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’20年モデルのR1が気になる!
2020年7月に突如として発表された2020年モデルのYZF-R1&YZF-R1M。
モーターサイクルナビゲーターの中でもいち早くその姿をご紹介したところです。
上記の記事でもお伝えしていますが、改めて新型YZF-R1の内容をザックリおさらいすると以下の通り。
外見上、かなり現行車のイメージを引き継いでいるわけですが、カウル形状などには細かな変更がなされ、空力性を5%向上させています。
また、クロスプレーンシャフトエンジンはユーロ5に適合しながら、フィンガーフォロアーロッカーアームの採用に加え、吸気系のアングル見直しなど、ヘッド周りには大幅な改良が施されました。
電子制御系も(APSG)と呼ばれるスロットル内にセンサーを内蔵したしてエンジン制御がよりきめ細やかにしたほか、3段階に変更することができるブレーキマネージングシステムを新たに搭載。
ABSの特性も任意で2段階に調整できるようになるなど、ライダーの感性に対応できる幅を広げるべき進化を遂げました。
さらに、上級モデルのYZF-R1Mでは、電子制御サスペンションをリニューアルしフロントフォークにサブチャンバーを設け、そのパフォーマンス性を向上させています。
さらに詳細な内容は、上記記事でお確かめいただければと思うのですが、いづれにしてもこれまでの性能をかなり充実したものになっているのは間違いないようです。
早く現車が見てみたい人は、ヤマハコミュニケーションプラザへGO!
この夏欧米で発表された2020年モデルのYZF-R1。
- 通常であれば、国内でも年末ごろには予約がスタートしてほぼ同時に完売。
- 来春までには逆輸入者としてデリバリー開始?
といった流れで店頭に並んでいる姿が見られるのではないかと思ったところです。
しかし、ヤマハは日本での発売時期は「2020年秋以降」とアナウンスしています。
恐らく、フルパワー国内仕様の準備などに時間がかかるものと思いますが、街中で現車が拝めるようになるのは1年以上先のことになりそうです。
と、残念がっていた矢先、先日ヤマハ発動機本社(静岡県磐田市)に隣接するヤマハコミュニケーションプラザに行くと…。
そこにはなんと、これまで鈴鹿の8耐を戦ってきたYZF-R1達とともに、2020年型のYZF-R1がいち早く展示されているではありませんか!
ちょっとその様子をご覧いただきましょう。
エントランスのほぼ中央に威風堂々と置かれた2020年型YZF-R1。
やはり広報写真で2次元的に見るよりも、スケール感を味わいながら現車をめでるのはいいものですね。
ヤマハの中で最も新しい車両ということもありますが、YZF-R1のネームには間違いなく「別格の輝き」があります。
上記記事でもご紹介したように、外観の変化は細かいのですが、向上されたエアロフォルムに注目すると、『確かにこれは洗練されたものだな』と、その工夫に関心させられますね。
200/55/17サイズのワイドタイヤを履くYZF-R1Mのテールビューはかなりセクシー。
新たにカーボン化されたテールカウル。
このカーボンの質感がそそりますね。
今回のR1Mは、流々とスマートになったエアロの全体に質感を魅せる演出がなされていて、美しさの盛り方が半端ない領域。
まさしく「#ヤマハが美しい」というやつですね。
ちなみにこの横には、現行R1Mに乗ったMOTOBOT(モトボット)君もいます。(笑)
2台のR1Mを比べてみると、新型のエアロフォルムとの違いがはっきり分かってなかなか面白いですよ。
展示は9月末までを予定!
先述の通り、ヤマハコミュニケーションプラザには8耐マシンのR1も展示されていて、さながらYZF-R1祭りの様相を呈しています。
ヤマハコミュニケーションプラザに確認したところ、これらの展示は9月末までの予定だそうです。
※途中、イベントなどへの貸し出しのため展示のない日もあるとのことです。
様々な角度から来期モデルを先取りして見られるのですから、いつまで見ていても飽きません。
いずれにしてもヤマハが大好きな人ならば、ここはまさに天国。
「聖地巡礼」とも言いますね。
ヤマハコミュニケーションプラザの開館日カレンダーをこちらにご用意させていただきました。
ツーリングがてら、ぜひお立ち寄りになってみてはいかがでしょうか?
2020年モデルのYZF-R1&R1M。
その美しさを、ヤマハコミュニケーションプラザでぜひご実感ください。