電熱グローブ2020-2021 価格/電源タイプ/性能で選ぶオススメ3選
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電熱グローブは冬の必須アイテム

冬は寒いですが、晴れた日は空の色が半端なくきれいですよね。

どこまでも澄んだ空を見ていると、バイクに乗ってその向こうの空を見たくなるのは、ライダーの性分と言うものでしょう。

また、通勤・通学で凍てつく毎日の朝夕にも、バイクに乗らなければならない人もおいでですよね。

身体の冷えなら何とか高機能アンダーウエアや電熱ウエアで防ぐことができるかもしれません。

でも、これだけでは防げげないのが手指の寒さ。

かじかんで手指の感覚が失われることは、安全のためにも避けなければなりません。

普通のウインターグロブで耐えてるけど、時間がたつとやっぱり寒くて信号待ちでエンジンヘッドを触っている?

いやいや、その辺はもう「電熱グローブ」で解決しましょう。

といっても、いろいろあって何を基準に選んでよいやら?

最初は悩みますよね。

というわけで今回は電熱グローブをいくつかリストアップしながら、そのタイプや値段、性能などを見ていきます。

※注:価格は執筆時のものでセール価格なども含み、ご購入時には変動する可能性がありますので、予めご承知おきください。

電熱グローブを選ぶ時のポイント

筆者も電熱グローブが出始めた頃からいくつか使ってきました。

最初の頃はバッテリー式しかなくて、動作も不安定なものが多かったのですが、今のは最近のものはUSBも付いたり、だいぶ発展しましたね。

特に、電源をバッテリーか車体給電のどちらかを選べるものが増えてきましたから、恐らくこれをどっちにするかというのも迷いどころでしょう。

なので、こちらに基本的な選びどころをまとめてみました。

グローブ本体に関して

  • 防水・耐破断性は安全のために必須。(やたらな値段のものに飛びつかないことです。)
  • 装着中にスマホが使えるタイプがグット。
  • 電源OFFでも本体に断熱効果が高いものですと、ある程度の寒さまで耐える者もあるのでそれがおすすめですね。
  • 縫製の良し悪しは操作のタッチにも影響するので、ここはこだわりましょう。

電源方式を選ぶポイント

  • 車体給電の方がバッテリーよりも安定して電でき、バッテリーよりも発熱を強くできるタイプもあります。
  • 発展を考えるのなら、1か所から電熱ジャケットと電熱グローブ両方の電源をとれるタイプが便利。
  • 複数のバイクを持っている人は、バッテリーか車体給電のどちらかを選べるものだと便利。
    (最初はバッテリー・必要に応じてメインのバイクに車体給電システムを用意するなど…)
  • 原付など発電量の小さい車両や、旧車など電源が不安定な車両の場合はバッテリーの方がベター。
  • 持ち時間も変わるので、バッテリーの出力で選ブといいでしょう。
  • バッテリーは2時間から4時間程度、
  • ネットなどでバッテリーだけを買い足すこともできるので増備も一考です。

こういったことを加味して、いくつかの商品をピックアップしてみました。

メーカー

取扱会社

品名 メーカー
参考価格
電源

バッテリー 車体給電
1 RS
TAICHI

e-Heat
ARMED
GLOVE
〔イーヒートアーマードグローブ〕

14,000円~ 別売

7.2V

11,000円(充電器込み)

別売

12v車両電源ケーブルセット
5,000円

2 KOMINE  Electric
Heat Gloves
-CASSIUS
〔エレクトリック
ヒートグローブ
・カウシス
17,000円
別売

7.4v

7,000円

(充電器込み)

別売

12v
シガーソケット

3,500円

3 KOMINE ヒートインナーグローブ 9,800円 バッテリー作動不可 本体同梱

車体給電ケーブル

4 ツイントレード
(輸入元)
めちゃヒート 9,800円 本体同梱

7.4vバッテリー ・充電器

2,800円
(1個)

 

車体給電不可

RS TAICHI e-Heat アーマードグローブ

筆者愛用中!


毎年安定のRSタイチ製のe-HEATグローブです。商品リンクはこちら!

  • 2年保証でアフターケアはバッチリ〔縫製などで気になることがあればすぐに対応してくれるメーカーです。)
  • 気温10度台なら電源を入れなくても、本体だけで割と寒さに耐えてくれます。
  • 電源はバッテリー・12v車体電源のいずれかを選択可能。
  • 発熱部は炭素繊維なので破断にも強く安心。
  • 装着時もスマホの操作が可能。
  • 厚みのわりに操作性も優れています。
  • レインウエアと同じ防水透湿素材ドライマスターを仕様しているので雨でも平気、付け心地もさらっとしています。


透湿防水素材なので手触りもいいですよ。↑

バッテリーは7.2V(商品リンクこちら)で強力、約2時間~4時間までの作動が可能です。

12v車両電源ケーブルセットはグローブだけでなく、同社製電熱インナー(e-Heatインナー)の電源としても発展可能なのがすばらしいと思います。

RSタイチ(アールエスタイチ) e-HEAT 12V 車両接続ケーブルセット/3T,3U RSP041

12v車両電源ケーブルセット使用時は起動から5分間、発熱量を30%増しにすることもできます。

グローブ単体が1A (左右で2A )ウエアはジャケット、ベストは各1Aとなるので同梱のヒューズを付け替えて対応するといいでしょう。

ベーシックなタイプはナイロン地ですが、革製のもの等バリエーションが豊富です。

コミネ・エレクトリックグローブ

コミネ エレクトリックヒートグローブ・カウシス
※写真はGK-804 Electric Heat Gloves-CASSIUS

エレクトリックヒートグローブカウシスは今大人気のコミネ製品。

  • メーカー価格はタイチのe-Heat より高価なはずですが、ネットではかなりリーズナブル。
  • こちらも装着中のスマホ操作が可能です。
  • もちろん、透湿防水なので、中を蒸らさず雨の日も安心。
  • 発熱体が極細カーボンなので、破断に強く操作性の良さがウリです。
  • 本体は柔軟性があり、操作性に優れています。
  • 内装は立毛フリース地。


触った感じが柔らかく、ふかふかなのが好印象ですね。↑

  • 電源はバッテリー・12v車体電源のいずれかを選択可能。
  • バッテリーは強力な7.4vタイプを使用しています。
  • バッテリーを電源とした場合、約2時間~3時間半の連続使用が可能です。

バッテリー・充電器のセットが安いのも人気の秘密ですね。

コミネ(Komine) 7.4V 電熱グローブ用セット バッテリー 充電器 09-331 08-207 EK-207 08-207

シガーソケットのみのこちらの専用12v電源は導入しやすい価格が魅力です。

コミネ(KOMINE) EK-208 シガーパワーケーブルキット 7.4V Ciger Power Cable Kit 08-208

既にシガー電源が設けられている車両なら、すぐに導入できそうですね。

コミネ ヒートインナーグローブ

やはり、本体と電源を両方用意するとなると、結構なお値段になるようです。
しかし、電熱グローブとして安さを求めると、見るからに対候性・耐久性・操作性といった譲れない部分に抵触しそうなものが多いようで、商品の選定には悩みました。

恐らく「これから電熱を」と考えておられる方の多くは、既に通常のウインターグローブをお持ちの方も多いと思います。

そこで、導入のしやすさを最優先し、ここからはウインターグローブの下に仕込める電熱インナーグローブをご紹介ていきます。

EK-204 ヒートインナーグローブ12V

  • 車体バッテリーからの給電のみに対応したモデルです。
  • 電池残量を気にする必要がないので、安定した作動が期待できます。
  • 電源取り出しハーネルには3Aのヒューズもついているので安全。
  • 素材はカーボン繊維なので伸縮性も良好。
  • 指先は、スマートTIPという特殊素材なので装着中もスマホが使えます。
    (アウターグローブがスマホOKならなおグットです。)

電熱グローブのアクセサリーなどへの注意点

今売られているメジャーメーカーの電熱グローブは既に2・3世代目のものになっていて、バッテリーが増強されたものが多く見られます。

しかし、ネット内では旧世代の電熱グローブや、その世代モデル用の出力の低いバッテリーが安価に売られていることがあり、値段の安さについつい誤って購入される方も多いようです。

誤った組み合わせで使用した場合、グローブの破損だけでなく、ケガ火災の原因になる危険があります。

予備バッテリーや電熱グローブ関連のアクセサリー類をネットで購入する際は、メーカーに問い合わせるなど、必ず適合を確かめて購入するようにしてください。

まとめ

今回は本文中にもあるように、あくまでライディングで使用することを念頭に、

  • 暖かさ
  • 耐久性
  • 操作性
  • 価格

正直、もっとバリエーション豊かにお伝えしたい気持ちもありましたが、このバランスについてはどうしても譲れません。

どちらかというと電熱グローブの選びどころに重点を置いてお伝えする形になりましたが、いかがでしたでしょうか。

寒い季節、ガマンのライディングにはもうおさらばです!

皆さんのバイクや乗り方にあった電熱グローブで、温かくて安全なライディングをお楽しみください。




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