バイク専用のナビシステム「Tripper」も初導入
1901年に英国で誕生した現存する世界最古のモーターサイクルブランド、 Royal Enfield(以下、 ロイヤルエンフィールド)は、 新型イージークルーザー「Meteor 350」を、 11月中旬より日本で販売開始することを公式に発表しました。
Meteor 350は、 数々のクルーザーモーターサイクルを生み出してきたロイヤルエンフィールドの伝統に新たな1ページを加えるものです。 1952年に発表され、 その耐久性の高さで評判となったブランドの代表的なモーターサイクル、 「Meteor」の名を受け継いでいます。 今回発表するイージークルーザーの新型Meteor 350は、 時代を越えて愛されているロイヤルエンフィールドのスタイリングを継承しながらも、 多くの初となる試みが反映されており、 現代に適したモーターサイクルにデザインされました。
またMeteor 350には、 ロイヤルエンフィールドのモーターサイクルとしては初めて、 ターンバイターンナビゲーションシステムが標準装備として搭載されています。 Royal Enfield Tripper(ロイヤルエンフィールドトリッパ―)と名付けられたこのシステムは、 Googleマップをベースとし、 モーターサイクル用のナビゲーションを用いて目的地に到着するまでの最適なルートを表示します。 Tripperシステムは、 スマートフォンにロイヤルエンフィールドのアプリをインストールし、 バイクをペアリングするだけで使用することができます。
アイシャー・モーターズ(Eicher Motors)マネージング・ディレクターのシッダールタ・ラル は、 下記のとおり述べています。
「Meteor 350は最高に洗練されており、 誰でもアクセスしやすい価格帯のイージークルーザーです。 クラシック・クルーザーのスタイルと現代的な機能の見事な融合を実現しています。 私たちは、 経験豊富なライダーだけでなく、 バイク初心者にも素晴らしいクルージング体験を提供できるモーターサイクルを開発したいと考えていました。 Meteor 350はまさにそれを体現したモデルです。 人間工学に基づいて設計された快適な乗り心地は、 長距離のライディングや高速道路でのクルージングに最適であると同時に、 市街地での走りも楽しむことができます。 」
ロイヤルエンフィールド、 アジア太平洋地域責任者のビマル・サムブリー は、 下記のとおり述べています。
「ロイヤルエンフィールドは、 魅力的で親しみやすく時代を超越したモーターサイクルによって、 真のグローバルモーターサイクルブランドとなりつつあります。 新しいMeteor 350は、 アドベンチャーツアラーのHimalayanやINT 650、 Continental GT 650での成功を基に企画された、 一連の新型モデルの中の最新作です。 これは、 当社の中核である中間排気量二輪車セグメントにおいて、 手頃な価格でレジャーライディングを楽しみたいというニーズの高まりに応えるための戦略の一環です。
ロイヤルエンフィールドのアジア太平洋地域の成長ストーリーにおいて、 日本は最も重要な市場の一つです。 この度新型Meteor 350を発表しましたが、 これは単に新しいモデルを紹介するだけではありません。 新旧のモーターサイクル愛好家の皆様に、 『ライディングの本質』を真に伝えていくという使命を果たすための、 もう一つの大きなマイルストーンなのです。 このニューモデルは、 650ツインの導入によって性能と品質が新たなレベルにステップアップしたロイヤルエンフィールドが、 中間排気量レジャーライディング市場にアピールすることを成功した裏付けでもあります。 120年前に始まったロイヤルエンフィールドの物語に、 この度新たにエキサイティングな章を加えられることを嬉しく思っています。 」
Meteor 350には3つのエディションが用意されており、 日本におけるそれぞれの販売価格は下記の通りです。
鮮やかなレッドとイエローの2色のカラーバリエーション。 シングルタンクカラーと、 タンクカラーにマッチしたホイールリムライニング、 ブラックアウトされたサイクルパーツと機械加工されたフィンで仕上げられエンジンが特徴です。
販売価格:596,200 円(税込)
現代的な落ち着いたレッド、 ブルー、 ブラックの3色のカラーバリエーション。 統一されたタンクとボディパーツ、 クローム仕上げのハンドルバーとエグゾースト、 リアには快適なバックレストを装備しています。
販売価格:608,300円(税込)
最上位機種であるSupernovaには、 ブルーとブラウンの2色のカラーバリエーションが用意されています。 ブラックとのツートンで統一されたタンクとボディパーツ、 削りだしのホイール、 プレミアムシート、 ウインドスクリーンを装備しています。
販売価格:622,600円(税込)
<Meteor 350の詳細>
英国ブランティングソープとインドのチェンナイにある2つのテクニカルセンターで設計・開発されたMeteor 350は、 メカニカル、 フィッティング、 フィニッシュの品質を新たなレベルに引き上げつつ、 ロイヤルエンフィールドの重要なDNAを全て継承しています。
エンジン・ギア:
349cc空冷単気筒エンジンを搭載したMeteorは、 最高出力20.2bhp、 最大トルク27Nm/4,000rpmを生み出すことで、 クルーザーの基本特性である低音域のグラントを実現しています。 バランサーシャフトの採用により、 ロイヤルエンフィールド特有の”ドスン”というエンジン音は維持しながら、 スムーズで快適な操作性を実感できます。 最適化された電気制御式フューエルインジェクションのスロットルレスポンスは、 発進時の安定性と直線でのスムーズな加速を実現しました。 5速ギアボックスは、 5速をオーバードライブにすることでストレスのない経済的な高速クルージングを可能にし、 7プレート・クラッチを採用することで市街地でのギアシフトもスムーズに行えます。
フレーム・シフト:
Meteor 350はツインダウンチューブスプラインフレームを採用しており、 ワインディングでも自信をもって走行でき、 高速道路ではしっかりとした安定感のある走りを、 そして混雑した市街地では快適に操作できるように設計されています。 低めのシート高と重心、 そして固有の強度と剛性を兼ね備えたこのフレームは、 ロングツーリングで冒険を求める都会のライダーに最適なモーターサイクルです。 130mmトラベルの41mmフォークと、 6段階プリロード調整が可能なツインチューブエマルジョンショックアブソーバーをリアに装備することで、 確実なハンドリングと快適な乗り心地を実現しています。 フットペグはフォワードになっており、 シーソーペダルのギアシフトを採用することで、 本格的なクルーザー体験を可能にしています。
タイヤ・ブレーキ:
全てのモデルに、 キャストホイールとチューブレスタイヤを標準装備しており、 ロングツーリングにおける利便性と安心感を提供します。 フロントには100/90-19、 リアには140/70-17のタイヤを装着し、 快適性とクルーザーらしい外観を実現しています。 ブレーキは、 フロント300mm、 リア270mmのディスクとデュアルチャネルABSを装備し、 ロイヤルエンフィールドの単気筒モデルの中で最も強固なものとなっています。
ライト:
ヘッドライトとテールライトは、 クリーンで現代的なLEDと、 効率性と時代を超えた魅力を兼ね備えたハロゲンヘッドランプを採用しています。 すっきりとしたハンドルバーコントロールとスイッチギアは高品質で、 ロータリー式のスタータースイッチは、 クラッシックな雰囲気を漂わせています。
メーター:
Meteor 350の全てのモデルには、 新しいメータークラスターが搭載されています。 このメータークラスターは、 "ダンシングニードル "と呼ばれるアナログ式スピードメーターの時代を超えた気品と、 ギアインジケーター、 燃料計、 時計、 トリップメーターなどの必要な情報を表示する液晶ディスプレイの機能性を兼ね備えています。 また、 ハンドルバーの下にはUSB充電ポートが装備され、 外出先での充電にも対応します。
純正アクセサリー:
パッセンジャーバックレスト、 ツーリングスクリーン、 ラゲッジオプション、 エンジンガードやサンプガードなど機能性を向上させるアクセサリーに加え、 サテン仕上げのステンレススチール、 ブラックパウダーコートのスリップオンサイレンサー、 美しい仕上げのツーリングシートなど、 クラシックなスタイリングを演出するアクセサリーも用意しており、 すべて3年間の保証が付いています。 さらに、 Meteorのカラーバリエーションに合わせたTシャツやパーソナルアクセサリーなど、 ライダーの自己表現を豊かにするためのライディングギアも開発しています。
<ロイヤルエンフィールドについて>
1901年に最初のモーターサイクルを製造したロイヤルエンフィールドは、 現在も生産されている世界最古のモーターサイクルブランドです。 インドの自動車メーカー、 Eicher Motors Limited(アイシャ―・モーターズ)の一部門であるロイヤルエンフィールドは、 そのユニークで個性的なモダンクラシックバイクで、 インドにおける中間排気量のモーターサイクルセグメントを創造しました。 インドのチェンナイに新たな製造拠点を設けたことで、 モーターサイクルの需要急増に対応し、 急速に生産を拡大しています。 過去5年間、 毎年40%以上の成長を遂げてきたロイヤルエンフィールドは、 世界の中間排気量モーターサイクル市場において非常に重要な存在となりつつあり、 魅力的で乗っていて楽しいモーターサイクルを製造することで、 この市場を再構築することを目指しています。 インドの主要都市に直営店18店舗、 大型店940店舗、 スタジオ店500店舗を展開しており、 日本を含む世界50カ国以上にモーターサイクルを輸出しています。
ロイヤルエンフィールドのブランドやモーターサイクルに関する詳細は、 下記公式ウェブサイトをご覧ください。
http://www.royalenfield-tokyoshowroom.jp/