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聴き応えたっぷりのBLF

8月3日(金)、岩手県一ノ関市において「第6回BIKE LOVE FORUM in 一ノ関」(以下BLF)が開催されました。

BLFは、政府・行政の担当官やバイク業界の役職にある人々が一堂に会し、今後のバイクのあり方を考える場。

決してワイワイ楽しむような場ではないのですが、業界のみならずライダーにとっても大切な会合なのです。

今年の一関大会のテーマは、「国内のバイク市場活性化策」。

政官民で話し合うBLFですが、通年「民」としてのパネリストは、メーカーや販売を担う会社の方が中心。

しかし今回、彼らは聞き役に回り、我々になじみの深いバイク各誌の編集責任者の方々が中心となってパネルディスカッション等を繰り広げました。

バイク専門誌の皆さんは、各々開催しているイベントや読者の意見などから、「幅広い層のユーザーの意向を把握している」我々の味方。

その期待通り、メディアの皆さんが日ごろ接している「生のライダー像」が語り、そこから今後のバイク環境の「ありたき姿」を探くという、実に聞きごたえのあるBLFとなりました。

5時間にわたって延べ14人の論客が、バイクの明日を語った「BLF in 一ノ関」。

今回は、バイクを盛り上げるメディアの皆さんの言葉を集めながら、BLFの雰囲気をレポートしていきたいと思います。

バイクは素晴らしい「文化」

「素晴らしいバイク文化の創造」題された一本目のパネルディスカッション。

パネリストは、Out Rider誌の菅生雅文(がもん)編集長。(盛岡市出身)

ほか東北に縁を持つ4人の有識者が集まり、それぞれの見識から、バイクならではの社会的貢献や、バイクの社会的認知向上について語りました。

全てをお伝えしたいところですが、ブログとして文字数的にあまりにも膨大になるため、ここでは特に菅生編集長の言葉をまとめました。

バイクツーリングを地域振興に旗手に

Out Rider誌の菅生編集長は2011年、東北の実家で被災。

以来、編集部のある東京と東北の実家を車で往復する日々が続いたそうです。


菅生雅文 編集長

そこにライダーたちの姿があった

震災2か月が経った東北道。

菅生編集長は福島県内のSAだけがガラガラだったことに驚かされます。

そこで、福島の状況を知るために、Out Rider誌は同年5月に福島ロケを敢行しました。

新聞・TVの報道が「福島県内に来る県外ナンバーは営業車両のみだ」と伝える中、一様にキャンプ用品を積んで走る県外ナンバーのバイクの多さに着目。

そして同年9月、菅生編集長は事前の風評批判にもめげず、Out Rider誌で福島で読者ミーティング開催しました。


会場スライド写真を参照

結局このミィーティングには、東北を中心に東京や関西から250名を数えるライダーが駆けつけ、福島県の地元紙にもライダーとの意見交換の模様が取り上げるほどに。

そして、これを読んだ福島県の観光部局の方が、「多くの人々が福島を避ける中、福島をツーリングイベントの会場に選んでくれたのはなぜか?」と、東京の編集部を訪門。

この問いの答えとして、菅生編集長は福島の読者ミーティングで交流した参加ライダーたちとの話をまとめながら、

「ライダーは普段、危険と向き合ってリスクから逃げずにバイクと向き合っているし、福島に集まったものリスクとの向き合い方を知っているからなのではないか?」

と話したそうです。

その後、福島県は地元へのツーリングライダー誘致に乗り出し、2011年11月には「福島ライダーズナビ」というライダー誘致のためのサイトを立ち上げるに至りました。

こうしてバイクを災害復興と地域振興の旗手にする役割を果たした菅生編集長。

その後もOut Rider誌では多くのライダーを東北に誘う特集を組み、現地で「リアル」な被災地を感じてもらうことに力を入れておられます。

ちなみに筆者も今年6月に被災地を取材。

ネットでなんでもわかった気になれる現代だからこそ、被災地へのバイクツーリングがライダーの人生観を変え、地域の活性にも役立つわけですね。

バイクに育てられたことへの恩返し

このセッションの最後には、それぞれのパネラーが締めとして各々の思いを語りました。

その中で筆者が一番印象的だったのは、Out Rider誌の菅生編集長が強く語った言葉。

「我々はバイク、そしてツーリングに育てられた人間、そしてバイクが人格形成に役立つことを実感した者としてここに集まっている。」

「だからこそ、若者のバイク離れを加護することはできないし、バイクとその道を切り開いてきた先輩たちに、恩返しをしなくてはならない。」

中でも「バイクに育てられた」という言葉は実に印象に残り激しく共感。

筆者も、次世代にもその楽しさを伝えていくことがバイク文化の創造には欠かせないと認識し、微力ながらこれに貢献したいという気持ちを新たにしました。

バイク市場の将来展望を語る

パネルディスカッションの後は、「国内バイク市場の将来展望を語る」と題された、合田英了(ごうだえいりょう)氏 埜邑博道氏によるトーク対談。

合田英了氏はJMR 生活総合研究所というマーケティングを専門とする会社の取締役。

今年4月に「2017年度二輪車市場動向調査の概要」をまとめ上げた方です。

2017年度二輪車市場動向調査の概要」は、新車を購入した5,000人のユーザーを郵送により追跡調査した結果がまとめられたもので、この内容の細密ぶりは圧巻。

内容としては、「今どういうバイクが、どういう層の人たちに受けていて、その人たちはどんな思いでそのバイクを買い、今後どうしたいと考えているのか?」

数字から「ユーザーの気持ち」を事細かに読み取る内容になっています。


合田英了氏

「新車購入ユーザーの動向として、明るい兆しが見えている」

今回の調査の中から挙げられたポイントは、

•125㏄・250㏄と言った小型車に若者の需要が増えている。
•現在のコアユーザーの平均年齢は52歳と、年々年齢が上がっているしている。
•新規エントリーユーザー層は特に女性が増えている点が特長。
•若者の購入理由に変化、(走りや便利さを求める以上に、バイクを自由や人との交流などといった「体験を実現するツール」として期待する傾向)がある。

という項目です。


論議を交わす合田氏と埜邑氏

これを柱としてまず、若者のバイク需要について合田氏は、

バイクを通して人と体験を共有したり、新しい遊びを見つけたい人が多い。
しかしいその反面、情報にたどり着けなかったり、一人では行動を起こせない人も多い。

と分析。

つまり、バイクには興味がある人が多いにもかかわらず、免許取得後も車両の購入に至らないケースも多く、「潜在ユーザー」のすそ野が広がっているのだと指摘しました。

さらに、コアユーザーの年齢が年々上がっていく傾向については、注意すべき傾向があるとし、

「今後10年以上バイクに乗り続ける」と答えた50代以上のユーザーが減少している。

という点に警鐘を鳴らしました。

こうしたことから合田氏は、「エントリーしやすく、永続的なバイクの楽しみを実現できるよう、バイクへの障壁を取り払う業界努力が必要」と説明。

これまで「バイク需要の復権=新規若者需要の開拓」という視点がメインだっただけに、「既存ユーザーの今後をどう支えていくか?」という視点が新鮮でした。

数字をライダーの姿に読み解く

BikeJINで「生涯現役宣言」と言う特集を組んだ時も、最高齢の方が80歳だったんですよ。

埜邑博道氏はBikeJIN誌・RIDERS CLUB誌の枻(えい)出版取締役。

合田氏の数字から、既存ライダーへのサポートの在り方を導きます。

ライフステージの変化を見据えたサポートを

「概してライダーは年齢よりもっと若く見える傾向があり、『バイクは自分を輝かせてくれる乗り物』、高齢でも十分楽しめる乗り物です。」

ただ、高齢で乗るにはそれなりのノウハウも必要で、金銭的な問題も障壁となるでしょう。

なので、50代60代を長く支え、ユーザーのライフステージの変化も視野に入れたサポートが必要ですよ。

これはもっとメディアだけではなく、業界全体がアクティブユーザーの支援強化をしなくてはいけませんね。

出版業=サービス業

北海道や九州など地方で行ってきたバイクイベントを、そろそろ原宿なんかでやったらどうかって会社で話しているんです

これまでバイクは「見るな」「触るな」と教わって遠ざける環境があったけど、自分から近寄っていける環境を通ることが大事だと思うんですよ。

バイクのことをかっこいい、乗りたいと思ってくれている人は結構いる。

でもそういう人たちのハードルを取り払うことが必要なんですよね。

バイクがいくらいいものでも、その良さを引き出せる使い方を考えていくのが自分たちの仕事なんですよ。

自分たちは出版業をしていますが、紙面やイベントを通じてライダーに必要なサービスを提供しているサービス業だと考えています。

 

この対談は合田氏の数から人の気持ちをつぶさに捉える調査内容も素晴らしかったですが、それを埜邑氏がその数字の中身を人の表情に変えて話していく展開も見事でした。

BikeJINの都市型イベントにも期待したいですね。

既存ユーザーへのサポートが肝心

最後に、バイク誌の編集責任者が集まり、『バイクユーザーの未来への導く』と題して、幅広い層のバイクユーザーをどう盛り上げていくかについて考えました。

パネラーは、

「タンデムスタイル」・「レディ-ス・バイク」編集元、クレタパブリッシング代表取締役の北村明弘氏、

「オートバイ」誌の松下尚司 編集長、

そして「ガールズバイカー」誌の原田英里 編集長。

さらに、MotoGP解説などでおなじみの宮城光氏が進行役を務め、彼らからとっておきの話を引き出していきます。

若い人へのアプローチをどうするか

まず初めに話し合われたのは、「バイクユーザーの変化と対応」について。

雑誌の編集者の皆さんは、バイクユーザー(読者)の情報源の取り方の変化にどう対応しているのでしょうか。

SNSで発信される情報の情報原が、自分の雑誌であることも少なくないので、雑誌には最初の伝え手としての役割が大きいんです。

そう語るのは、オートバイ誌の松下編集長。

取材で12・3人の大学生に話を聞いたんですが、彼らは本に情報源を求めないんです。

「20代はとにかくツイッターなんですよ。」

WEB版を作ってみたり、バイクをアニメっぽく擬人化してみたりっていうのもそうで、若い人にゆさぶりをかけているんです。

またオートバイ誌はバイクには「RIDE」と言う付録を付け、バイク漫画「キリン」の作者 東本昌平氏に依頼して漫画を連載しています。

これは若者だけでなく、50代層のライダーにもアプローチできるように配慮したものなんです。

「自分たちも雑誌屋ではなくて、コンテンツ屋だと思っています。」

そう語るのはクレタの北村氏。

SNSは雑誌にも追い風

若い子のコミュニケーションの方法も我々若いのころとは変わっているんです。

我々の方で変わっていく勇気を持つことがこれから大事になるのでしょうね。

とにかく、日本ほどバイク誌のジャンルが多様に細分化されている国も少ないんですよ。

今は発信力・拡散力が昔より上がっているので、ニッチな話題もどんどん広がるんです。

ツーリング誌やオフロード専門誌などがあって、それぞれを買う読者がいるというのは、お客さんが成熟した市場だということですよ。

体験できるコンテンツの充実が大事

今、我々はバイクの雑誌屋ではなく、コンテンツ屋だと思っています。

例えば「Love the Earth」という海岸清掃ツーリングには、若者もバイクで集まってきてくれる。

話を聞くと「参加することがカッコいい」そういう人が多いんですよ。

それをまたネットで発信して行ったり。

つまり、コンテンツを届ける側として、いかに良質であるかを考えていくことが、我々メディアの存在意義だと思うんです。

女性ライダーへのアプローチ

「女性ライダーは立ちごけしても、後にクヨクヨ引きずらない。」

進行役の宮城光さん女性ライダー像と彼女たちへのアプローチについて聞かれた、ガールズバイカー誌の原田編集長。

「女性ライダーはさっぱりしていて直観的、情報に惑わされない自由さと、勢いがある」と語ります。

専門誌編集者が語る女性ライダー像

ガールズバイカーの読者年齢層としては子育てが一旦落ち着いた40代くらいの人が多いんです。

どうやらご主人も昔バイクに乗っていたり、かつてその後ろに乗っていたり。

そういう人が子育ての一段落でバイクに乗り始めるケースが多いですね。

彼女たちの行動も大胆で、免許取る前にバイク買っちゃう人とかもいるんです。

そうするのは、先に確固たる目標を造らないと、教習の苦しさに負けてしまうからで、女性にはよくあることですよ。

また最初から大型車(750)を買おうという人もいるし、一目ぼれで、買うとなれば特に値段を気にしないひとが多い。

「これカッコいい、買うみたいな。」

でもそれがすごく直感的で、ハーレーを買いに行ったのに、横に置いてあったCBRに一目ぼれして買っちゃったみたいなこともホントにあるんですね。

と言うのは、「足つきがいいよ」とだけ聞いてきた女の人が、この世にあるのも知らなかったCBRに惚れちゃったりとか…。

そうやって、あんまり情報をあれこれ仕入れないで行くので、女性にはこういうことがよくあるんですよ。

でもときより、勝手にカテゴライズして、彼女たちの様にバイクを自由にとらえることを阻害しているのではないかと気づかされることもありますね。

若い既存ライダーへのサポート強化を!

だからそこ我々が変えていかないといけないと思うんですよね!

松下編集長はここから言葉に力を入れて語ります。

若い既存ライダーの姿をちゃんと見てあげて

取材をした大学生たちは、お金を出し合って、どこからかボロボロのカブを手に入れ、何とか直してみんなで乗っている。

それでもみんな「俺たちはバイクに乗っているんだ」とそのことを心から喜んでいるんです。

これって昔とおんなじじゃないですか。

若い子はちゃんとバイクに興味を持っているし、スポーツバイクをかっこいいという子だってちゃんといる。

女の子で何台もバイクを持っている子だっている。

そういうところを、もっとちゃんと見てあげないといいけないんです。

「若者が来ない」のではない!

今の若い子は、ハッシュタグに自分のバイクの名前を付けて仲間を検索し、コンビニで待ち合わせてみんなでバイクを楽しんだりしています。

例えば誰かが事故を起こせば、「あの地域であのバイクに乗っているのは君しかいない、大丈夫か?」と言ってみんなが心配するようなコミュニティーの厚みを持っているんです。

そういうものが自分たちの周りにないからと言って、「バイクを楽しむ若者がいない」ということにしているだけなんだと思います。

情報ツールは新しくなったけれど、若い人は今も、どうにか安いバイクを手に入れて、何とかバイクを走らせている。

そして話を聞いていけば、「金があればこのバイクに乗りたい」と今の子もちゃんとバイクに夢を語るんです。

我々は勝手に彼らを(最近の人みたいに)カテゴライズして、若者たちからバイクの楽しさの本質を奪っているのではないか?

「売れない」というその言い訳に「若者が興味を持ってくれない」などと言ってしまっている気がします。

若者にバイクの魅力を輝かせるには?

バイクで楽しんでいる大人の姿を見せよう

原田編集長の話から、バイクを若者への訴求する方法を考えていきます。

仲良くしてくれているスーパーカブのおじいさん集団がいて、そのトップは83歳で平均年齢は65歳くらい、でも10代の子もちゃんといるんですね。

この中で83歳のおじいさんが24時間で1000キロ走るっていうチャレンジをしているんですよ。

それを見て若い子が、「俺たちもやってみよう」とそれを目指すんですよね。

つまり、現役の大人のライダーが、かっこいいところを見せるようなことがあればいいと思うんです。

あと、ラーメンを食べに500㎞走るような人もいます。

そうやってバイクに乗る人たちは、「これまでになかったことをして視野が広がった」と喜んでいるわけですよ。

なので、バイクでこういった楽しい体験ができることを、もっと広めて共感してもらえるようにするといいのではないでしょうか。

業界ロードマップ達成に向けて

業界は関係行政機関と共に、2020年までに新規需要100万台を目指すロードマップを掲げています。

後半はその実現に向けてのアイディアが話し合われました。

原付は125㏄・50㏄はEVに移行するべき!

クレタの北村氏は思い切った提案をぶち上げました。

若者のためにも原付125㏄化を

世界的にミニマムモビリティーは125㏄が標準です。

50㏄は非力な上に、2段階右折や30㎞/h速度規制を強いられる乗り物です。

こんな不利な乗り物でエントリーしてきた若者が、バイクを好きになるはずがない!

日本では今もホンダとスズキが50㏄を造っています。

この2社が50㏄の製造をやめると言ってしまえば、行政だって動かざるを得ないし、そうしてしまえばいいんです。

原付は125㏄、50㏄はEVへ

以前、デリバリーの協会団体の会合に出たことがありますが、このアイディアを語ったところ、「それがあったか!」と驚かれました。

つまり、50㏄は彼らにしても相当な不利益なんです。

もし、原付が125㏄になったなら、彼らからの需要も相当にあるでしょうし、物流にも有益です。

125㏄の利点を使って新規参入だってあるかもしれません。

赤字で保っている50㏄を造らなくていいわけですし、需要が見込まれれば125㏄の製造コストも下げられるでしょう。

ただやはり、50㏄の免許制度を必要とする人もいるのは確かなので、これはEVにシフトさせる方がいい。

これによって将来的に二輪EVの発展にもつながるのではないでしょうか。

そうすれば、2020年の100万台達成は可能なはずです!

行政や業界的として、いろいろ大変な部分もあると思います。

でも、自分としてはペンの力で世論形成をしていきますよ。

メディアから業界への提言

100歳までバイクに乗れる環境作りを!

セッションの最後に、メディアの皆さんが業界への提言をする中、宮城光さんの言葉が光っていました。

若者需要へのアプローチ

自転車のヘルメット通学を義務付けている地域ってありますよね。

被りたくないヘルメットのイメージ=バイクへのマイナスイメージ。

どうやらそういうことでバイクを避ける傾向と言うのが生まれることがあるんですね。

そこで、あるヘルメットメーカーでは行政に呼びかけて、デザインがきれいで「大切にしたくなるようなヘルメット」を用意したんです。

そういうアプローチから始まる、若い需要の醸成と言うのがあるんですね。

100までバイクを目標に

そしてこれまでのお話には若者だけでなく既存ライダーへのアプローチも話題でしたね。

僕の知っている人で定年後63歳でバイクに乗り始めたという人がいるんですよ。

彼に「100歳まで乗りましょう!」と声をかけました。

いつまでもバイクで夢を見れるって素敵なことです。

それから奥さんを誘って一緒にツーリング、タンデムだっていいじゃないですか。

二人で新しい夢を語れるって素晴らしいでしょ。

でも、自分くらいの年齢のライダーが新車を買ったというとよく、「宮城さん、俺これがもう最後のバイクなんですよ」って言うんですね。

そうやって「最後」と言うのではなくて、新しいのを買って100歳までバイクで楽しむ。

100という目標があっるのがいいんです。

これまで出てきたように、それにもいろいろな環境整備が必要だと思います。

業界の方にはぜひこれまで乗って来られた方々が、この後も長くバイクに乗れるようにサポートしていって欲しいと思います。

総評

もはやライダーはアウトローではない!

最後にヤマハ発動機の日高祥博社長が、日本自動車工業会の二輪車特別委員長として登壇され、素晴らしい総評を述べられました。

良質化したユーザー層

いろいろと厳しいお叱りの意見もありました。

しかし、全体的に「よくなってるなぁ」と言うのが率直な印象です。

復興支援ツーリングやLove the Earth。

もはやライダーはアウトローではない!

非常にユーザー層が良質化したのだと思いました。

社会性のある楽しいイベントを強化

バイクは目的地に行くだけでなく、目的地に向かう道のりも楽しくするものです。

今回のフォーラムでは特に、バイクの良い面を多くの人に体験してもらえるよう、みんなが集まって楽しめる社会性の高いイベントを増やすことが大切だと思いました。

ロードマップの達成も、まだいろいろな問題があります。

原付への提言もいただきましたが、これについては小型二輪AT免許の取得期間短縮が実現したところです。

小さな歩みですが、官民一体となってこれからも着実に進歩を続けていこうと思います。

まとめ

今回は、相当にボリュームなあるフォーラムで、予定の字数をかなりオーバーしてしまいました。

長文になりましたが、最後までお読みいただいた方に感謝申し上げます。

また、行政の方のご挨拶など貴重なお話であったにもかかわらず、残念ながら載せきれない部分がありました。

登壇された方々にはこの場を借りてお詫びいたします。

前回、第5回の群馬大会は、「3ない運動の撤廃」など安全教育の在り方を考え、新規需要獲得と安全教育が両輪の関係にあること。

さらに、「現代の若者の趣向分析」で現代の若者像を深く掘り下げ、バイク需要に明るい兆しがあることを確認し、若い世代の需要拡充の在り方を探るBLFでした。

今回の一ノ関体感ではメインユーザーである50代のフォローアップや、バイクによる地域振興等、大胆な意見もあり、バイク需要全体を再考するBLFとなった点が特筆的です。

筆者も今回、バイク記事の伝え手として、彼らの話は大いに勉強になりました。

恐らく業界人のみならず、一般参加をされた皆さんにとっても、これはかなり聴きごたえのあるBLFになったのではないかと思います。

もちろん、メーカーや販売店さんにとっても刺激のあるBLFになったようで、今後のバイク環境に今回のディスカッションがどう活かされていくのか、今からかなり楽しみなです。

詳細は未定ですが、次回は山梨県での開催が予定されています。

首都圏や甲信越からもアクセスが良いと思いますので、次回は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

やはり、BLFには皆さんにも会場で、臨場感をもってお聞きいただきたいですね。




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