Kawasaki(カワサキ) Ninja(ニンジャ)H2 SXがレーダーを装備⁉
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カワサキのスーチャーツアラーについにレーダー搭載⁉

いかにもテスト車然としたKawasaki(カワサキ)のNinja(ニンジャ)H2 SX。
量産のモデルとはもちろん全く違って見えますよね。
フロント正面の新しいヘッドライトには、なんとレーダーが組み込まれています。

このレーダーは、他の車両からの距離を制御するためのセンシング機能と、そのセンシングによるアダプティブクルーズコントロール機能が統合されているようです。

H2 SXはツアラーですから、このような機能との相性は抜群ですよね。
しかしよくよくテスト車両を見てみるとレーダーだけではないデバイスが搭載されています。

レーダーだけではない!四輪に負けずにカメラも搭載⁉

よく見ると既にお気づきの方もいるかもしれません。かなり興味深いのはフロントスクリーンのすぐ後ろにあるカメラです。

レーダーだけではなく、このカメラも使いながら周辺状況を認識し、アダプティブクルーズコントロールなどにつなげているものと考えられます。
さらに画像をよく見てみると、たくさんの部位に小型のカメラが仕込まれていることが分かります。
これは何のために搭載されたカメラなのか?様々な考察ができます。

例えばHonda(ホンダ)は以前、路面の状況ををスキャンするカメラシステムの特許を申請していました。

 

路面のセンシングにより、より細かい車両の制御が可能になればツアラーとしての安心感は高まりますね。

レーダー&カメラ&その他のシステムを組み合わせた統合制御を狙っている!

レーダーやカメラなど、従来のバイクからは想像もできないようなデバイスが搭載されていますが、このようなデバイスは単体で活用されるのではなく、様々なシステムとの組み合わせにより、制御されるものと考えられます。

例えば、車載のGPSと共にカメラから取得した画像データを分析し、カメラが遠くにコーナーがあり、その路面状態がクリアであることを認識し、GPSデータ×地図データのかけ合わせでコーナーヘアピンであることを理解し、安全な進入速度よりも高いと考えられた場合には、自動ブレーキの準備や強烈なブレーキに備えた車両の事前準備など、かなり高度な制御をおこなうことができると考えられます。

また今回のテスト車両のディスプレイは現行モデルのアナログメーター/ TFT液晶ディスプレイのミックスではなく、かなり大型のTFT液晶ディスプレイということで、ライダーに提供する情報やナビゲーション機能もかなりリッチになっているのだと思います。

これらのシステムがフル搭載された車両の価格がかなり気になるところですよね。
リッタークラスのツアラーが300万円近くの価格になってしまうこともあるかもしれません。

技術の進歩により安全になり、より多くの方が安全にライディングをエンジョイできるのは良いことですが、価格が高すぎて購入できないレベルにはならないようにしてもらいたいですね。
このあたりは技術的なハードルがまだまだ高そうですが、頑張ってもらいたいものです。




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