2026年8月21日現在、YZF-R1の日本向け公道モデルは生産終了していません。ヤマハ発動機販売は2026年型YZF-R1 ABSを4月17日に発売し、YZF-R1M ABSも継続販売。さらに200台限定のYZF-R1 70th Anniversary Editionを1月30日に発売しました。
目次
日本で買える2026年型YZF-R1
| モデル | 税込メーカー希望小売価格 | 位置づけ |
|---|---|---|
| YZF-R1 ABS | 2,530,000円 | 公道走行可能な標準モデル |
| YZF-R1M ABS | 3,344,000円 | カーボン外装などを持つ上級公道モデル |
| YZF-R1 70th Anniversary Edition | 2,640,000円 | 公道モデル・200台限定 |
| YZF-R1 レースベース車 | 販売条件別 | 受注生産・サーキット専用 |
公道モデルはYSPで扱うヤマハモーターサイクル エクスクルーシブモデルです。メーカー希望小売価格には、保険、税金、登録、納車整備、用品が含まれません。限定車やR1Mは在庫・納期が販売店ごとに異なるため、見積もり時点で確認します。
2026 YZF-R1/R1Mの主要諸元
| 項目 | 公式値 |
|---|---|
| エンジン | 997cc・水冷直列4気筒・クロスプレーン |
| 最高出力 | 200PS/13,500rpm |
| 最大トルク | 113N・m/11,500rpm |
| 車両重量 | R1M 203kg/R1 201kg |
| シート高 | R1M 860mm/R1 855mm |
| 燃料タンク | 17L・ハイオク |
| WMTC燃費 | 15.2km/L |
| 乗車定員 | 2名 |
200PSという数値は公道で使い切ることを前提にしたものではありません。前傾姿勢、熱、回転半径、保険、タイヤ、盗難対策、保管場所まで含め、日常で所有できるかを先に確認します。
2025年以降の主な進化
- MotoGPマシンを思わせるカーボン製ウイングレット
- Brembo製Stylemaモノブロックキャリパーとラジアルマスター
- 伸圧減衰力を左右独立で調整するKYB製フロントサスペンション
- グリップとホールド性を高めたシート表皮
- 6軸IMUを使うトラクション、スライド、リフト、ブレーキ制御
2026年のR1はブルーへカラー変更し、70周年車は白地に赤いラインを採用しました。R1Mはカーボン色を継続します。機械的な変更とカラー変更、限定装備を分けて比較します。
欧州で何が終了したのか
ヤマハ・モーター・ヨーロッパは2025年モデルとして、公道装備を持たないR1 RACEとR1 GYTRを発表しました。R1 RACEはtrack-only(サーキット専用)と明記されています。これは欧州の排出ガス規制と市場展開に関する話で、日本向け公道R1が同時に終了したことを意味しません。
同じ「YZF-R1」でも、販売地域、モデルイヤー、型式、公道可否が違います。海外ニュースを見るときは、欧州・北米・日本のどの市場か、ナンバー取得できる車両かを確認します。
日本のレースベース車は公道を走れない
日本でも2026年モデルのYZF-R1レースベース車が期間限定受注で発売されました。これはロードレース競技・サーキット走行専用です。ヤマハの発表は、掲載画像が公道モデルで販売車両と異なることも注記しています。
灯火やミラーを後付けすれば公道車になるわけではありません。購入前に、走行するサーキット、騒音規制、搬送車、保管、タイヤウォーマー、スタンド、整備を用意します。公道を走る目的なら必ずYZF-R1 ABS/R1M ABSを選びます。
R1とR1M、70周年車の選び方
| 選択 | 向く人 | 確認点 |
|---|---|---|
| R1 | 走行性能と価格のバランス | 標準装備で必要十分か |
| R1M | 電子サス、カーボン、上級仕様を重視 | 81万4,000円の価格差と用途 |
| 70周年車 | 限定カラーと記念性を重視 | 200台限定の在庫・納期 |
| レースベース | 競技・サーキット専用 | 公道不可、搬送・維持環境 |
R1Mの価値は単純な最高出力差ではなく、サスペンション、外装、データ活用、所有体験にあります。公道ツーリング中心なら、R1との差額を保険、タイヤ、講習、保管設備へ回す選択も合理的です。
新車見積もりで確認する項目
- 車両、登録、税、自賠責、納車整備を含む支払総額
- 任意保険・車両保険の引受条件、免責、年齢条件
- 盗難補償、保管場所、アンカー、複数ロック
- タイヤ、ブレーキ、チェーン、油脂の交換費用
- 保証、点検、リコール、最寄りYSPまでの距離
- サーキット走行の保証条件、搬送、走行会規則
- ローン金利を含む総支払額と売却時の残債
中古YZF-R1の確認項目
- 年式、型式、R1/R1M/限定車/逆輸入車の区別
- 冷間始動、警告灯、異音、オイル・冷却水漏れ
- ECU、吸排気、スプロケット、サスペンションの改造
- サーキット走行歴、転倒、フレーム・ホイール・外装
- 電子制御、クイックシフター、IMU、スイッチ、メーター
- タイヤ製造年、ブレーキ、チェーン、バッテリー
- 点検記録、キー、取扱説明書、純正部品、保証
- 盗難歴、ローン残債、所有権、車台番号
高性能車は「低走行だから安心」とは限りません。短距離・高負荷のサーキット使用や長期保管でも負担がかかります。改造内容と現車セッティングを理解できない個体は、専門店の点検を条件にします。
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カバーはウイングレット・スタンド・屋内外の使用条件、ロックは固定先・太さ・耐候性、充電器は指定バッテリーの種類と電圧を確認してください。
公式情報
- ヤマハ発動機:YZF-R1M/R1製品情報
- ヤマハ発動機:2026年型R1・70周年車発表
- ヤマハ発動機:2026レースベース車発表
- Yamaha Motor Europe:R1 RACE/R1 GYTR
初出:2025年/2026年8月21日、海外の生産終了報道を日本の公式販売状況と混同しない地域別ファクトチェックへ全面改稿。

