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中古バイクは新年度に熱くなる

いよいよ年度も改まり、バイクシーズンも序盤を迎えます。

手ごろな価格の新機種も多数登場した今シーズ。

買い取り専門店の広告も盛んだっただけに、中古市場には結構な出物がそろう時期でもあります。

学生さんの初めてライダーさん、あるいは家計の隙間を縫ってリターン志願のお父さん。

今回はそんな方々に、維持費もお手頃な250㏄の中古バイクおすすめモデルを、いくつかご紹介していこうと思います。

いつまでも付き合える一台を250ccで

とりあえず気軽に乗れて、近場でもツーリングでもわがままに付き合ってくれる。

これはどの車種にも望まれることでしょう。

でも、「どうせ乗るなら安く長く付き合一台を」そんなふうに思いませんか?

流行廃りの中にあるのではなく、いつも傍らに普遍的にいてくれる存在。

そんな中古バイクとして筆者がおすすめするのが、ホンダのVTR250FとVTR250typeLDです。

 
↑VTR250F


↑VTR250typeLD

VTRと言えばなんといってもクラスの中では珍しいDOHC水冷V型2気筒エンジンが魅力。

昭和生まれのライダーなら、爆発的ヒット作となった初代VTの豊かな乗り味を思い出す人もいるでしょう。

最高出力は30PS/10,500と、今のバイクにしては控えめですが、アクセルを開ければ粘り強いトルク感に頼もしさを感じ、乗り込んでいくほどに愛着がわいてくるバイクだと思います。

ところが残念なことに2017年8月31日をもってVTRは生産終了となっており、既にはホンダのラインナップからも姿を消してしまいました。

新車でも今ならまだ手に入るようですが、シンプルかつ頑丈なモデルなので、ある程度の距離を走った個体でも、ちゃんと走ってくれるのがVTRの良いところ。

そのあたりも筆者がおすすめする理由です。

VTR250Fについて

VTR250Fの場合は単にカウルを付けただけではなくて、

メーターがこちらのデジタルメーターになっています。

視認性もよくてスーパースポーツ系のカッコいいメーターですよね。

スタンダードのVTRよりも台数が少なく、シュルエットも締まった感じになりますから、所有感も増すでしょうね。

長距離走行を考えるならカウルの存在は大きな味方。

これはおすすめです。

VTR250typeLDについて

またVTR250typeLDはスタンダードのVTRとは違い、シート高を15mmほど下げて、740mmにしたモデルです。

普通ローダウンというと、シートのあんこを抜いたり、サスやリンクをショートにして車高を落とすものですよね。

ところがVTR250typeLDの場合、なんとタイヤを140/70/17→140/60/R17へ、つまり扁平化することでシート高を下げているんです。

しかもタイヤの外形が小さくなったことに対応してギア比も変えて、サスのセッティングまで変えているという芸の細かさ。

女性でも乗りやすいようにとカブにエプロンを付けたホンダ創業時の精神が、このバイクにはしっかりと詰まっているのです。

こういうモデルがラインオフしてしまうというのは実に惜しいですね。

Fの新車価格は619,920円・typeLDは609,120円(それぞれ税込)です。

中古バイクサイトのグーバイクやバイクブロスをざっと見た感じでは全般にキレイに乗らたと思しきワンオーナー車が多く見受けられますね。

狙い目として、Fは1万キロを超えたものだと車両価格が30万円台後半を付けるものもあるようですが、2013年式ならば距離が若くても込み込み40万円台が望めそう。

typeLDは玉数こそ少ないですが、15年車の1万㎞以内のものなら販売価格40万円台が望めそうです。

先述の通りVTRは割とタフなモデルなので、オイル漏れやフォークの曲がりなど、しっかり見極めて消耗品もばっちり取り換えれば、気にせず長く付き合えるのではないかと思います。

250ccバイクを着こなそう

町のバイク屋さんでパッと見たバイクが気になって仕方ない。

車種というよりその個体に惹かれる。

それはそのバイクをきっかけに、変わりたい自分を夢見ている時間だったりしませんか?

おしゃれな服で自分を演出するように、バイクを着こなしていつもとちょっと違う自分になってみる…?

そんなこともありますよね。

そんな方におすすめなのはKawasakiのエストレア250とSUZUKIのST250です。

いずれも昨年生産終了となった空冷単気筒モデル。

アクセルを開けた時、その鼓動感に「自分バイク」という関係性をはっきりと感じて、相棒としての愛着を強く持つタイプのバイク達だと思います。

エストレアについて

エストレヤの場合はいくつかの仕様があって、かわいらしかったり、渋かったりとそれぞれに雰囲気を持っています。

↑Estrella


↑Estrella supecial edition

小柄ゆえの付き合いやすさとヘリテイジな佇まいが同居したモデル。

シート高は735mmと極めて低く、小柄なライダーでもバリっと変身を楽しめるのがこのバイクの魅力です。

新車価格は536,760円~575,640円(税込)

メグロ時代の面影を残す1992年~2006年式のものも未だ人気で、この辺なら販売価格が20万円を切る個体もあります。

しかし来年はもう2020年を目前に控えた2019年。

元々値段も高くない車種なので、値段につられて高年式車を狙うのではなく、ある程度若い年式から見ていくのがいいでしょう。

現状程度と値段のバランスが手ごろなのは2013~2014年くらいのもの。

このあたりであれば、車両価格30万円台後半の個体を見つけることができます。

ST250 E Typeについて

↑ST250 E type

ST250 E typeのシート高は770mmとエストレアよりは高くなりますが、それでも決して難い扱い難い高さではないと思います。

特長はこのセパレートシート。

たっぷりアンコが入っていて疲れにくい形状、同様に大きさがあるタンデムシートも、タンデムライダーに好評です。

さらにこのタンデムシートを取り外せばそのまま大きな荷台として活用することもでき、ツーリングでの実用性は抜群。

新車価格は484,920円(税込)。

ST250は2003年登場の息の長いモデルなので、15万円台から買える年式もありますが、ここは長く付き合っていくことを考えて2014年以降の距離数が若い個体がおすすめです。

新車価格も安いので、込み込み30万円後半くらいでも健調な個体に出会えるのではないかと思います。

やはりチェックポイントとしては、オイル漏れの有無やチェーン・スプロケットなどの消耗具合。

またすべての車種に言えることですが、もしそのお店が同一車種を在庫していたら、エンジン音を聞き比べさせてもらうのがいいでしょう。

もし難癖つけてそれを拒否するようなお店ならば、他を当たった方がいいですね。

如何に疑問に答えてくれるかを見抜くのが、お店選びでは一番肝心です。

250㏄ 中古バイクを遊び倒そう!

250㏄の軽さを最大限に活かして楽しむならばオフロード系のバイクがおすすめです。

「いや、僕(私)オフロードとか行かないですし…」という人もいるでしょう。

でもとりあえず一度このカテゴリーのバイクの店頭試乗車に乗ってみてください。

オフロード車は概してサスペンションの可動域が大きく、ライダーにショックを大きく与えないので、オフロードに行かなくても長く楽に乗っていられる快適性が魅力です。

車体もタフで長持ち、オフ走行はその気になってからでもOKです。

とにかくシーンを選ばない大きな楽しさが、このカテゴリーにはあるのです。

オフロードのおすすめ、筆頭となるのはやはりYAMAHAのセロー250。

セロー250について

2018年8月に従来型の姿をほぼ踏襲して復活を果たしたセロー250。


↑2018年型セロー250

この記事では日常性能を重視し、セローについてオンロードでの楽しみ処をお伝えしました。

低速では粘り強く、21インチの大きなフロントタイヤが醸し出す安定感は絶品。

単気筒ながら、高速でもしっかりとした伸びの良さと快適な巡行性を見せてくれました。

新型では環境性能をアップさせる中で、こうした伸びや粘りの良さが旧来よりも強調されたものになっています。

ただ、2017年以前のモデルをそれと比べても不満に感じる点はほぼないでしょう。

↑セロー250 2017年モデル

とにかくどんなふうにでも遊び倒せるのがセローの魅力です。

バイクに対して「倒せる」なんていうと縁起でもない話。

でもセローは転倒さえも考慮して設計されているバイクなんです。

セローには全年式ともライト下とタンデムシート下に「スタンディングハンガー」というものがついています。

これは、もし林道で滑落したら、ここにロープをかけて引っ張り上げるためにある装備です。

また、セローのシート高は830mmとオフロード車の中でも控えめ。

これもスタックした時にライダーが両足を地面についてバイクを前に進ませる「2輪2足」という考え方によるもの。

オンロードで筆者がお伝えした快適性に加え、実に大きな懐深さをセローは持っているのです。

新車価格は564,840円(税込)

探せば新車をセールで50万円そこそこで出すお店もあるようですね。

お財布の紐のかたさ次第といったところにもなりますが、キャリアやETCなども込みで安く手に入れるとなると、2012年以降・1万㎞以内のもので見ていけば30万円台後半でいいものが見つかります。

ポイントとしてはやはりヘッド周りのオイル漏れの有無。

そしてオフ車なので特に足回りのへたり具合(インナーの傷の有無やオイル滲みなど)を入念にチェックしたいですね。

コンビニからサーキットまで

さて、やはり250㏄クラスをご紹介するうえで外せないのがスポーツ系のバイクですね。

パワーで考えればCBR250RR 、馴染みやすさならGSX250R、その中間がNinja250RかYZF-R25だと思うので、国内4社の250スポーツの中でどれをお勧めするのかは非常に迷いました。

しかし、中古市場を見ていくと、距離の若さと価格のバランスがよく、値段のばらつきも少ないYAMAHAのYZF-R25がおすすめですね。

マシンキャラクターとしても、パワー・親しみやすさの面でも、最もバランスよくまとまった車種だと思います。

日常の脚としてももちろん、サーキットでも人気の1台。

アフターパーツが豊富なのも魅力です。

こちらでお伝えしたように、2019年3月からは新型となり、新車価格は599,400円 [税8%込み]~となっています。


変更点は、フロントが倒立サスペンションになったことと、YZF-R1似のデザインになったことと、


タンクがやや小さくなってハンドルも前傾を強めたタイプになり、


メーターがフル液晶になったことですね。

新型はパワーユニットやフレームをベースとしてこれらのデザイン変更を行っています。

ただ、従来型のデザインの方が好きという方も多く、恐らく今後も従来型の人気は続くものと思われます。

新型はメーカーが相当数のバックオーダーを抱えるほどの大人気。

その陰で先代モデルは新車が在庫一掃価格で安く買える可能性も高く、先代YZF-R25は今年度前半が購入のチャンスです!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は250ccでおすすめの安い価格帯30~40万円の中古バイクを狙って、その車種の中でのおおよその相場をもとにご紹介させていただきました。

環境規制強化等に伴い、昨年から今年中旬にかけて、異常なほど多くの車種が淘汰されてしまいましたね。

車種選定はそうして惜しまれている車種のご紹介が中心。

これは本当に「期せずして」だったのですが、編集を終える今、多くの人々に中古バイク市場の中で、

これらのバイクたちの素敵な個性に出会って欲しい」

という願いが筆者の中に強く沸いてきました。

もっともっとご紹介したい魅力的な車種もあったのですが、記事を書いておきながら泣く泣くカットせざるを得ない車種もあり、機会あれば再度ご紹介したいと思います。

今後は250cc以外の他のクラスのおすすめ中古バイクも同様にご紹介していきますのでお楽しみに!

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