IoTなんて言葉が流行るくらい、
今日、世界中のモノはIT化されようとしています。
もちろんその波はバイク界にも来ています。
モノがネットワークとつながり、どんどん便利に高度になっていこうとしています。
大手メーカーのBMWも積極的にこの分野に飛び込んでいますね。
[link_preview]https://www.rock-tune.com/2016/01/06/4461[/link_preview]
さて今回紹介するのはイギリスのヘルメットの老舗 BELL が放つスマートヘルメットです。
ヘルメットの頭頂部をご覧ください。
こんもり丸みを持って盛り上がっています。
ここに360度カメラが仕込まれているんですね!
カメラ自体は360度アクションカメラを販売し、
勢いのついた 360FLY というメーカーのものです。
360度カメラってなんだ? という方もいるかと。
こちらをご覧ください。
ちなみに我らがNIKONもCES2016で360度4K撮影可能なカメラをリリースしています。
しかしそもそもなんで360度カメラをヘルメットに仕込まなければいけないの?
と思いますよね。
イギリスやオーストラリアの一部では最近流行のヘルメットにアクションカメラをマウントすることは違法だそうです。。。
今回の BELL が発表したヘルメットなら合法になるとか。
あとは違法でない日本においても、事故時のライディングレコーダーとして使えるかもしれません。
360度撮影できていますから、追突、側面衝突等様々な角度からの事故に対応できちゃいます。
もっとも事故の衝撃に耐える必要もありますが。
こんな感じで、 BELL がただ流行りに乗ってカメラを仕込んだだけではないというのが分かると思います。
ヘルメットだけではないですよね。
モノのインターネット化、IT化は想像以上にバイク界にもベネフィットをもたらしてくれそうです。
2016年注目の領域になりそうです。