Honda(ホンダ) 新型CB1000Rを公開!ブラックエディションも登場
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スーパースポーツ心臓のスーパーネイキッドがついにモデルチェンジ!

現在のネオスポーツカフェのスタイルになってから、毎年マイナーモデルチェンジで粛々と熟成をはかってきたHonda(ホンダ) CB1000R。

なかなか高価なマシンでしたが、乗ると納得の出来でした。

このように熟成されてきたCB1000Rですが、いよいよ2021年モデルでフルモデルチェンジとなります。
もちろん欧州の厳しい排気ガス規制 EURO5に適合しました。

新設計のアルミ製のサブフレームや、かなりコンパクトに仕上がったラジエター周り、エアクリボックスカバー、ナンバープレートのマウントまでもが刷新されています。
デザインテイストはしっかりと踏襲しつつ、全モデルとの違いはかなり明確になっていますね。

ヘッドライトを見ると楕円型に変更され、ポディションライトもかなり凝ったデザインになっています。

足元は完全新設計のアルミ鋳造ホイールでリアは6インチの片持ちでなんともかっこいい!
タイヤはフロントが120/70R17、リアが190/55R17となっています。

ざっと目立ったハードの新設計領域に触れましたが、この記事では目立った新設計機能の詳細について触れていこうと思います。

最新モデルには欠かせない電子&デジタル周りは?

最新モデルで必ずアップデートされるといっても過言ではない電子モノに関しては、
・5インチTFTディスプレイ
・スマートフォンの音声操作システム
・USBソケット
であると言えるかと思います。

ネイキッドなのでかなりの存在感を示している5インチTFTディスプレイ。
やはりTFT影響はきれいですよね。登場したてのころよりもだいぶ性能や表現力が増していると感じます。
またこのメーターユニットの中にはBluetoothモジュールが仕込まれており、インカムなどと直接車体が接続され、音声操作でスマートフォンコントロールすることも可能になるということです。

このスマートフォンコントロール機能はCB350から投入されたものですよね。
先日公開されたFORZA750にも搭載されているようですし、今後のHonda(ホンダ)のニューモデルには搭載展開されていくものと考えられます。
当然運転中にスマホをコントロールすると充電したくなるのでUSBソケットもしっかりと配備されているということですね。

TFT液晶らしく、ディスプレイのデザインやレイアウトは4種類の中からチョイスすることができます。
電子制御も最近のトレンドをしっかりと踏襲しており、3つのモード(レイン、スタンダード、スポーツ)から選択することが可能です。
もちろん現時点で選択しているモードもスマートにディスプレイに表示されます。
大きく分かれている3つのモード以外にもライダーが変更可能領域を自ら調整したユーザーモードも構築可能です。
このあたりは自分の好みに合わせてモード構築するのも面白そうです。
エンジンの出力特性、エンジンブレーキのかかり具合、およびトラクションコントロールの特性を選択できます。

その他の電子制御モノを見てみると、リアの急制動インジケーターの機能があります。
言わば、自動ハザード警告灯機能が付いているということです。
ライダーが急ブレーキをかけたときに、自動的にハザード警告灯が点滅して、他のドライバーやライダーに急ブレーキを警告するという仕組みです。
このような安全に寄与する機能はあって損はありませんよね。

エンジンはスーパースポーツCBR1000RRから派生

もちろんエンジンはCBR1000RRファイアブレードから派生した998cm³のDOHC4気筒。
CBR1000RR-Rじゃないんだ。。。と思った方もいるかと思いますが、サーキットで勝負するモデルではないので必要充分であると言えますよね。


CB1000Rに搭載された時のスペックとしては、10,500rpmで145hp、8,250rpmで104Nmを発揮します。
エンジン回りでの新しい変化点としては、FIマップの刷新であるとのこと。
ホンダによれば、「出力の向上と応答性の向上、およびEURO5規格への準拠」のために最適化されているとのこと。
この辺りは技術的に背反するので非常に難しいセットアップだったんだろうなぁと推察できますよね。
ギヤレシオも若干のローギヤード化となり最高速の伸びよりも中速の加速を楽しめそうです。
強エンジンにはしっかりとスリッパークラッチが搭載されており、クイックシフターも手伝ってギヤチェンジも楽しめそうです。

シャーシはどこまで変化した?

CB1000Rの車重は212kgで、モノバックボーンスチールフレーム、シート高は830mm、アジャスタブルSHOWAセパレートファンクションフォークビッグピストン(SFF-BP)、リバウンドとスプリングプリロードをアジャストできるSHOWAショックアブソーバー、フロントブレーキは4ピストンブレーキキャリパーとフローティング310mmウェーブディスク、リアに256mmウェーブブレーキディスクと2ピストンブレーキキャリパーを搭載。

とんでもない衝撃スペックはないですが、グレード相当でしょう。

CB1000Rの特別仕様ブラックエディションがかっこいい!

CB1000Rの2021年モデルでは、
・キャンディクロモスフィアレッド
・マットバリスティックブラックメタリック
・マットベータシルバーメタリック
のカラーリングをチョイスできます。

CB1000R Black Editionは、2021年に新しく加わった特別仕様です。


ハードの変化はありませんが、クイックシフターが標準装備になります。
特別仕様のブラックエディションという言葉の通り、ヘッドライトカバー、ラジエーターカバー、エアボックスカバー、エキパイ、マフラーなどあらゆるコンポーネントがブラックになっています。
ホイールスポーク、スイングアームプレート、エンジンカバー、ハンドルバークランプなどのアルミ製部品の削り部分だけシルバーでアクセントになり素敵ですね。

日本での正式発表はまだですが、このデザイン洗練ネオスポーツカフェモデル。
楽しみです。




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