ムルティストラーダ新車価格|V2・V4・Rally・Pikes Peakの違い

2026年8月21日現在、ドゥカティのムルティストラーダは、軽さと扱いやすさを重視するV2系と、170PSの余裕を持つV4系を中心に選べます。さらに長距離装備のGrand Tour、大容量タンクのRally、舗装路でのスポーツ性を高めたPikes Peak、最上級のRSがあります。

先に結論:街乗りや日本の峠で取り回しを優先するならV2/V2 S、高速道路・二人乗り・長距離の余裕を求めるならV4 Sが基準です。航続距離と未舗装路ならRally、舗装路での旋回性ならPikes Peak、価格より希少性と性能を重視するならRSを検討します。

ムルティストラーダの新車価格一覧

モデル 税込メーカー希望小売価格 主な性格
Multistrada V2 2,124,000円 軽量な標準V2
Multistrada V2 S 2,350,000円~ 電子制御サスペンションなどを追加
Multistrada V4 2,977,000円 V4系の標準仕様
Multistrada V4 S 3,657,000円~ 長距離装備と電子制御を充実
V4 S Grand Tour 3,722,500円 旅向け装備をまとめた仕様
V4 Rally 3,897,000円~ 30Lタンク・長いサスストローク
V4 Pikes Peak 4,527,000円 17インチ前輪・舗装路スポーツ
V4 RS 5,527,000円 180PSの最上級スポーツ仕様

価格はドゥカティ・ジャパン公式サイトの掲載額です。色や仕様により「~」となるモデルがあります。登録諸費用、税金、保険、納車整備、パニアなどの用品は別なので、最終判断は販売店の支払総額で行います。

V2とV4はどちらを選ぶ?

比較 V2/V2 S V4/V4 S
最高出力 115.6PS 170PS
燃料を除く重量 V2 199kg/V2 S 202kg V4 229kg/V4 S 231kg
向く用途 街、峠、ソロ、取り回し重視 高速、二人乗り、積載、長距離
注意点 V4ほどの余力や装備はない 価格、幅、重量、維持費が増える

V4の数字は魅力的ですが、使い切れる出力より、駐車場での押し引き、足着き、低速Uターン、よく走る道路を優先すべきです。スペック表の重量は燃料を除く値で、V4の22LタンクやRallyの30Lタンクを満たすと実際の取り回しはさらに重くなります。

V4各グレードの違い

V4:価格を抑えた基本モデル

1,158cc V4 Granturismo、170PS、22Lタンクという中核は共通です。上級電子装備をすべて求めず、V4エンジンの余裕を重視する人に向きます。

V4 S:迷ったときの長距離基準

電子制御のDucati Skyhook Suspension、最低プリロード機能、クイックシフター、クルーズコントロール、キーレス、6.5インチTFT、Ducati Connectなどを備えます。レーダーは仕様・パッケージを確認して選ぶ装備です。

Grand Tour:旅装備を最初からそろえる

グリップ/シートヒーター、ハンズフリー給油口、補助LED、タイヤ空気圧監視、前後レーダーなど、長距離向け装備をまとめた仕様です。後付け用品との差額だけでなく、純正保証と車体統合を含めて比べます。

Rally:航続距離と未舗装路

30Lタンクと長いサスペンションストロークを持ち、長距離や未舗装路を重視したモデルです。航続距離の安心と引き換えに、満タン時の重量、車体の大きさ、足着きを必ず実車で確認します。

Pikes Peak:舗装路のスポーツ性

17インチ前輪、片持ち式スイングアーム、Öhlinsサスペンション、Raceモードを採用。V4と同じ170PSでも、アドベンチャー走行より舗装路のコーナリングを重視します。Rallyの上位版ではなく、目的が異なるモデルです。

RS:180PSの特別な最上級車

180PS、燃料を除く重量225kgの高性能仕様です。価格差は最高出力だけで判断せず、装備、部品、タイヤ、保険、使用環境まで含めます。ツーリングの快適さだけが目的なら、V4 SやGrand Tourの方が用途に合う場合があります。

レーダーは自動運転ではない

ムルティストラーダV4 Sは、量産バイクとして早期に前後レーダーを導入し、アダプティブクルーズコントロール(ACC)とブラインドスポット検知(BSD)を採用しました。ただし、ライダーに代わって安全を保証する機能ではありません。

  • ACC作動中も前方、速度、車間を監視する
  • BSD表示がなくても目視とミラー確認を行う
  • 雨、汚れ、荷物、道路状況による制約を取扱説明書で確認する
  • 中古車は装備パッケージと警告表示、校正・修理履歴を確認する

「ムルティストラーダ820SP」という新車はある?

2026年8月時点のドゥカティ・ジャパン公式ラインアップに、Multistrada 820 SPという車名はありません。V2、V4、V4 Rally、V4 Pikes Peak、V4 RSなどと、過去の排気量・グレード名が混同された可能性があります。広告や中古在庫でこの表記を見た場合は、車検証の型式・排気量・初度登録、正式なモデル名を販売店へ確認してください。

維持費で知っておきたいV4の特徴

V4 Granturismoの公式メンテナンス間隔は、オイル交換が15,000kmまたは12か月、バルブクリアランス点検が60,000kmです。年間点検は24か月と案内されていますが、日本の法定点検や販売店の整備計画とは別に確認します。

長い点検間隔でも、タイヤ、チェーン、ブレーキ、バッテリー、油脂、電子サスペンションが安くなるわけではありません。年間走行距離を販売店へ伝え、初回車検までと3~5年の整備費概算を見積もってもらいます。

新車見積もりで確認する10項目

  1. 車両、登録、税、自賠責、納車整備を含む支払総額
  2. 色・年式・生産時期・国内正規車か
  3. 電子サス、レーダー、クイックシフターなどの実装装備
  4. パニア、トップケース、ヒーター、エンジンガードの適合と工賃
  5. 足着き、ローダウン、サイドスタンド角度、積載時の変化
  6. 任意保険、車両保険、盗難補償、ロードサービス
  7. 保証期間、メンテナンスパック、代車、最寄り店までの距離
  8. タイヤと消耗品の交換費、部品納期
  9. ローン金利を含む総支払額、残価設定の返却条件
  10. 現在のバイクの下取り額と、買取査定を分けた比較

中古V4を選ぶときの確認点

  • 正確な年式、グレード、装備パッケージ、国内正規車か
  • 冷間始動、警告灯、Ducati Connect、キー、TFT画面
  • レーダー、電子サス、クイックシフターの作動
  • 転倒痕、ホイール、フォーク、ハンドガード、パニアステー
  • 点検記録、ソフトウェア更新、リコール・サービスキャンペーン
  • タイヤ製造年、チェーン、ブレーキ、バッテリー、油脂
  • 純正部品、スペアキー、取扱説明書、保証継承条件
中古バイク選びの21項目
高額な電子制御車の現車・保証・契約を確認。
大型バイクの任意保険を比較
車両保険とロードサービスを同条件で比較。
バイク買取サービス比較
下取りと買取を混ぜずに現在の車両価値を確認。
バイク用スマートモニター比較
純正ナビと後付けCarPlay/Android Autoを比較。

広告を含みます:以下のAmazonリンクから購入されると、当サイトに紹介料が入る場合があります。

年式・グレード・純正パニア装着時の寸法、タンク形状、指定バッテリーの種類と電圧を確認してください。

公式情報

初出:2019年/2026年8月21日、開発車両のスパイショット短報を現行ラインアップの新車購入ガイドへ全面改稿。




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