BMW R nineT がカスタムベースの決定版である理由 ― 名車の系譜と後継R12 nineT
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最新モデルR18だけではなく、R nineTでも独創的なカスタムモデルが登場!

BMWの最新のモデルと言えば、R18。
ローロングのクルーザーに興味はあるけど、ハーレーはちょっと違うんだよなぁ、というバイク乗りが飛びつきたくなるような美しさと個性。
BMWの本国ドイツだけではなく世界的に盛り上がりを見せています。
これは大変すばらしいことですよね。

しかしながら、R18の公開と同じくらいのインパクトのリリースがありました!
それがR nineTのカスタムモデルです!
なぜインパクトがあるかというと、デザインなどの見た目ももちろんですが、BMW自信がカスタムマシンなどのサポートをしているというところ。
そのマシンの詳細を見ていきましょう。

日本のディーラーさんでもこれほどのカスタムをできるところってあるんですかね。
ただでさえ維持費が気になる外車バイクだけに金額や費用も気になりますね。

これがロシアンカスタムビルダーが作ったR nineT!

BMW Motorradロシアのフルサポートを受けて、ロシアの首都モスクワのZillers Garageというビカスタムルダーに新しく制作されたR nineT。
早速コンセプトや製作風景もおさまった映像を見てみましょう。

ここまで力を入れて製作したこのモデル。
実は公式にキャンセルされたモスクワのモーターサイクルショーで公開される予定だったモデルなんです。
キャンセルが決まった段階でオンラインでの公開になりました。

何とも言えない美しさがあるので、映像の後は怒涛のフォトギャラリーをどうぞ笑


かなり個性的なカウリングはアルミ製。
アルミらしい渋いシルバーでしっかりまとめられています。

デザインを見ても分かるように、足回りの変更というかサスペンションのストローク設定をかなり変更していますね。
フェンダーやカウルにかなりタイヤが近づいています。
いやいや、これじゃ公道走れないでしょ。。。
となるわけですが、この矛盾を解決しているのがなんとエアサス(エアサスペンション)!
エアサスであれば車高調整が比較的自在にできますので、きわめてきれいな路面や停車時は思い切り車高を下げてフォトギャラリーのようなスタイルにしながら、公道を実走するときには車高を上げて走破性を担保する。
こんな柔軟性を持ち合わせているといことですね。

驚くことにエンジンやトランスミッションは全く変更していないとのこと。
R nineTのエンジンは1,170cc 110馬力で、6速ミッションとなります。

このモデル、発売される想定のモデルなのか?
と気になるところですが、現状はさすがにコンセプトモデルでしょう。
景気が良いとメーカーにも余裕が出てショーモデルをキープコンセプトで市販したりもします。
COVI-19など暗いニュースも多い昨今ですが、今後の世界景気の回復と新モデルの登場を辛抱強く待ちましょう。

【2026年 追記】そしてR nineTはR12 nineTへ ― 名車の世代交代

この記事を最初に書いた当時、R nineTはBMWのカスタム文化を支える現役モデルでした。しかしその後、大きな動きがありました。

BMWは2023年にR nineTの後継として「R 12 nineT」を発表し、2024年モデルとして登場させました。従来のR nineTは生産を終えています。R 12 nineTの主要スペックはこちらです。

  • エンジン: 1,169cc 空油冷4ストローク水平対向2気筒DOHC4バルブ
  • 最高出力 109PS(80kW) / 最大トルク 115Nm
  • 車両重量 222kg / シート高 795mm / ホイールベース 1,520mm
  • 6速MT、ユーロ5+対応

進化のポイントは、新設計のワンピース構造・管状スチール製ブリッジフレームの採用。さらに燃料タンクを前後長で30mm短縮して後端を絞り、ニーグリップ性を高めています。「空油冷ボクサーをカスタムして楽しむ」というR nineTの本質は、しっかりR12 nineTに受け継がれました。

カスタムベースとして、今あえて先代R nineTを狙う価値

世代交代したことで、長年カスタム文化を支えてきた「あの」先代R nineTは、中古市場でこれから価値が見直されていくモデルになりました。豊富なカスタムパーツ、世界中に蓄積されたノウハウ、そして「カスタムベースの定番」という安心感 ― ベース車として狙うなら、今はむしろ面白いタイミングかもしれません。本記事で紹介したロシアンカスタムのような独創的な一台も、こうした厚いベース車の土壌があってこそ生まれるのです。




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