2000ccの怪物!初心者にヴァルカン2000という選択は「沼」への入り口か
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皆さん、こんにちは。最近、ツーリング先のパーキングエリアで飲む缶コーヒーが妙に美味しく感じる季節になりましたね。風の匂いを感じながら、愛車のエンジン音に耳を傾ける瞬間、生きててよかったなぁとしみじみ思います。

2000ccの怪物!初心者にヴァルカン2000という選択は「沼」への入り口か

さて、今日はちょっと衝撃的というか、私のKawasaki魂が思わず震えてしまうような話題を見つけたので、皆さんとシェアしたいと思います。なんと、免許取り立ての新人ライダーさんが、隣人から「2006年式 Kawasaki Vulcan 2000」を譲ってもらう話が出ているそうなんです。しかも走行距離はたったの400マイル(約640km)で、価格は5,000ドル(今のレートだと約75万円くらいでしょうか)。

私、松井 さちも46歳になり、今は愛しのZ900と蜜月の日々を過ごしていますが、この話を聞いた瞬間に「えっ、いきなり2リッター!?」と声が出てしまいました。

2000ccという未知の領域への共感と懸念

正直、この新人ライダーさんの「安くて良いバイクなら欲しいけど、デカすぎないか?」という悩み、痛いほど分かります。私も29歳で免許を取った遅咲きライダーでしたから。

最初の相棒だったバリオス(BALIUS)は250ccでしたが、教習車より軽いとはいえ、公道に出た瞬間のあの「怖さ」は今でも鮮明に覚えています。アクセルを開ける手が震えました。その後、34歳でゼファー400(ZEPHYR)に乗り換えた時、あの空冷エンジンの造形美とタンクのボリューム感に惚れ込んだものの、取り回しの重さに最初は閉口したものです。

そこから大型免許を取り、今のZ900に辿り着いたわけですが、Z900は軽快さとパワーが同居した素晴らしいマシンです。でもね、今回の主役は「Vulcan 2000」。排気量は私のZ900の倍以上、2053ccです。市販Vツインエンジンとしては当時世界最大級。まさにKawasakiが作った「走る男気」そのもの。

これ、初心者さんがいきなり乗るには、正直言って「尊い」を通り越して「修行」に近いかもしれません。でも、その無骨さ、扱いづらさも含めて愛してしまうのがKawasaki党の性(さが)なんですよね。

悩みの整理:眠れる獅子を起こすリスク

ここで冷静に状況を整理してみましょう。この相談者さんが直面しているのは、単なる「大きなバイク」という問題だけではありません。

まず、2006年式で走行距離400マイルということは、ほぼ「新車状態で15年以上ガレージで寝ていた」ということです。バイクというのは機械ですから、動かしていない時間が長いほど、ゴム類や油脂類は劣化します。

タイヤは溝があってもカチコチに硬化しているでしょうし、燃料タンクの中が錆びている可能性も高い。サスペンションのシール類も、動き出した瞬間にオイル漏れを起こすかもしれません。

そして何より、Vulcan 2000の車重は乾燥重量で340kgオーバー。装備重量なら370kgを超えます。私が乗っていたゼファーでさえ重いと感じた時期がありましたが、これはもう「鉄の塊」です。立ちゴケしたら、一人で起こすのは至難の業でしょう。まさに「沼」案件です。

具体的解決策:この「怪物」と付き合うための準備

では、この魅力的なオファーをどうすべきか。私なりの経験とKawasaki愛を込めてアドバイスするなら、「覚悟があるなら買え。ただし、乗る前に金を使え」です。

1. プロによる徹底的な整備

5,000ドルという価格は、車両の状態が良ければ破格です。しかし、浮いた予算はすべて整備に回すべきです。タイヤ前後交換、ブレーキフルード、エンジンオイル、冷却水、バッテリー、そして燃料ラインの洗浄。これらをやらないと、命に関わります。

2. 取り回しの練習

エンジンを掛けずに、ガレージ内で取り回す練習が必要です。私のバリオス時代の話ですが、またがったままバックする練習をひたすらやりました。足つきが良いクルーザーとはいえ、370kgの質量は物理法則を教えてくれます。

3. 「所有感」だけで満足しない

ゼファーに乗っていた頃、私はそのスタイルに惚れていましたが、乗らないとバイクは拗ねます。特にKawasaki車は「乗ってナンボ」なところがある(気がします)。飾るだけでなく、少しずつ距離を伸ばして、この怪物と対話してほしいですね。

ビフォーアフター:恐怖が喜びに変わる時

もし、この初心者さんが覚悟を決めてVulcan 2000を手に入れたらどうなるか。

【Before】
ガレージの隅にある巨大な鉄の塊に圧倒され、「本当にこれを動かせるのか?」と毎晩自問自答する。エンジンを掛けるたびに、ドコドコという重低音と振動にビビり、近所の目も気になる。

【After】
整備を終え、初めてハイウェイに乗った瞬間、2000ccのトルクが身体を置き去りにするような加速を見せる。「これがKawasakiか…!」とヘルメットの中でニヤけること間違いなし。重さは走行安定性に変わり、どこまでも走り続けたくなる。そして、PAに停めた時、他のライダーから「うわ、バルカン2000だ!珍しい!」と話しかけられ、所有欲が満たされまくる。完全にKawasaki沼の住人の一丁上がりです。

よくある質問(FAQ)

Q. 初心者に2000ccは無謀ですか?

A. 正直、かなりハードルは高いです。でも、無理ではありません。慎重さと、パワーに対する畏怖の念を持ち続ければ、最高の相棒になります。ただ、最初のうちはUターンだけは避けたほうがいいかも(笑)。

Q. カワサキのバイクって壊れやすいですか?

A. 「男のカワサキ」なんて言われますが、現代の(といっても2006年ですが)Kawasakiは頑丈です。ただ、少しオイルが滲んだり、ネジが緩みやすかったりするのも「愛嬌」です。手が掛かる子ほど可愛い、それが私のZ900やかつてのゼファーから学んだ真理です。

Q. 5000ドルは買いですか?

A. 400マイルという奇跡的なコンディションなら、間違いなく「買い」です。転売目的ではなく、この文化遺産のようなバイクを大切に乗るつもりなら、即決レベルの案件ですね。草が生えるほど安いです。

皆さんも、もしこんな運命的な出会いがあったら、少しの勇気とたくさんの愛情で飛び込んでみてはいかがでしょうか?それでは、安全運転で良いバイクライフを!




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