
2019年のAprilia RSV4 Xは世界10台限定で即完売しました。2025年に登場したRSV4 X-GPも30台限定で14日間で完売し、日本へのデリバリーは行われません。2026年8月21日現在、日本で新車を検討できる公道モデルはRSV4 Factory 1100・363万円です。
目次
RSV4 X・X-GP・Factoryの違い
| モデル | 販売・登録 | 主な数値 |
|---|---|---|
| RSV4 X(2019) | 世界10台・完売・サーキット専用 | 1,078cc・225PS・165kg |
| RSV4 X-GP(2025) | 世界30台・完売・日本配送なし・登録不可 | 1,099cc・238HP・131N・m |
| RSV4 Factory 1100 | 日本公式掲載・公道モデル | 1,099cc・220HP・127N・m |
「X」は高性能グレード名というより、Aprilia Racingが量産車を基に作る特別なレーシングプロジェクトです。価格、装備、保安部品、登録書類、保証の考え方が公道モデルと異なります。
2019年RSV4 Xはもう新車注文できない
初代RSV4 Xは世界10台のみ。1,078cc V4を225PSへ高め、165kgまで軽量化し、Aprilia No Neutral、レーシングECU、チタンとカーボンの排気系などを備えたサーキット専用車でした。
当時の4万ユーロという価格を、現在の円換算だけで中古価値に置き換えることはできません。シリアル、来歴、付属品、走行・転倒、整備可能性が価格を左右します。
2025年RSV4 X-GPも完売、日本配送なし
RS-GPのMotoGP参戦10周年を記念したX-GPは30台限定。欧州価格9万ユーロ+VATでオンライン注文を受け付け、日本へのデリバリーは行わない条件でした。公式発表では14日で完売しています。
1,099cc V4は238HP/13,750rpm、131N・m/11,750rpm。レッグウイング、テールウイング、グラウンドエフェクトフェアリング、マグネシウムホイール、スリックタイヤ、APXレーシング電子制御を備えます。登録書類がなく、公道用RSV4の上級グレードとしては購入できません。
公道新車はRSV4 Factory 1100
| 項目 | 日本向け公式仕様 |
|---|---|
| メーカー希望小売価格 | 3,630,000円 |
| エンジン | 1,099cc・65度V型4気筒 |
| 最高出力 | 220HP/13,000rpm |
| 最大トルク | 127N・m/10,800rpm |
| フロント | Smart EC 2.0電子制御Öhlins 43mm倒立 |
| リア | Smart EC 2.0電子制御Öhlins TTX |
| フロントブレーキ | 330mmダブルディスク・Brembo HYPURE |
表示価格には自賠責、税金、登録、配送、納車整備、用品は含まれません。見積もりではモデル年、色、国内正規仕様、在庫、納期、標準装備を特定します。
Factoryで公道とサーキットを両立する
RSV4 Factoryは保安部品と登録書類を持つ公道モデルでありながら、電子制御Öhlins、6軸IMUを使うAPRC、上下クイックシフターなどを備えます。X-GPの238HPやスリックタイヤを持ちませんが、正規店で新車保証、点検、部品供給を確認できることが大きな違いです。
サーキットへ持ち込む場合は、走行会の規則、騒音、ミラー・灯火の処置、オイル・冷却、タイヤウォーマー、搬送、転倒時の費用を先に確認します。保険は一般公道とサーキットで補償範囲が異なります。
限定Xを中古で探す場合
- シリアル番号とAprilia Racing発行書類の真正性
- 国内への輸入・所有を示す書類と税務処理
- 公道登録不可であることの契約書記載
- 走行時間、サーキット、転倒、オーバーレブ履歴
- エンジン、APX ECU、GPS、データ、ソフトウェア
- カーボン外装、ウイング、フレーム、ホイール、ブレーキ
- 付属ノートPC、タイヤウォーマー、スタンド、マット、カバー
- 専用部品の供給、整備担当、輸送、保管
通常の中古車鑑定だけではレーシング車の状態を判断できません。Aprilia Racing車を扱える専門店、エンジン・シャシー・電子制御を確認できる技術者へ依頼します。
RSV4 Factory新車の見積もり項目
- 車両、登録、税、保険、配送、納車整備を含む総額
- モデル年、国内正規仕様、在庫、保証開始日
- ソフトウェア、電子制御、スマートフォン連携
- 初回・定期点検、タイヤ、ブレーキ、チェーンの費用
- 正規店の距離、診断、引取、代車、部品納期
- 任意保険、車両保険、盗難補償、ロードサービス
- サーキット利用時の保証・保険・整備条件
- 下取りと買取を分けた支払総額
高額車両は保管と売却も先に考える
RSV4 Factoryは363万円、限定Xはさらに希少です。カバー、構造物へ固定するチェーン、ディスクロック、アラーム、追跡機器を組み合わせます。保険会社には保管場所と盗難対策を正確に伝えます。
売却時は一般の一括査定だけでなく、輸入スポーツやレーシング車の専門店、委託販売も比較します。限定車は付属品と書類を散逸させないことが価値維持につながります。
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年式、車体寸法、バッテリー種類・端子、固定場所を確認してください。
公式情報
初出:2019年/2026年8月21日、初代RSV4 X発売ニュースをX-GPと現行RSV4 Factory 1100の購入ガイドへ全面改稿。

