
結論:2020年に噂された「Triumph Daytona 250」「Street 250」「Bonneville 250」は発売されませんでした。TriumphとインドのBajaj Autoによる小排気量協業は実現しましたが、市販されたのは250ccではなく、398cm³単気筒のSpeed 400/Scrambler 400 Xを起点とする400シリーズです。
2026年には日本でもThruxton 400とTracker 400が加わり、スポーツカウルを持つDaytonaは660cm³・直列3気筒のDaytona 660です。過去の予想車名と、現在買える公式モデルを分けて比較します。
目次
予測と実際の結果
| 2020年時点の予測 | 2026年の結果 |
|---|---|
| Daytona 250 | 発売なし。公道スポーツはDaytona 660 |
| Street 250 | 発売なし。小排気量ロードスターはSpeed 400 |
| Bonneville 250 | 発売なし。モダンクラシックは398ccの400シリーズ |
| 200~750cc共同プラットフォーム | 398cm³単気筒TRシリーズとして市販化 |
| インド生産・世界展開 | 実現。Bajajとの協業で400シリーズを展開 |
協業そのものは正しい情報でしたが、そこから特定の車名、250cc、フルカウルを推定した部分は外れました。スパイショットは、公式発表前に車種名・排気量を断定できない典型例です。
Triumph/Bajaj 400シリーズの現在
| モデル | キャラクター | 国内価格 |
|---|---|---|
| Speed 400 | ロードスター。17インチ、低めのシートで日常向け | 739,000円 |
| Scrambler 400 X | 19インチ前輪、150mmストロークのスクランブラー | 829,000円 |
| Scrambler 400 XC | チューブレス対応スポーク、保護装備を強化 | 949,000円 |
| Thruxton 400 | ハーフカウル、クリップオン、リアセットのカフェレーサー | 849,900円 |
| Tracker 400 | フラットトラック風ロードモデル | 公式製品ページで確認 |
共通のTRシリーズは水冷DOHC4バルブ・単気筒。Speed 400/Scrambler 400 Xは398.15cm³・40PSを基本とし、Thruxton 400は公式ページで42PSと案内されています。スタイルだけでなく、ハンドル、ステップ、ホイール、サスペンション、装備が用途に合わせて変わります。
Thruxton 400は「実質Daytona 400」?
いいえ。Thruxton 400にはハーフカウルとスポーティな前傾姿勢がありますが、カテゴリーはモダンクラシックのカフェレーサーです。Daytona 660のようなフルカウル・直列3気筒スポーツとは設計目的が異なります。
「400ccでカウル付きのTriumphが欲しい」ならThruxton 400が現実的な選択肢ですが、「Daytonaの名前、3気筒、高回転のスポーツ性能」が目的ならDaytona 660を比較すべきです。
現行Daytonaは660cc・3気筒
国内の新型Daytona 660はメーカー希望小売価格1,159,000円。660cm³の水冷DOHC12バルブ・直列3気筒を搭載し、現行公式ページではスポーツハンドリング、Showa製サスペンション、3つのライディングモードを特徴に挙げています。
250ccではないため車検があり、車両価格、タイヤ、保険、整備費も400シリーズと異なります。外観だけでなく、使用距離、維持予算、免許、保管環境まで含めて選びます。
400シリーズを選ぶ基準
- 通勤・街乗り・足つき:Speed 400
- 未舗装路を含むツーリング:Scrambler 400 X/XC
- 前傾姿勢とカフェレーサー外観:Thruxton 400
- アップライトで個性的な外観:Tracker 400
- フルカウルと3気筒:Daytona 660
400シリーズはすべて250cc超のため日本では車検対象です。「小排気量=250ccクラスの維持費」と決めつけず、登録諸費用、車検、任意保険を含む3年総額で比較してください。
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Triumph公式資料
- Triumph Japan:400ccモダンクラシック
- Triumph Japan:Thruxton 400
- Triumph Japan:Speed 400
- Triumph Japan:Daytona 660
- Triumph:Speed 400/Scrambler 400 X Q&A
初出:2020年1月/共同開発の市販結果を反映し、2026年8月に全面改稿。

