2026年カワサキ新作が「最も安い」?シンプルを極めた一台に古参ファンの心が震える理由
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こんにちは、カワサキの緑は心のビタミン!松井 さちです。

皆さん、いかがお過ごしですか?最近、朝一番に飲む白湯が妙に美味しく感じるようになってきました。体のメンテナンスもバイクのメンテナンスも、年齢とともに丁寧さが求められますよね。

さて、今日はちょっと気になる海外のニュースを見つけたので、私のカワサキ愛全開で語らせてください。「The Autopian」というメディアで、「This Beautifully Simple Kawasaki Could Be One Of The Cheapest New Bikes Of 2026(この美しくシンプルなカワサキは、2026年の最も安価な新車の1台になるかもしれない)」という記事が出ていたんです。

これ、見出しだけでご飯3杯いけそうじゃないですか?最近のバイクって、どんどん高機能で高価格になっていて、正直「お財布へのダメージが草」レベルですよね。そこにきて、我が愛するカワサキが「シンプル」で「安い」バイクを投入するかもしれないという話。これは、いちカワサキ党として黙っていられません。

今のバイク市場、ちょっと「敷居」が高すぎませんか?

皆さんも感じていませんか?「バイクに乗りたいけど、新車が高すぎて手が出ない」「電子制御が多すぎて、もはや走るパソコンみたい」という悩み。

私が免許を取ったのは29歳の時でした。周りよりだいぶ遅いスタートです。当時、教習所のCB400SFの重さに絶望し、立ちゴケするたびに「私には無理かも……」と落ち込んでいました。もしあの時、今の新車価格みたいな値段を見せつけられていたら、間違いなくバイクライフを始める前に諦めていたと思います。

特に最近のリッターバイクなんて、トラコンだのクイックシフターだの、至れり尽くせりですが、その分「機械を操る」という感覚が薄れているような気もしませんか?もちろん、安全のためには素晴らしい技術なんですけどね。

「不便さ」こそがカワサキのスパイス!シンプルであることの価値

そこで今回のニュースです。「シンプル」なカワサキ。この響き、最高に「尊い」です。

記事が具体的にどのモデル(おそらくW230やメグロS1、あるいは北米向けのKLX系派生などを指していると推測されますが)を指しているにせよ、カワサキが「原点回帰」しようとしている姿勢にグッときてしまいます。

私の愛車遍歴を振り返ってみても、カワサキの魅力は「ちょっと無骨で、手がかかるけど愛おしい」という点に尽きます。

最初の相棒、BALIUS(バリオス)。250ccの4気筒で、回さないと走らない、でも回すとF1みたいな音がするあの感覚。キャブレターのご機嫌を伺いながらエンジンを掛ける儀式。あの「不便さ」が、私の恐怖心を「楽しさ」に変えてくれました。

次に乗ったZEPHYR 400(ゼファー)。空冷4発のあの造形美。正直、今の水冷バイクに比べれば重いし遅いし、夏場は熱ダレとの戦いでした。でも、あの鉄の塊またがっている感、エンジンと対話している感は、何物にも代えがたい経験でした。形に惚れ込んで、磨いているだけで幸せだったあの時間……まさに「沼」でしたね。

そして今のZ900。大型免許を取ってついに手に入れた「凄味」デザインの塊。これはこれで現代の技術の結晶で最高なんですが、ふと「もっと単純な構造のバイクで、風を感じたい」と思う瞬間があるのも事実なんです。

シンプルなバイクが教えてくれる「操る喜び」

もし2026年に、カワサキから本当に「安くて美しいシンプルなバイク」が出るなら、それは私たちライダーにとってどんな意味を持つでしょうか?

1. 初心者が「沼」に入りやすくなる
価格が安いというのは、それだけで正義です。ウェアやヘルメットにお金を回せますからね。私がバリオスを買った時のように、「これなら買える!乗れる!」というワクワク感が、新しいライダーを増やしてくれるはずです。

2. カスタムの余白がある
電子制御満載のバイクは、下手にいじるとエラーが出そうで怖いですが、シンプルなバイクは自分色に染めやすい。マフラーを変えたり、シートを変えたり。カワサキ車はカスタムしてナンボ、みたいな文化も「男らしく」て好きなんです。

3. 純粋なライディング技術が身につく
ABS以外の電子制御がないバイクは、ライダーの操作がダイレクトに挙動に出ます。アクセルワークやブレーキングの基礎を学ぶには、これ以上の教材はありません。私がバリオスで基礎を叩き込まれたように、この新しいバイクも多くのライダーを育てる母になるでしょう。

ビフォーアフター:Z900乗りの視点が変わった

以前の私は、「大型こそ正義!パワーこそ力!」と思っていました。Z900を手に入れた時、これこそが到達点だと信じて疑いませんでした。

でも、この記事を読んで考えが変わりました。

【Before】
「排気量が小さいバイク?機能が少ない?物足りないんじゃない?」と思っていました。

【After】
「シンプルだからこそ、バイク本来の『鉄馬』としての鼓動を感じられる。むしろ贅沢!」

カワサキが作るシンプル車なら、安っぽくなるわけがありません。きっと、タンクの塗装ひとつ、溶接の跡ひとつに「男気」を感じさせる仕上げにしてくるはず。今のZ900を大切にしつつも、そんなセカンドバイクがあったら……と想像するだけで、また働く意欲が湧いてきます(笑)。

よくある質問(FAQ)

Q. 初心者がいきなり新車のカワサキを買っても大丈夫?
A. もちろんです!むしろ「漢(おとこ)カワサキ」への入門として、シンプルな新車は最適です。中古車は味がありますが、トラブル対応が難しい場合もありますから、最初は保証のある新車で、カワサキプラザの美味しいコーヒーを飲みながらメンテナンスを受けるのがおすすめです。

Q. 安いバイクって壊れやすくないですか?
A. カワサキに関しては、「エンジンだけは無事」なんて都市伝説があるくらい頑丈です(笑)。もちろん機械なのでメンテは必要ですが、構造がシンプルということは、故障箇所も少なく、修理費も安く済むということ。長く付き合える相棒になりますよ。

Q. 40代からバイクに乗るのは遅いですか?
A. 全然遅くありません!私も29歳スタートの遅咲きでしたが、46歳の今が一番楽しいです。年齢なんてただの数字。ヘルメットを被ればみんな同じ風を感じるライダーです。

2026年、カワサキがどんな「シンプルで美しい」答えを出してくれるのか。今のうちからZ900を磨きながら、正座して待機したいと思います。やっぱりカワサキしか勝たん!ですね。




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