ホンダ 新型CBR1000RRのカウリングデザインが明らかに!
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ついに来ました!
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まず最初にパテント(特許)の話をします。

われわれ日本人(もちろん日本人ではない人も当サイトをご覧いただいておりますが)は特許という観点で大変恵まれています。

それはなぜか?

タイムリーに日本のメーカーが本気で考えたアイディアすなわち特許を、日本語でむさぼり読むことができます。

海外のサイトでは特許情報を基に新車の予測を行うことが多いのですが、日本ではあまりそのようなサイトはありません。
※筆者が感じる一番上手に特許情報がまとまっているサイトは”個人的バイクまとめ”さんだと思います。

特許は限られた人のみが見れる情報ではありません。

読者の皆様にモーターサイクルナビゲーターがどこで特許情報をつかんでいるかお伝えします。

ずばり、特許庁が作成した「特許情報プラットフォーム J-PlatPat」です。

是非みなさんもこちらのサイトから特許情報を確認してみてください。

そんな特許の公知件数が多かった本日9/5。

一番衝撃的だったのが、、、

新型CBR1000RRのカウリングデザインに関する特許!

早速、特許を見てみましょう。

お、数字だらけだけど、図にすると何を言いたいのか分かります!

特許の冒頭の要約部分を見てみましょう。

【要約】
【課題】ヘッドパイプと、ヘッドパイプから後方に延びるフレームと、フレームの少なくとも一部を側方から覆うサイドカバーと、を備えた鞍乗り型車両において、既存部品を活用しつつ、ダウンフォースの確保と空気抵抗の抑制を両立させ、且つ、デザイン性が確保された鞍乗り型車両を提供する。
【解決手段】ヘッドパイプ14と、ヘッドパイプ14から後方に延びるフレーム15と、フレーム15を左右から覆うサイドカバー52とを備えた鞍乗り型車両において、サイドカバー52はインナーカバー60と、インナーカバー60を外から覆うアウターカバー66とを有し、インナーカバー60とアウターカバー66により導風路67を形成し、可動の空気流路変更装置80、81は、導風路67の内部に、インナーカバー60とアウターカバー66の間に設けられる。

何言ってるか分からん。。。と思います。

特許は企業にとっては技術的な守りになりますので、このように複雑な表現にし、守備範囲を広げているわけです。

かなり砕いて簡潔にすると、

【課題】サイドカウルのあるバイクにおいて、サイドカウルを使って、(背反性能の)ダウンフォースと空気抵抗を両立させながらカッコイイデザインにする。

【解決手段】サイドカウルとアンダーカウルで、可動式の空気流路変更装置(空力デバイス)に空気を導く。

ということになります。

ここまでまとめると、可動式の空気流路変更装置が特別なものであることが分かりますよね。

サイドビューを見てみましょう。

ばっちりサイドカウルに空力デバイスが搭載されていることが分かりますね。

この空力デバイスがただものじゃない!

まず空力デバイスの詳細がどのようなものかと言うと、

こんなウイングです。

何がすごいのか?

・ECUでダウンフォースが必要か否か判断し制御する。

・ワイヤーと、ワイヤーを引っ張るモーター、リターンスプリングでウイングを可動させる

がすごいところ。

赤枠で囲っているようにリターンスプリングとワイヤーの引き込みでウイングを動かしています。

MOTO GPマシンから生まれたウイングレットですが、レギュレーションで可動させることは禁止です。

そうなると空力デバイスとしては、MOTO GPマシン以上のレベルの市販車ということになりますね。

これは本当に正式公開が楽しみです!

その他、CBR1000RR情報多数!

2020年 新型CBR1000RRの情報達。

Honda V4のスーパースポーツRVFも楽しみ。

CBRはスーパースポーツの先駆け。昔からずっと注目されてきました。
これらは前のモデル。




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