ライダーのための救護法-タイトル2
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「ライダーのための救護法」6月もやります!

モーターサイクルナビゲーターをご覧の皆さま。

こんにちは、編集長の山本です。

さて、今回はイベントのお知らせ。

「ライダーのための救護法」という講習会についてお伝えします。

モーターイクルナビゲーターでは、今年(2019年)2月から、この講習会の告知のお手伝いをさせていただいているのですが、これは他では聞けない大切な講習会です。

二輪事故救護専門だからす凄い!

「ライダーのための救護法」は、バイクのレース団体MCFAJ(全日本モーターサイクルクラブ連盟)で長年オフィシャルの救護隊長を務められた、桑田幸二さんが主宰する講習会。


桑田幸二さん↑

桑田さんはこれまで様々なレースのクラッシュ現場に急行し、バイクで重篤な事故を起こしたライダーの救護を専門にされてきたライダー救護のエキスパートです。

現役を退かれた今は、転倒ライダーを見かけた時や、自分が一転倒した時に必要な措置を多くのライダーに知ってほしいと、月に一度ボランティアで講習会を開いておいでです。

この内容が特筆もの。

消防署や公民館などで行われる一般的な救護法講座とは異なり、

「ヘルメットを着けたまま倒れているライダーをどう扱うか?」

これを様々な事故状況やけがの程度に応じて、救急車到着までにどのような処置が必要なのかを学ぶことができます。

例えば、転倒者を見たら思わず「大丈夫ですか?!」と声をかけますよね。

当然声をかけられたライダーは、声のする方に振り向こうとするのですが…。

実は、転倒したてのライダーの場合、自分の頸椎損傷に気づいていない場合も少なくありません。

なので、もし声をかけるのであれば転倒者の顔が向いている方から声をかけないと危険な場合があるんです。

こうしたちょっとした知恵を仕入れておくだけでも違いますよね。

もちろん、止血の方法や頸椎損傷の疑いがある方の移動方法等、もっとハードな場面の対応も学ぶことができます。

6月のテーマは『骨折したらどうするか』

「骨折したら医者に行く」多分多くの人はそういった漠然としたイメージかもしれません。

ですが、その場で負った骨のためにとりあえず何ができるのか?

これを具体的にすぐイメージできる人は少ないでしょう。

「転ばぬ先の杖」とよく言いますが、桑田さんの講習は「転んじゃった先の知恵」。

是非、多くの方に興味を持っていただきたいと思います。

トータルな安全知識を持とう!

皆さんは、「0次安全」・「1次安全」・「2次安全」という言葉をお聞きになったことがありますか?

総合安全という考え方

これは「総合安全」と呼ばれ、自動車メーカーが車を設計する際、事故予防の指針として1~3次に体系化した考え方で、内容としては次のようになります。

1次安全=車両を操作する事で危険を回避する安全

2次安全=事故が発生した際に命を守る安全

3次安全=歩行者や2輪車など、相手に対する被害軽減を考えた安全

一般にはこの1~3次までを主とします。

これをバイクに当てはめると、例えば1次安全は私の師事する柏秀樹先生が開催されるようなセーフティーレッスン。

実際の場面に則した危険回避の方法をしっかりと学ぶことがそれに当たりますね。

そして、2次安全が今回ご紹介している「ライダーのための救護法」ということになります。

万一に備えて両方を知っておくことがバイクでは大切ですよね。

3次安全は、例えば歩行者と衝突しても被害者の損傷を和らげるために衝撃をいなすようなボディーを造るといったこと。

なので、バイクではまず1次2次の安全に備えることが、自ずと相手に対する被害軽減になってくるのではないかと思います。

では「0次安全」というのはどういうものでしょう?

クルマでは運転者の疲労低減や視界確保によって事故を防ぐ安全を言いますが、バイクで言う0次安全はズバリ、

「安全への興味を持って、具体的に行動しようとする意識」のことを言います。

まずは興味を持って「そこから先に何が必要か?」・「どうすればもっと良くなるのか?」を考えていかないと、1次も2次もありませんからね。

柏先生と桑田さんはお互いにまだご面識はないそうですが、ここにお会いするとお二人は共通して「生き残るための技術」という言葉を使われます。

「生き残って長くバイクを楽しむためにどうするか?」

とどのつまり、その為の興味と知恵、そして技術を備えるのがバイク乗りの総合安全なんですね。

「0次安全」=安全への興味、これがなければ始まらない

実は私もこれまで、セーフティーレッスンや救護法について公私にわたってお誘いするのですが、実に多くの人に「興味ない」の一言で片づけられてしまうのを悩んでいます。

もちろん、経済的なことや時間といった要因もあるのだと思いますが、何より必要を感じないと、興味がわかないというのは致し方ないところですね。

セーフティーレッスンや、救護法講座にお邪魔してお話を聞くと、実際に事故に遭われたり、お仲間を事故で亡くされたりした方が少なくありません。

残念ながらこうした講習の興味や必要というのはそうした悲しいことから生まれるのかもしれませんね。

その為なのか、いずれの講習も参加者の方の平均年齢が高めなのが気になります。

もちろん中高年も大歓迎ですが、できれば若い人にも、いや若い方にこそ、事故に遭う前に「0次安全」を意識して、トータルな安全を心がけて頂きたいもの。

実際にやってみると、1次2次と興味を深めて学んでいくことはとても創造的な作業で、とても楽しいことなのがお分かりいただけると思います。

6月の講習日程

ご案内しています「ライダーのための救護法」。

6月の開催日程は以下の通りです。

日時;令和元年 6月29日(土)

第一部 「転倒ライダーに遭遇したら!」
13:00~13:45

第二部 「ライダーの骨折、脱臼、捻挫」
14:30~15:15

場所;神奈川県相模原市鳥屋1674番地
   「鳥屋ふれあいの館(いえ)」

いずれも入場無料、自由入場で自由退場となっています。

お時間のある方はぜひ、お越しください。

また、お知り合いでお若いバイク乗りの方がいらしたら、ぜひぜひお誘いくださるとありがたいですね。

今回は特にその辺をよろしくお願いいたします。




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