Kawasaki(カワサキ)のハイブリッドバイクが実は現実的な理由
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カワサキの電気バイクって楽しそう!

電気自動車やハイブリッドと聞くと、どうしても
「環境に良い乗り物で、静かなのは良いけど楽しくなさそう」
と感じる方も多いと思います。

確かにそのような乗り物もあると思います。

また、楽しいかどうかは別にして国内二輪メーカーはコミューター領域の電動者を準備してきたと思います。

Honda(ホンダ)であればPCXベースの電動車、Yamaha(ヤマハ)は出川さんでおなじみのe-Vinoが知られていますよね。
またSuzuki(スズキ)もその昔にe-Let’sを販売していました。

それに対して、コミューター領域の車両をガソリン車の段階から持っていないカワサキが出した選択は国内の3社とは大きく異なっていました。

コミューター領域とは全く異なるスポーツ領域のモデルの開発映像をリリースしたんですよね。
やはりカワサキ、楽しい電動バイクを作ってくれるんですね!
と思った方もいるかもしれません。

モーナビ的にも同じことを思ったんですが、そんなに単純な考えの上で登場したモデルではなさそうだということが分かってきました。

なぜカワサキがバイクの電動化に向かっているのか?

なぜKawasaki(カワサキ)がバイクの電動化に向かっているのか?
先にこの質問に答えてしまおうと思います。
それはずばり”危機感”です。
他社が電動化を推し進めているため、競争力という観点で置いて行かれてしまうから?
もちろんそれもありますが、社会的なもっと言うと政策的な電動化の波に飲み込まれてしまうという”危機感”です。

将来的にガソリン車の税金が電動車と比較して非常に効果になるとか、
一部の地域はガソリン車の乗り入れが禁止になるとか、
そのような政策的な危機を感じていると考えられます。

こちらの映像をご覧ください。

技術的な部分ではハイブリッドらしく、ガソリンエンジン駆動領域とモーター駆動領域で音が変わったり、ドライブトレインとして熟成を進めていることがよく分かります。

エンジンとモーターの制御はそれなりの難易度を伴いますから、このあたりはカワサキも技術蓄積をしっかりとおこなっているのでしょう。

ところが、この映像で一番注目したいのはカワサキの”危機感”が如実に表れているとある部分です。

実際にガソリンバイクが入れなくなる都市がある!

映像の中で出てくるこちらのシーン。

どこの国なのか都市なのかは明示されていません。
調べてみるとこちらはフランスのパリです。
もちろん世界的に有名な都市ですから選ばれて然りです。
ではなぜ日本のカワサキがチョイスした都市が東京ではなくパリなのか?

それには明確な理由とカワサキの危機感の表れがあります。

実はフランス パリはガソリン車の乗り入れ禁止を推進しており、2030年までにガソリンバイクによる市内中心部へのアクセスを制限すると宣言しています。
2030年まで、ですからもしかすると来年かもしれないですし、2029年かもしれません。

都市部に乗り入れられなくなったバイクは当然販売面で厳しくなるでしょう。
少なくてもパリにお住いの方は購入できないのかもしれません。

そこで映像が示しているように、ハイブリッドバイクがガソリンエンジンのパワーで高速道路を疾走し、都市間移動を航続距離に不安なくかつスピーディーにこなす。
そして都市部(ずばりパリ)に入るときには電動に切り替わりバッテリーのパワーとモーターの駆動で移動する。
都市部を抜けて気持ち良くワインディングを走る際にはスポーティーなハイブリッドバイクらしくエンジンとモーターのパワーをフル活用する。

意外に?と言っては失礼かもしれませんが、このようにかなり現実的な視野の上で作られた映像だったんですね。

我々バイク乗り的には常に楽しいバイクで素晴らしいバイクライフを過ごしたいだけなのですが、時代がそれを許さないという状況も将来的にはあるのかもしれません。




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