新しいKTM DUKEシリーズはヘッドライト周りの斬新なデザインだけではなく、
車両一台としてまとまりを見せています。
今回のEICMA(ミラノショー)で公開された非量産モデルの
KTM 790 DUKE プロトタイプはまた印象が異なるのが特徴です。
ご覧ください。
KTMの特徴であるトラスフレームが採用されていないようです。
エンジン自体に強度を持たせ、フレームの構造体の一部として
使用するような意思は見られます。
ヘッドライトはプロトなので実際のライトは装着されていませんが、
2つに分割されており、
これは最近時のKTMのヘッドライトデザインが表現されています。
もう一つ特徴的なのは排気系で、エンド部がシートカウルと重なるデザイン。
これはかなりデザインファーストな設計ですね。
実際は熱的に厳しく、ここまで斬新なデザインは採用できなさそうです。
車両を上部から見ると先程のシートカウルエンドが排気系と重なっているのが、
うまく一体感が出ておりきれいですね。
フレームもこれまでのパイプではなく、
うまくシートカウルになじむデザインになっています。
映像はこちら！
KTMの今後のさらにチャレンジングなデザインの進化が伺える
今回の790 DUKE プロトタイプでした！
プロトタイプ発表後に早速量産モデルのにおいがプンプンしています！
DUKE800？ 790？ 確実に来ます！
KTM 790 DUKE 公式プロモ映像を公開！(記事はこちらをクリック)
斬新なプロトタイプが公開されてから、映像はもちろんのこと、
実車テストの様子も捉えられています。
KTM DUKE790 パラレルツインがスパイショット！(記事はこちらをクリック)
そう、そしてかなり興味深いのはこのモデルがパラレルツインエンジンを搭載しているということ。
今までVツインエンジンでお決まりだったKTMも少し多様性を持たせてきましたね。
KTM 新顔 ヘッドライトが公開! 新DUKEか!?（記事はこちらをクリック）
エンジンは多様性を持たせながら、フロントヘッドライトのデザインは今後
パックリ割れた特徴的な物にそろっていくのかもしれません。
やはりMOTO GP本格参戦含めて、KTMのこれからの動きに目が離せないですね。
250ccスポーツバイクのすべて―YZFーR25からニンジャ250まで注目モデルを徹 (SAN-EI MOOK)
