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Honda(ホンダ) Gold Wing GL1800にレーダー搭載の特許が登場

二輪にもCASEの波が来ています

CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、エレクトリック)という言葉が自動車業界に変革をもたらすと言われて、早数年になります。
特に四輪ではCASE領域の競争が激化しています。

そんな中、二輪では特にC(コネクテッド)とE(電動化)が少しずつ浸透しています。

あのハーレーでさえもパナソニックのユニットをうまく使いながら電動バイクをリリースするような状況。

日本4メーカーも競争に遅れないように小型モデルから電動化を進めています。

電動バイク特有の課題である航続距離が短い、バッテリーなどが劣化する、まだまだコストがすごく高い、などの潰しこみができないと本格的な普及はないと思いますが、競争が激化しているということは紛れもない事実ですね。

個人的には、国内メーカーに小型コミューターではなくビッグバイクで世界に誇れるような楽しくて速くて所有欲も満たせるテスラのような電動バイクを開発してもらいたいものだなぁと思っています。
最初にこのあたりに踏み込んでくるのはカワサキかなぁ。

電動だけではなく、コネクテッド領域も盛り上がってきています。

欧州でのコネクテッドの法規や技術が全体的に進んでいることもあり、BMWがコネクテッドに関しては一歩リードと言ったところでしょうか。

バイク同士が通信したり、バイクと四輪が通信したり、通信機を使って色々な価値を提供したり、様々な取り組みがトライされています。

二輪のA(自動運転)領域は実際どうなの?

では、二輪車の自動運転って実際どうなの?と気になるところですよね。
当然、二輪車は、
・車両自身が自立しない乗り物である
・車両と乗員が固定されていない(車両が勝手に急加減速すると乗員が危険にさらされる)
などの理由もあり、四輪に比べるとはるかに自動運転のハードルが高いですよね。

また趣味性も高く運転操作自体を楽しむ乗り物である側面もあるので、そもそも自動運転が必要なのか?
という見方もできます。

ところが二輪メーカーの技術者は完全自動運転をいきなり目指すのではなく、相当細かいステップ分けをして技術開発をしています。

例えば転ばないバイク。

いついかなる時も転ばないバイクではないですが、ライダーが立ちごけしてしまいそうになったシチュエーションでサポートする機能にはなるかもしれません。

このように少しづつライダーを助けていく機能は二輪でもやはり注目されています。

今回、着目したのはレーダー。
他車や周囲の状況を確認する人間の目の代わりになるのが”レーダー”や”カメラ”です。

最近はDUCATIのフラッグシップムルティストラーダにも搭載されました。

ついに、ホンダも本腰入れて開発している情報がでてきましたので、この記事では詳細に踏み込んでみたいと思います。

Honda(ホンダ)のフラッグシップゴールドウイングも他社に負けじとレーダー搭載

ホンダもしっかりとレーダー搭載バイクを仕込んでいることを特許から読み取れました。

この特許を詳しく見てみると、レーダー式アダプティブクルーズコントロールに必要なレーダーユニット自体が技術要素になっているわけではありませんでした。

というのも今回使われているレーダーというのは、ドイツのメガサプライヤーであるBOSCH(ボッシュ)製です。

ホンダだけではなく、他社もボッシュのレーダーシステムを使っています。

今回の特許では、Gold Wing(ゴールドウイング) GL1800に具体的にどのようにレーダーシステムを搭載するかについて語っています。
ということは、既にGold Wing(ゴールドウイング) GL1800にレーダー式アダプティブクルーズコントロールが搭載されるということが決定し、開発が鋭意進んでいるということですね。

実際のレーダーは2眼ヘッドライトの間に搭載されるようです。
フロントの一等地にレーダーが鎮座するのはセオリー通りというところですね。

やはりホンダには最新技術に挑んで欲しい

今年(2020年)はMOTO GPも近年稀にみる低成績で終わってしまったし、チャレンジングと言うよりは無難なモデルのリリースが多いホンダ。

恐らくどのメーカーよりも必死に技術開発しているとは思うので、製品やその他のサービスにその部分を表現、再現して欲しいなぁと思います。
二輪業界のトップとしてあらゆる面をリーディングしてほしいものです。

それに負けじと他の国産メーカーも頑張ってほしいですね。

まずは確実にリリースされるであろう新型Gold Wing(ゴールドウイング) GL1800に期待ですね!

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