
・グランプリレッド
・パールグレアホワイト
・マットアクシスグレーメタリック
ホンダ独特のグランプリレッドは健在で、赤基調に黒の流れるようなデザインは魅了されますね。
CBR400Rに設定されているパールグレアホワイトは、CBR250RRに似たデザイン。
ですが、そのカラーリングを意識しながらも、黒と赤のサイドストライプが、400としての存在感をアピールしています。
また、ブラックのマッドでパリッとした感じも素敵ですね。
進化し続けるデザインに、クラス唯一の威厳が漂う400X
CBR400R同様、モデルチェンジごとにデザインにアグレッシブさを増していく400X。
↑2013年モデル
↑2016年モデル
↑2019年モデル
と言っても、この400Xで駆り立てられるアグレッシブさはスピードに対するものではなく、広いフィールドに飛び出して行きたくなるようなアグレッシブさ。
アドベンチャー独特の「クチバシ」と相まって、獲物を狙うワシやタカのような凛々しい顔つきにも見えますね。
また、テールランプはCBR400Rより少し丸みを帯びたデザイン。
ここにもやはり、先述の「エマージェンシー・ストップシグナル」が搭載されています。
燃費表示やシフトインジケーターなど、多機能表示で機能も充実したフルデジタルメーターはCBR400Rと同一のもの、
ですが、400Xではだいぶ雰囲気が違って見えます。
視認性の良い位置に配置され、アドベンチャーバイクとしてライダーを充分にサポートしてくれることでしょう。
さらに、ウインドスクリーンは従来より20mmアップ。
2段階調節が可能になり、防風機能が向上しています。
Hondaの風洞解析映像からも、走行風を効果的にいなしている様子がわかりますね。
また、ハンドルには高剛性のテーパーハンドルを採用しながら、切れ角を左右3°ずつ広げ、操作性と取り回し性能に貢献できるのものになっています。
400Xのフロントサスペンションは、Φ41㎜の正立。
アドベンチャーバイクとして十分なストローク量を確保した専用サスになっていて、CBR400R同様プリロード調節機構を備えたフォークキャップを装備しています。
さらにフロントのホイールサイズも、先代の17から19へとインチUP。
キャスター角もCBR400Rの25゜に対し400Xでは27°と2°寝かせられていて、フロントのタイヤ幅も120→110と若干細めをチョイスしています。
この変更を見る限り、高速走行時での安定性がさらに豊かなものとなり、フラットダートをも意識した操作性の良さが予見できますね。
そして、400Xのシート高は800mm。
そのアップライトなライディングポジションは、ウインドプロテクションの高さにも助けられながら、ロングライドを疲れを感じにくく快適なものにしてくれるのではないかと思います。
個性を彩る400Xのニューカラーバリエーション
・マットバリスティックブラックメタリック
・グランプリレッド
400Xのマットバリスティックブラックメタリックは、どんな路面でも難なく馴染むようなカッコいいデザインですね。
大学生の私には、この渋みを着こなす自信がありません。(笑)
また今回のレッドは、シルバーとのコントラストがいいですね。
けばけばしい派手さはなく、上品な感じでまとめられているのが素敵です。
より扱いやすく一新されたパワーユニット
CBR400R・400Xの両車が共有するエンジンは、2013の初代から最高出力は変わらず、新型でも両機のエンジンスペックに差はありません。
しかし、代ごとにバルブタイミングなど各部の見直しが行われ、静粛性や低振動化なども図られてきた180°位相クランクのパラレルツインエンジン。
中・低回転域の特性を豊かにするなど、扱いやすさを増す味付けが施され、その熟成のほどが、カタログ上のグラフにも表れていますね。
また、このパワーユニットにはCBR1000RRと同構造のアシストスリッパークラッチを採用。
これにより、クラッチ操作が軽くなり、長距離での疲れを軽減してくれる他、
急激なエンジンブレーキの際にも、後輪のホッピングを防ぎ、脆弱な路面状況でもライディングの安全性や快適性を保てるように工夫されています。
この機構は恐らく、CBR400Rではスポーツ走行に、400Xではロングツーリングにと、それぞれのキャラクターを存分に楽しませてくれる要になるのではないでしょうか。
一つのフレームから生まれる二つの個性
CBR400Rと400Xとは、パワーユニットを包むこの基本骨格を共有しています。
トルクフルなエンジンによるパワーフィーリングを支えるのは、鋼管ダイヤモンドフレーム。
適度なしなりと高剛性の絶妙なバランスは路面変化に強く、安定感とハンドル操作を軽快にしています。
既にお伝えしているように、フロント周りの構成にはそれぞれの車体の走行フィールドを想定した異なるパーツによって構成され、
リンク付きのリアサスペンションに関しても、それぞれに味付けの異なるものが装着されています。
これがいわゆる「味付け」ということになるのですが、こうして詳細を比較していくと方向性に合わせた手法が見えて、なかなか勉強になりますね。
諸元上の違いでわかるCBR400R&400Xそれぞれの「性格」
既に2台の違いについては諸所お伝えしてきたところですが、それらを踏まえながら諸元を比較すると色々な発見があるものですね。
| CBR400R 諸元 | 400X 諸元 | ||||
| 車名・型式 | ホンダ・2BL-NC56 | ホンダ・2BL-NC56 | |||
| 全長(mm) | 2,080 | 2,140 | |||
| 全幅(mm) | 755 | 825 | |||
| 全高(mm) | 1,145 | 1,380 | |||
| 軸距(mm) | 1,410 | 1,435 | |||
| 最低地上高(mm)★ | 130 | 150 | |||
| シート高(mm)★ | 785 | 800 | |||
| 車両重量(kg) | 192 | 196 | |||
| 乗車定員(人) | 2 | 2 | |||
| 燃費 (km/L) |
国土交通省届出値: 定地燃費値 (km/h) |
41.0(60) 〈2名乗車時〉 |
41.0(60)〈2名乗車時〉 | ||
| WMTCモード値 | 28.3(クラス 3-2) 〈1名乗車時〉 |
28.3(クラス 3-2)〈1名乗車時〉 | |||
| 最小回転半径(m) | 2.9 | 2.5 | |||
| エンジン型式 | NC56E | NC56E | |||
| エンジン種類 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒 | |||
| 総排気量(cm3) | 399 | 399 | |||
| 内径×行程(mm) | 67.0×56.6 | 67.0×56.6 | |||
| 圧縮比★ | 11.0 | 11.0 | |||
| 最高出力(kW[PS]/rpm) | 34[46]/9,000 | 34[46]/9,000 | |||
| 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 38[3.9]/7,500 | 38[3.9]/7,500 | |||
| 燃料供給装置形式 | 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉 | 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉 | |||
| 始動方式★ | セルフ式 | セルフ式 | |||
| 点火装置形式★ | フルトランジスタ式バッテリー点火 | フルトランジスタ式バッテリー点火 | |||
| 潤滑方式★ | 圧送飛沫併用式 | 圧送飛沫併用式 | |||
| 燃料タンク容量(L) | 17 | 17 | |||
| クラッチ形式★ | 湿式多板コイルスプリング式 | 湿式多板コイルスプリング式 | |||
| 変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | 常時噛合式6段リターン | |||
| 変速比 | 1速 | 3.285 | 3.285 | ||
| 2速 | 2.105 | 2.105 | |||
| 3速 | 1.600 | 1.600 | |||
| 4速 | 1.300 | 1.300 | |||
| 5速 | 1.150 | 1.150 | |||
| 6速 | 1.043 | 1.043 | |||
| 減速比(1次/2次) | 2.029/3.000 | 2.029/3.000 | |||
| キャスター角(度) | 25゜30′ | 27゜30′ | |||
| トレール量(mm) | 102 | 108 | |||
| タイヤ | 前 | 120/70ZR17M/C (58W) | 110/80R19M/C 59H | ||
| 後 | 160/60ZR17M/C (69W) | 160/60R17M/C 69H | |||
| ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク | ||
| 後 | 油圧式ディスク | 油圧式ディスク | |||
| 懸架方式 | 前 | テレスコピック式 | テレスコピック式 | ||
| 後 | スイングアーム式(プロリンク) | スイングアーム式(プロリンク) | |||
| フレーム形式 | ダイヤモンド | ダイヤモンド | |||
| 価格 | ¥793,800 | ¥811,080 | |||
諸元出典 ; https://www.honda.co.jp/CBR400R/spec/
https://www.honda.co.jp/400X/spec/
まとめ
大学生の目から見ると、今回の2モデルは、他メーカー同クラスと比べてやや高い価格設定に思えます。
ですが、これまで以上に高い運転性能を実現できる装備が充実していることを考えれば、適切な価格設定なのではなでしょうか。
スポーツライディングを楽しむならCBR400R。
操作性の高さで安定性と走破性を楽しむなら400X。
この2台がみなさんの新しい選択肢として加わります。
恐らくこの先ホンダも様々な体験イベントを用意してくれると思いますので、その際には是非実車の雰囲気を体験してみてくださいね。
映像出展元; https://www.honda.co.jp/CBR650R/equipment/
https://www.honda.co.jp/CBR400R/
https://www.honda.co.jp/400X/

