
みなさん、こんにちは!今日のコーヒーはもう飲みましたか?松井 さちです。天気がいい日は窓の外を眺めながら、「あ〜、今すぐ走り出したい!」なんてうずうずしちゃいますよね。

さて、今回は海外のライダーから届いた、とっても素敵な「1周年記念」の話題についてお話ししたいと思います。なんと、愛車である「Reptar(レプター)」との付き合いが1年になり、サーキット走行会に参加したらすっかりその魅力に取り憑かれてしまったとのこと!さらに、新しいフェアリング(カウル)も注文中だとか。
「Reptar」という名前、おそらくあのアニメの緑色の恐竜から取っているんでしょうね。ということは、間違いなくKawasakiのライムグリーン!もう、この時点で親近感が湧きすぎて尊いです。私もZ900乗りとして、そしてKawasaki党として、この「1年の節目」と「サーキットデビュー」、そして「カスタムへの目覚め」について、私自身の経験も交えながらじっくり語らせてください。
目次
愛車との1年、それは「恐怖」が「愛着」に変わる分岐点
バイクに乗り始めて1年。この時期って、ライダーにとって本当に特別な節目だと思いませんか?
投稿者さんも「It's been one year with Reptar」と喜びを爆発させていますが、この気持ち、痛いほどわかります。私が29歳で免許を取って最初に迎えたBALIUS(バリオス)との1年は、まさに「格闘」の日々でした。最初はエンジンの回転数が上がる音だけでビクビクしていた私が、1年経つ頃にはその高回転のサウンドを「音楽」だと感じるようになっていたんです。
でも、同時にこんな悩みも出てくる時期なんですよね。
「今の乗り方で満足していいのかな?」
「もっとこの子のポテンシャルを引き出せるんじゃないか?」
「そろそろ自分だけの一台に仕上げたい(カスタムしたい)……でも、どこから?」
特にKawasakiのバイクって、乗り手に対して「お前、もっとイケるだろ?」って語りかけてくるような、妙な男らしさというか、圧があるじゃないですか(笑)。それがたまらなく愛おしいんですけどね。
今回の投稿者さんも、そんな愛車からの無言のプレッシャー(?)に応えるようにサーキットへ足を運び、そして見事に「沼」にハマったわけです。これがもう、Kawasaki乗りの正しい進化過程すぎて、思わず草が生えるほど共感してしまいました。
「もっと知りたい」という欲求の正体
なぜ私たちは、街乗りだけでは満足できずにサーキットへ行ったり、カスタムに手を出したりするんでしょうか。ここで一度、その衝動を整理してみましょう。
私が思うに、それは愛車への「理解」を深めたいという純粋な愛です。
私が2台目のZEPHYR 400(ゼファー)に乗っていた頃、ただ走るだけじゃなくて、その美しい空冷フィンの造形を眺めたり、少し重たい車体を操る感覚を楽しんだりしていました。所有感を満たす段階ですね。でも、今の愛車Z900に乗るようになってからは、やはり「このエンジンの真価を知りたい」という欲求が強くなりました。
投稿者さんが「caught the bug(虫に刺された=熱中した)」と表現しているように、サーキット走行はバイクの「走る・曲がる・止まる」という基本性能を極限まで体感できる場所。特にKawasakiのマシンは、限界領域で見せる挙動こそが真骨頂だったりします。
「Reptar」こと愛車が、公道では見せない表情をサーキットで見せてくれた。その瞬間に、ただの機械から「相棒」へと昇格したんじゃないでしょうか。そして、「もっとカッコよくしてあげたい」という親心から新しいフェアリングを注文する……この流れ、完全に愛の連鎖です。
具体策:サーキットという「沼」を楽しむための装備と心構え
では、投稿者さんのように愛車との絆を深めるために、私たちには何が必要なのでしょうか? 私なりの視点で、具体的な「道具」と「心構え」を提案します。
1. 安全という名の「鎧」を身につける
サーキットを楽しむには、まず恐怖心を取り除くことが最優先です。そのためには、信頼できるレザースーツやプロテクターが必須。私がバリオス時代に学んだのは、「怖さは準備不足から来る」ということでした。しっかりした装備があれば、心に余裕が生まれます。
2. 愛車への「ご褒美」カスタム
投稿者さんは新しいフェアリングを注文したそうですが、これはモチベーション維持に最強のスパイスです。私もゼファー時代、マフラーを変えただけで、まるで別のバイクに乗り換えたかのような高揚感を感じました。Z900でも、小さなパーツを変えるだけで「明日はどこへ行こうか」とワクワクします。
見た目を変えるカスタムは、単なるドレスアップではなく、愛車への「愛の証」です。
3. Kawasakiの「癖」を楽しむ寛容さ
これが一番大事かもしれません(笑)。Kawasaki車は、時として手がかかります。振動が凄かったり、特定の回転域で癖があったり。でも、サーキットのような極限状態では、その「無骨さ」が頼もしさに変わるんです。「あ、こいつ今、頑張って回ってるな」って感じる瞬間、本当に尊いですよ。
ビフォーアフター:景色が変わる瞬間
サーキット走行やカスタムを経験する前と後では、バイクライフがどう変わるのか。私の経験をもとにシミュレーションしてみましょう。
Before:ただの移動手段+α
週末にツーリングへ行くだけで楽しいけれど、どこかマンネリ気味。「このバイク、本当に自分に合ってるのかな?」と不安になることも。バリオスに乗っていた初期の私がまさにこれでした。怖さが勝ってしまい、楽しさの入り口で足踏みしている状態です。
After:人生のパートナーとしての「相棒」
サーキットで限界を知り、カスタムで自分色に染め上げた後。バイクに乗る理由が「移動」から「対話」に変わります。
「今日はエンジンの機嫌がいいな」
「新しいカウル、やっぱり似合ってる!」
投稿者さんが1周年で感じているのは、きっとこの感覚です。Z900にまたがってアクセルを開けるたび、私は「やっぱりKawasakiしか勝たん」と心の中で叫んでいます。少しの手間も、無骨な乗り味も、すべてが愛おしい要素に変わるのです。
よくある質問(FAQ)
ここで、愛車との付き合い方について、よく聞かれる疑問に私なりにお答えします。
- Q1. サーキット走行は初心者でも大丈夫ですか?
- もちろんです!むしろ初心者こそ、安全な環境でブレーキやコーナリングの限界を知る良い機会になります。最初は「体験走行」のような、ツナギ不要のクラスから始めるのがおすすめですよ。
- Q2. カスタムはお金がかかりそうで怖いです……。
- わかります、その気持ち。まさに「沼」ですからね(笑)。でも、一気にやる必要はありません。まずはステッカー1枚、バーエンド1つからでもOK。自分の手で愛車が変わっていく過程を楽しむのがコツです。
- Q3. Kawasaki車って壊れやすいって本当ですか?
- 昔に比べれば今はとっても優秀ですよ! ただ、他メーカーに比べると「機械としての主張」が激しい部分はあります(笑)。カチャカチャいうメカノイズや振動も、「生きてる証」として愛せるようになれば、あなたも立派なKawasaki党です。
まとめ:これからも、愛すべき「無骨な相棒」と共に
1年という月日は、バイクとライダーの信頼関係を築く最初のステップです。投稿者さんのように、サーキットで新しい楽しみを見つけたり、カスタムで愛情を表現したりすることで、バイクライフは何倍にも豊かになります。
私のZ900も、これからもっと距離を重ねて、私だけの一台に育てていくつもりです。少し無骨で、でも乗るたびに胸を熱くさせてくれるKawasakiのバイクたち。やっぱりバイクって最高ですよね。
皆さんも、愛車との記念日には何か特別なことをしてみてはいかがでしょうか? きっと、今まで知らなかった愛車の表情に出会えるはずですよ。
