MT-03とMT-25どっちを選ぶ?2026年の価格・車検・性能差

2026年8月21日現在、日本で販売されているMT-03 ABS/MT-25 ABSは2025年4月24日発売の現行モデルです。価格はMT-03が68万7,500円、MT-25が63万2,500円。車体寸法、166kgの重量、780mmのシート高は同じですが、排気量・出力と車検区分が違います。

先に結論:高速道路や追い越しの余裕を重視し、車検を許容できるならMT-03。車検のない250cc区分、維持管理の自由度、売りやすさを重視するならMT-25です。車両価格差は5万5,000円なので、排気量だけでなく2~3年後の使い方まで考えて選びます。

MT-03とMT-25の価格・スペック比較

項目 MT-03 ABS MT-25 ABS
税込価格 687,500円 632,500円
排気量 320cc 249cc
最高出力 42PS/10,750rpm 35PS/12,000rpm
最大トルク 30N・m/9,000rpm 23N・m/10,000rpm
車両重量 166kg 166kg
シート高 780mm 780mm
燃料タンク 14L・レギュラー 14L・レギュラー
WMTC燃費 26.4km/L 26.5km/L
車検 必要 不要
必要免許 普通二輪MT以上 普通二輪MT以上

カタログ燃費はほぼ同じで、車体も共通です。MT-03の差は、同じ重さのまま7PSと7N・m多いこと。発進だけでなく、高速巡航、上り坂、二人乗りで余裕が出ます。一方、MT-25は回転を使う楽しさと250cc区分の扱いやすさが強みです。

2025年モデルの変更点

  • クラッチ操作を軽くし、急なシフトダウン時の挙動を穏やかにするA&Sクラッチ
  • Y-Connect対応の新LCDメーター
  • スマートフォン充電に使えるUSB Type-Aソケット
  • 足つきと同乗者の乗りやすさを考えた新形状シート
  • リア外装、エンジン外装、カラーリングの更新

2019年に海外発表されたモデルを扱った旧記事から、さらに装備が更新されています。中古車を見るときは「見た目が同じMT-25」でも、2020年の倒立フォーク採用前後、2025年のA&Sクラッチ・Y-Connect採用前後で区別します。

車検の有無は何が変わる?

国土交通省の区分では、排気量250cc超の二輪車は車検が必要です。320ccのMT-03は小型二輪で、新車時の検査後は定期的な継続検査があります。249ccのMT-25は軽二輪で車検はありません。

ただし「MT-25は整備不要」という意味ではありません。日常点検、法定点検、自賠責、消耗品交換はどちらにも必要です。車検のない車両は自賠責の更新忘れが起きやすいため、ステッカーと保険証券の満期を自分で管理します。

MT-03の車検費用は、店へ依頼するかユーザー車検か、タイヤ・ブレーキなどの交換があるかで大きく変わります。「車検代だけ」でなく、2~3年間の点検・消耗品・任意保険を同じ条件で見積もります。

免許はどちらも普通二輪MT

MT-03は400cc以下、MT-25は250cc以下ですが、どちらもクラッチ付きなので普通自動二輪MT免許以上が必要です。普通二輪AT限定では運転できません。高速道路はどちらも走れます。

教習車からの乗り換えでは、166kgという軽さと780mmのシート高が安心材料です。ただしハンドル切れ角、クラッチのつながり、低速トルクは試乗し、坂道発進と取り回しも確認します。

MT-03が向く人

  • 高速道路を使うツーリングが多い
  • 追い越しや合流で回転数の余裕が欲しい
  • 上り坂、荷物、二人乗りの機会がある
  • 車検を整備の節目として販売店に任せたい
  • 5万5,000円の初期差より走行性能を優先する

車体重量がMT-25と同じため、排気量が大きいから取り回しが重いわけではありません。街中だけなら性能を持て余すこともありますが、郊外や高速での余裕は明確です。

MT-25が向く人

  • 通勤、街乗り、下道ツーリングが中心
  • 250cc区分と車検なしを重視する
  • 高回転まで使うエンジンの楽しさが好き
  • 購入予算をヘルメット・ジャケット・保険へ回したい
  • 初めてのバイクで維持管理をシンプルにしたい

MT-25は車検がなくても、任意保険やロードサービスを削る理由にはなりません。購入時に車両本体だけで予算を使い切らず、安全装備と初年度の維持費を残します。

高速道路でMT-25は不足?

法定速度での巡航はどちらも可能です。差が出やすいのは、上り坂、向かい風、荷物、タンデム、短い合流車線です。頻繁に高速を使うなら、同じ車体のMT-03の余裕が疲労低減につながります。

一方、年に数回しか高速を使わず、普段は市街地ならMT-25でも目的を果たせます。スクリーンのないネイキッドなので、排気量より先に風圧が疲労要因になる場合もあります。ツーリングパッケージや社外スクリーンは、視界・干渉・保安基準を確認して選びます。

新車見積もりで比較する項目

  • 車両価格、登録、納車整備、税、自賠責を含む支払総額
  • 任意保険の年齢条件・等級・使用目的・車両保険
  • ETC、グリップヒーター、USB、スクリーン、バッグ
  • 初回点検、オイル交換、定期点検、MT-03の車検費用
  • 現金・ローンの総支払額、金利、所有権留保
  • 納期、希望色、保証、ロードサービス

ヤマハはスクリーン、クイックシフトキット、バッグなどをまとめたTouringアクセサリーパッケージも案内しています。必要な用品を後から追加する場合と総額で比較してください。

中古MT-03/MT-25の確認項目

  • 型式と年式、2020年・2025年の改良前後
  • ハンドルストッパー、レバー、ステップ、マフラーの転倒痕
  • フォーク漏れ、ステム、ホイール、ブレーキ、タイヤ製造年
  • 冷間始動、アイドリング、クラッチ、変速、冷却ファン
  • USBや追加電装の配線、バッテリー、充電電圧
  • 点検記録、キー、取扱説明書、保証、リコール対応
  • 社外マフラー・フェンダーレスの適法性と純正部品
中古バイク選びの21項目
現車確認と見積書を体系的に確認。
250cc・400ccの任意保険を比較
年齢条件、使用目的、ロードサービスを整理。
バイク用スマートモニター比較
ナビ・ドラレコを後付けする前に確認。
バイク買取サービス比較
下取り前に相場を把握。

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2025年型は型式がMT-03 RH25J、MT-25 RG95Jです。商品名だけでなく年式・型式、固定位置、灯火やハンドルとの干渉を確認してください。

公式情報

初出:2019年10月/2026年8月21日、海外発表短報を日本の現行MT-03/MT-25購入比較へ全面改稿。




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