カワサキの電動バイクのパワーユニットパテント
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電動化の波が世界的に来ていることはもはや説明するまでもありません。

四輪車の方が特にその波は早く、大きい、といった印象ですね。

欧州では、20〇〇年から電動車以外販売しちゃだめだ!
とか始まっていますし、中国などでも電動車や環境者を
一定数売らない車両メーカーはこれまでのガソリン車も売っちゃダメ!
といったようにかなりドラスティックに世界は変わりつつあります。

こんな言い方をすると誤解を生じてしまうかもしれませんが、
「周りのメーカーが電動化しても最後までエンジンのバイクを作成していそうなメーカー」
であるカワサキにとっても電動化の波はかなり感じているようです。

以前から電動バイクの検討が見受けられるスクープは届いておりました。

真剣に検討をし始めているというのがよく分かります。

よく電動バイクなんてつまらない、という方もいらっしゃいますが、
まだ断定的に決めつけるのは少し早いですよ。

電動には電動の良さがありますし、
その良さを活かして楽しい乗り物になっていけば良いということです。

開発検討の初期段階から”楽しさ”のことがどこまで考慮されているかは分かりませんが、
着実にカワサキが電動バイク検討を進めているであろうと考えられるパテント図を今回ゲットしました。

こちらです。



このパテント図に見られる電動パワーユニットが普通のものの延長ではないことは一目瞭然ですよね。

そしてこれまで構想の第一歩で出ていたパテント図の進化形と言えそうです。

電動車のネガティブ要素の一つである航続距離が短い、あるいは充電に時間がかかる、
を補う為に大きなバッテリーをスワップできるようになっていますね。

またそのスワップの仕方がかなり大がかりで大胆!

なんとメインフレームのトップ部からサイドのトラスにかかる部分を
ヒンジにしてメインフレーム自体が開くような構造を提案しています。

これにより通常のモバイル・スワップバッテリーよりもかなり大きなサイズのバッテリーを
交換できるような仕組みです。

ベース車両をスポーツモデルにしているところも興味深いですよね。

もしかするとレースの世界で、この手のバッテリー交換を取りこんだら
面白さも出てくるかもしれませんね。

まだまだ量産化には時間がかかりそうな気がしますし、
本当にベストな選択肢なのか、常に自問自答しながら開発が進むと思うのですが、
うまく立ち上がってほしいものですね。

バイク界だけでなく、電動車両業界に大きな衝撃を与えることになりそうです。

ソース




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