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もう、どうにも止まらない!

皆さんこんにちは、北海道在住の大学生ライダー板倉です。

このI LOVE BIKEというシリーズの中では、僕が免許を取る前からのエピソードや、レイと名付けた相棒のXR230といろいろなところへ行って経験したこと等をお話させていただいています。

昨年(2018年)の夏休みに僕は、実家である長野県・上田市に帰省して、毎日のように日帰り弾丸ツーリングをしていました。

前回のお話は、この期間に僕がバイクに乗るきっかけになった、平成の仮面ライダーシリーズのロケ地や、アニメの舞台になった場所をリアルに尋ねるツーリング紀行。

そして今回は、前回大滝食堂から長野の実家へ深夜たどり着いた翌日のお話です。

家に帰ってきてもとにかく走りたい気持ちを抑えれず、八ヶ岳→箱根→浜松→北陸→関西→紀伊半島という途方もない距離を走り、これが人生初の一泊ツーリングとなりました。

3本仕立てのツーリング紀行。

ちょっと長めですがお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

星の夜空を見たくなった

弾丸日帰りツーリングを繰り返していると、帰りはいつも押せ押せで、深夜近くに長野の実家にたどり着くという感じに。

なのでどこへ行っても夜空を鑑賞する余裕はないんですよね。

ならばということで今回は、星の夜空を愉しむツーリングを計画してみました。

一路箱根・浜松へ

前日は秩父でバイク弁当を食べていた僕。

昨晩遅くに上田に戻り、今朝は今朝で八ヶ岳を抜けて富士山麓の道の駅「朝霧高原」で軽食をいただいている。

我ながらこんな自分に驚いていたりします。(笑)


ここではひとまず、きれいな富士山に挨拶をしました。

酷暑に涼を期待した富士周辺。

しかし日向は意外なほど暑く、ここで食べたソフトクリームの冷たさがとてもありがたかったです。

さらにその後、箱根を目指してさらに2時間、御殿場を抜けて大観山(アネスト岩田スカイラウンジ)に到着。


「朝霧高原」できれいに見えた富士山でしたが、大観山では残念ながら雲の中。

その代わりラウンジには…、

この夏鈴鹿8耐で4連覇を果たしたYAMAHAYZF-R1の展示を見ることができました。

R1誕生20周年ということで、初代R1赤白のカラーリングが施された8耐優勝車には、勇者の貫録が漂っています。

ずっと眺めていたかったのですが、まだまだ先の旅程が詰まっているので長居はせず、「十国峠レストハウス(静岡県函南町)」へ移動。


「お、このアングルは見たことがあるぞ」

という方。

そうです、このスカイラウンジやレストハウスは、アニメ「ばくおん!!」のオープニングで登場する場所。

雰囲気に浸ってゆっくりしていたかったのですが、この時すでに日が傾き始めていたので、ここからさらに国道1号で東海道を往き、静岡県を横断しながら浜松を目指します。

実は、僕の出生地はその途中の沼津市。

小学校に上がる前までこの地で過ごしていました。

市内ではわずかに残る記憶を頼りに、当時の面影を探しますが、自分の匂いがなくなってしまった故郷はちょっと寂しいものですね。

しかし、当時よく行っていた「千本浜公園」という浜辺が懐かしく、立ち寄ってみることに。


ちょうど陽が傾き始めた浜に沈みそうな夕陽を見て、もの思いにふけっていたところを一枚。

以前Facebookでこの写真を公開したとき、意外なほど好評だったのは、この場所が僕にとって特別な場所だったからなのかもしれません。

さらに寂しくなる気がしたので、夕日が海に沈むのを見ずに国道1号の流れに戻り、ひたすら静岡の西を目指しました。

見知らぬ街の日も暮れを走るのは少々の不安でしたが、ナビを頼りにおよそ3時間半後、やっと浜松市に到着です。

浜松駅前の「松菱百貨店」がアニメ「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」の舞台。


しかし、建物は数年前に取り壊されて駐車場になっており、その敷地隣に「ザザシティ浜松」というショッピングモールが建っています。

ザザシティには、かつて松菱百貨店時代にアニメの舞台になったことを伝えるボードがあるようですが、閉店時間を過ぎていたため今回は見ることができませんでした。

またいつか、陽が出ているうちにリベンジしたいと思います。

星空を迎えに

今回のツーリング、最大の目的は夜空の星を鑑賞すること。

浜松のファミレスで2時間ほど休憩し、夕食と仮眠をとりました。

目覚めると22時。

コーヒーでカフェイン注入し、愛機にもガソリンを入れて出発です。


浜松からは豊橋経由で、長野県南部の平谷高原から八ヶ岳高原、高峰高原、菅平高原へ向かいます。

残念なことに、僕のスマホのカメラでは夜の星を撮影することは不可能でしたが、


北アルプスの夜空のイメージ、参照元;PAKUTASO

夏の星座を見ることもできたし、明け方には冬の代表星座であるオリオン座も見ることができ、文字通り満点の夜空を満喫することができました。

ただ、そこは標高2000m。

高峰高原の夜明け前は下界の温度をかなり下回っていて、フリースジャケットを着ていても耐えられないほどの寒さでした。

みなさんも星空ツーリングに行くときは毛布は必需品ですよ。

温かい缶コーヒーで体に暖をとり、眩い星たちを記憶の中のお土産にして、朝8時頃に長野の実家に帰宅。

僕史上初の午前様ということで、さすがに怒られました。

でも、この冒険的はその後のツーリングに大きな糧になりましたね。

その4日後、さらに近畿へ連泊ツーリングへ

夜空のツーリングから4日後の土曜日明け方。

両親から「くれぐれも気を付けるように」と念を押されながら、オイル交換と「整備」を済ませ、3泊4日の近畿ツーリングへ出かけました。

上田を起点にすると、北陸経由で大阪までは約600㎞もあるんですよね。

サンライズ・サンセットラリーにあこがれてあの浜へ


北陸経由にしたのは国内唯一の車両走行可能な砂浜、「千里浜(ちりはま)」に行ってみたかったからなんです。


映像参照元;羽咋市公式HP/観光/千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ

ここは、冒険家の風間深志さんが始めたサンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー(SSTR)で2500人のライダーが集結したという場所です。

SSTRは「地球とともに目覚め、太陽を追いかけて走る1日」というコンセプト。

僕もいつか参加してみたいと憧れています。

しかし、白馬を抜けてやってきた千里浜には、なんと「台風の影響で通行止め」という掲示があって大ショック。

調べてみると入り口までは行けるということで、せめてそこまではと思い、砂に少々苦労しながらも入ってみましたが、


台風にで砂も巻き上げられ、飛ばされてきたごみなどが散乱していたので、やはり通行止めもやむを得ないのだなと諦めました。

残念ながら走行叶わずUターン。

お昼の時間になっていましたが、気を取り直して次の目的地、メタセコイヤ並木を目指して「のと里山海道」を南下します。

バイクで楽しむ京の雅

琵琶湖の大きさに感動しながらひたすら南下。


とてつもなく大きく感じられた琵琶湖↑

行き交うバイクにヤエーしながら京都入りです。

京都に入ると街の風景が変わり、古都らしい雅さを感じるようになりました。

歴史好きでもある僕が最初に訪れたのは南禅寺

ここの三門は、重要文化財で、京都三大門の一つ。

入母屋造(いりもやづくり)という建築様式で、上層と下層で屋根の形が違うのが特長です。

写真の通り非常に大きな門で、高さは22mもあるんですよ。

写真ではスケール感がわかりにくいのですが、実際に見たらきっと圧倒されると思います。

京探訪の2か所目は渡月橋

バイクに乗ったままでも通行可能ですが、風情を味わうためにバイクを押しながら歩行者として渡りました。

欄干部分は木造で、桂川河川敷から眺める風情が大変美しいですね。


ただ、この日は台風が通過した後で、ご覧のように水が濁っていたんですね。

晴れて透き通った中で見られなかったことが悔やまれます。

ココもいつぞやリベンジしたいです。

観光しつつ先を急ぐ京の夕暮れ時、清水通りにある西尾八つ橋で抹茶ソフトを購入。


手渡されたソフトにはなんと、八つ橋がスプーン代わりに使われていたので得をした気分。

お味の方も抹茶とニッキの組み合わせは大変相性が良かったです。

こうして清水で京の味を堪能した後、僕はいよいよ最終目的地である大阪へ向かいました。

途中、淀川沿いの細道で、ハイビーム+クラクションのあおり運転に遭遇しましたが、あれは本当に怖かったですね。

皆さんもお気を付けください。

さらに大阪から紀伊半島を一周り

大阪到着は夜だったので、現地在住の旧友宅で一泊し、一日休みを取った翌日にツーリングを再開。

既に10000㎞走っているレイ(HONDA・XR230)のタイヤも、特にフロントのスリップサインがもう少しで消えそうなところまで減ってきていました。


これに気づいた朝、近くにあった「松原2りんかん」さんで急遽タイヤ交換をしていただきました。
(突然の交換以来にもかかわらず、快くご対応いただき、ありがとうございました。)

タイヤ交換をして紀伊半島を和歌山方面へ南下します。

紀伊半島にもあるアニメの「聖地」へ


この日は煙樹海岸や本州最南端の潮岬を通って行くルートを往きました。

煙樹海岸周辺(和歌山県白浜町)はアニメ「AIR」の聖地。

しかも、登場人物の一人がDUCATIのMONSTER900に乗ってたので、ぜひバイクで来てみたかった場所だったんですよね。

夏を舞台にしたアニメだったので季節的にもちょうどよかったです。


写真は御崎神社という神社から煙樹海岸までの一本道。

まっすぐ海に向う感じが、アニメでもそのまま出てくるので、しばらくアニメの中の世界観に浸っていました。


海岸の波も穏やか、うららかな海が静かに広がっています。

防波堤があるので写真ではわかりにくいのですが、空に溶けていく海の青。

そのコントラストがたまらなくきれいです。

実際に来てみると、アニメの背画クオリティの高さを改めて感じることができ、感動のあまり当初より大幅に時間を消費してしまいました。

行くぜ!本州最南端

この感動の中にしばし身を置いた後は、ここからおよそ2時間半を要する本州最南端の潮岬へ。

途中で給油をしながら、ひたすら国道42号を南下。

くねくねと海を見ながら往くワインディングは、なんだか贅沢な感じがしてきて心地よかったです。

そしてようやく潮岬の灯台に到着。


このときは既に、陽が傾き始めていました。

子どもの時見た灯台というのはかなり大きく感じたものですが、この灯台が小さくて可愛らしく見えるのは私が大人になったから?

そう思ったらちょっと微笑んでしまいました。

この灯台は中には急な螺旋階段があり、


そこを上がると…。


最南端から太平洋の眺めをいただく眺望台。

絶景とはまさにこのことですね。

ここが南の果て、先に続く陸地がないことを考えながら、「よくぞここまで来た」と、ちょっぴり自分を誇らしく思いました。

煙樹海岸で時間を大量消費してしまったため、どのみちこの日は家に帰れないと悟った僕。

名古屋方面を目指しますが半ば開き直って、ここから紀伊大島の樫野崎灯台(かしのざき)にも寄り道しました。


↑樫野崎灯台 映像参照元;南串本観光ガイド


樫野崎灯台では、なつかれた黒猫に後ろ髪を惹かれながらも、夕暮れの海岸を横目に名古屋方面へ出発。

しかし、出発から20時間が過ぎると流石に疲れを感じてきたので、鈴鹿サーキット近くのネットカフェで一晩過ごすことにしました。

明くる朝からは、ただただ長野の実家を目指すのみ。

鈴鹿から4時間、四日市や名古屋郊外を抜け、木曽路を越えてようやく帰宅。

それでも「次は何をしてやろうかしら」と考えている自分が、恐ろしいやら楽しいやら…。

次回は北海道に戻るまでのお話

もともとバイクライフを北海道でスタートしたせいか、今回は計画する段階で距離に対して時間を少なく見積る癖がついていることに気づかされました。

やはり本州では、距離感や時間感覚がだいぶと勝手が違うようで勉強になりました。(笑)

さて、次回はついに夏休み最後のツーリング。

自宅から北海道の家までの、9日間にも及ぶ長大なツーリングを書いていきます。

「ばくおん!!」の北海道ツーリング編を追うように駆け巡っていきますよ。

次回も、お楽しみに!!




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