
「バイクに乗らない仮面ライダー」として最も知られているのは、2014年放送開始の『仮面ライダードライブ』です。主人公・泊進ノ介/仮面ライダードライブのメインマシンはバイクではなく、四輪のスーパービークル「トライドロン」です。
ただし、作品全体からバイクが消えたわけではありません。仮面ライダーマッハは「ライドマッハー」、チェイサーは「ライドチェイサー」というバイクを使います。正確には、主役ライダーが車をメインに使う作品です。
| 登場人物 | 主なマシン | 種類 |
|---|---|---|
| 仮面ライダードライブ | トライドロン | 四輪車 |
| 仮面ライダーマッハ | ライドマッハー | バイク |
| 仮面ライダーチェイサー | ライドチェイサー | バイク |
目次
なぜ仮面ライダードライブは車に乗る?
『仮面ライダードライブ』は、警視庁の刑事である泊進ノ介が怪事件を捜査する物語です。車、道路、エンジン、タイヤ、速度といったモチーフが、作品名だけでなく変身アイテムや必殺技、敵の「重加速」まで一貫して組み込まれています。
テレビ朝日の公式紹介では、トライドロンは警視庁特殊状況下事件捜査課に配備されたスーパービークルで、正式型番はTRIDORON-3000。現場への移動手段にとどまらず、タイヤや武器を生成してドライブへ装備する役割も持ちます。
そのため「名前はライダーなのに車」という単発の奇抜さではなく、刑事ドラマと自動車のテーマを物語・装備・戦闘へつなげた設定です。
トライドロンとはどんな車?
公式設定のトライドロン タイプスピードは、全長4.9m、乾燥重量1,450kg、最高時速560km/h。現実の市販車ではなく、作中の架空マシンとして設定された数値です。
- 主人公・泊進ノ介が主に使用
- 特殊事件を扱う「特状課」に配備
- タイヤ交換によって能力を切り替える
- ドライブ用のタイヤや武器を生成
- ベルトさんが運転や援護射撃を行うことも可能
トライドロンは単なる「仮面ライダーの車」ではなく、変身ベルトであるドライブドライバー(ベルトさん)のメインボディでもあります。ドライブの戦闘システムと一体になった相棒です。
車に乗る仮面ライダーはドライブが初めて?
四輪車に乗った仮面ライダー自体は、ドライブ以前にも存在します。『仮面ライダーBLACK RX』には、RXが搭乗する特殊四輪装甲車「ライドロン」が登場しました。
違いは位置づけです。BLACK RXはバイクのアクロバッターも使い、ライドロンは複数ある専用マシンの一つ。一方、仮面ライダードライブは四輪車のトライドロンを主役のメインマシンに据え、作品全体を自動車モチーフで構成しました。
『ドライブ』にもバイクは登場する
ライドマッハー
東映の仮面ライダー図鑑では、仮面ライダーマッハ/詩島剛が主に使う高性能バイクと説明されています。公式設定は全長3.110m、乾燥重量275kg、最高時速460km/hです。
ライドチェイサー
チェイスが使うバイクで、ライドマッハーと合体して「ライドクロッサー」になります。つまり『ドライブ』は、車をメインにした主役と、バイクを使うサブライダーが共存する作品です。
「ライダー」の意味はバイクだけではない
シリーズ名の「仮面ライダー」は、1971年の第1作以来、バイクに乗るヒーロー像と強く結びついています。一方で長いシリーズでは、動物、電車、宇宙、ゲームなど多様な題材が使われ、移動手段や戦い方も変化しました。
ドライブはその境界を意図的に広げた作品と考えられます。バイクに乗るかどうかだけでなく、仮面のヒーローとして悪と戦い、先代から続くシリーズ名を受け継ぐことが「仮面ライダー」を形作っています。
よくある質問
仮面ライダードライブは一度もバイクに乗らない?
主人公の基本的な移動・戦闘マシンはトライドロンです。「作品にバイクが一切出ない」という意味ではなく、マッハやチェイサーは専用バイクを使います。
トライドロンとライドロンは同じ車?
別のマシンです。トライドロンは『仮面ライダードライブ』、ライドロンは『仮面ライダーBLACK RX』に登場します。
ドライブは「仮面ドライバー」ではないの?
公式名称は仮面ライダードライブです。「ライダー」は個々の乗り物の種類ではなく、シリーズとヒーローを示す固有の名称として使われています。
公式資料
初出:2014年12月/2026年8月、テレビ朝日・東映の公式情報を基に全面改稿。旧記事の権利関係が確認できない画像と期限切れ商品枠は削除しました。

