この夏、ライダーの聖地に「バイカーズパラダイス南箱根」オープン!
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集って語れるライダーのための
新コミュニケーションスペース
まもなくオープン!

椿ラインやアーネスト岩田ターンパイク、さらには伊豆スカイライン等々、多くのライダーにとって親しみ深い箱根。

現在箱根では大観山のスカイラウンジが、おおかたライダーのコミュニケーションスペースとしての役目を果たしていますが、ライダー専用かというとそうではありませんよね。

ライダー同士で集まれば気にもならないことですが富士山を望む観光地故、ライダーが集まって談笑している姿に、バイクに関心のない方からは冷ややかな目線がそそがれることも?

ライダーなら、そんないわれもない経験は幾度かあるでしょう。

マナー次第という話でもありますが、ライダー同士がもっとワイワイ集える専用の場所があれば、ちょっと話は違ってくるのかもしれません。

ライダーによるライダーのための専用コミュニケーションスペース。

それがこの8月、箱根にオープンする「バイカーズパラダイス南箱根」です。

20,000平米に3000台のバイク駐輪場!

バイカースパラダイス南箱根がオープンするのは静岡県田方郡函南町桑原1348-2。

建物の形を観て「おっ?」と思った方もいるかもしれませんね。

そうです、ここは元の「ドライブイン湯河原峠」。

昔から結構広かったのを覚えている方もおいでだと思いますが、その敷地面積は20,000平米と広大。

そこになんと、二輪専用駐輪場が3,000台分(4輪車用は10台)確保されます。

さらに、建物の中は200席のキャパを持つおしゃれなカフェに。

こちらでは、こだわりのハンドドリップコーヒーや手摘みのシングルオリジンの紅茶などを楽しむことができるそうです。

今後は、軽食のメニューも随時更新されていくということなので、箱根というロケーションならではの美味しいコンテンツが登場するかもしれません。

また、店内ではステッカーやTシャツなどのオリジナル商品の販売もあるそうですから、これも楽しみですね。

さらに、バイカーズパラダイス南箱根では、往復1時間のレンタルバイクサービスも実施予定です。

1時間のレンタルならそうは高くないはずですし、予めここを発着とする3つのコースが用意されると言いますから、いつもと違うバイクで箱根を散歩するのも悪くないですね。

道の駅とは違う「ライダー専用コミュニティースペース」

例えば女性ライダーの場合、男性ライダーにはわからないような、髪のお手入れやメイクの悩みがあるそうです。

特に、一般のスペースではメットを置くスペースもないため、結構工夫が必要で大変なのだと聞きました。

そんなことを1つ例にとってもそうですが、一般の人の中に入ると、ライダーの方でどうしても遠慮というか、小さなガマンをしなくてはならない部分があったりしますよね。

バイカーズパラダイス南箱根は、バイカーにとっての楽園であること、つまりライダーが集い、ライダーが語らいながら情報交換をするスペースであることにこだわって作られる専用の空間。

レストルームやパウダールームは、なんと化粧品メーカーとコラボしながら、こだわりを持ったものとなるそうですよ。

それならきっと、「ライダーでいてよかったなぁと」思わせてくれるような安心感の高い空間になるのではないかと思いますね。

「バイカーズパラダイス」今後は各地に広がる計画

先述のように「バイカーズパラダイス南箱根」は休眠施設となっていた元はドライブイン湯河原峠。

これを株式会社バイカーズパラダイスが事業再生を行う形でリフォームしたものです。

同社は今後、日本全国の休眠施設を中心にした事業再生プロジェクトを発足させて、日本のオートバイ文化を力強く盛り上げていく構想を持っています。

南箱根では広大な土地を活かしたバイクイベントなども行われていくのだと思いますが、さらに事業の発展が進めば、バイク専用の宿泊施設などもできるかもしれません。

とすれば、これはとても期待値高いですねぇ。

ここはひとつ、みんなで盛り上げていきましょう。

『バイカーズパラダイス南箱根』いよいよ8月オープン!

「バイカーズパラダイス南箱根」は十国峠近くにオープンする新しいライダー専用の憩いの場。

そのオープンは2019年8月6日(火)の13時です。

営業時間は平日の9:00~18:00、休日は7:00~18:00。
※冬季は~17:00となります。

なお、1台につき2・3輪には1日500円、4輪には1日2,000円のゲートコスト(施設運営協力費)がかかりますので予めご承知おきください。

ちょっと独り言

既にこの話題を伝えるWEBページというのはいくつかあるので、執筆前にそれらをいろいろと見てきました。

しかし、それを見ながらちょっと悲しい気持ちになったのは、それらのWEBページに多く寄せられるある種のコメント。

  • 「交通費はらってきてんのに、駐車場で金とんのかよ?」
  • 「我々ライダーにはそんな金はないんだよ」

という類のコメントが多いわけですが、

高度なサービスを極端に安く、あわよくばタダで使い捨てることに慣れ切っている人が多いということですかね?

まぁ、私も決してオカネモチではないので、そういう気持ちも分からなくはありません。

しかし、バイカーズパラダイス南箱根は、ありふれた空間では果たせなかった満足を満たすライダー専用のサービス。

富士の箱根にバイクを停めて、一日くつろいでも500円。

きっと、それ以上の満足がそこにはあるはずです。

「望む人がサービスを買う」

そんな基本的な概念もまた、バイカーズパラダイスが育もうとしている「オートバイ文化」の1つとして醸成されるべきことなのかもしれませんね。




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